久しぶりの陸自中音のコンサート。
Halのお守りを夫に頼んで、
都内在住の長男に声をかけて聴きに行って参りました。
プログラムを見ると、
選曲に統一感はありませんが、
一部のラストの
《パガニーニの主題による幻想変奏曲》
二部のラスト
交響曲第五番《フェニックス》は
本領発揮と言ったところでしょうか、
聴きごたえある演奏でした。
ここからは、
演奏云々というより
お客さんのリアクションがあまりにも面白かったので、リポートをば…(^_^;)
葛飾という土地柄なのでしょうか、
およそクラシック音楽とは縁のなさそうなお客さんも多くて、(汗)
お隣の席のオバ様やオジサンは、
自衛隊音楽隊の演奏をLIVEで見るのが初めての様子。
オープニングで隊員が入場する時から
「アラぁ!カッコいい ‼︎」
と言って手を叩き、
トスカのアリアを歌う女性隊員に
「アラぁ、キレイ!」
極め付けは、
第2部でコンダクターの隊長が入場したとたんに、
「わぁ!ステキ‼︎ やっぱり他の人と違うのね、燕尾服だわ‼︎」
と言いながらプログラムの写真と見比べて
「写真の方が若く見えるわね」
と…ひとこと。
要するに、
オバ様方にとっては自衛隊音楽隊も、
ご贔屓の演歌歌手のコンサートもおんなじスタンスなのでしょうね。
今回はH隊長の地元とあって、お客さんの反応もよく、
それに気を良くした隊長さん、
アンコールの前に、
例のごとくマイクを握りファンサービスタイム。
「特別サービスで写真撮影OKにします!」
とのことで、
撮らせてもらいました。
アンコールの東京オリンピックの行進曲が終わった途端に、
息子の隣に座っていたオジサン
感極まった声で
「ブラボー‼︎」
と叫んでいましたっけ…。
お客さんも大喜びのコンサートでございました。
出演者の皆さま、お疲れさまでした!
しみずゆみ