《温室ガスゼロを目指す》という菅総理の所信表明演説を聞きながら、
30年後の日本は、どうなっているのだろうと考えた。
ネットで《2050年》と検索すると
内閣府のHPでは
《サイバネティック・アバター生活》の実現という
とんでもなく壮大な夢を語る“ムーンショット”が描かれているけれど、
民間の調査研究機関の場合は、
もっと現実的で悲観的な未来予測が目立つ。
未来のビジョンが描けなくなるほど
若者が夢を持てなくなるのは困るが
夢ばかり語るのもどうかと思う。
総理のプランのような
カーボンリサイクルを進めて温室ガスゼロにするのは大賛成だけれど、
とかく壮大なプランは現実味に欠ける。
ましてや、
日々鈍化している私の脳ミソでは、
SDGsも、実際のところよくわからない。
(ー ー;)
それより、
30年後というキーワードを聞くと、
確率70%で起こると言われる首都直下地震が気になる。
HAKUHODO生活総研の
《未来年表》というWebサイトにも
首都直下地震での被害予想が記されているが、
経済縮小が予想される30年後の日本にとって、
より深刻な問題ではないかと思う。
《未来年表》には、
自分の年齢を入れると、
来年以降の未来に起きるであろう事柄が記されている。
経済、医療、社会などジャンルによって様々な予測が記されているけれど、
進歩ばかりではなく、ネガティブな内容も多い。
社会面では、
《年金の積立金枯渇》
医療分野でも、
《日本の医療介護分野の労働力不足が、455万人》
…とある。
長生きも考えものだ。
早めに「延命治療は無用」の遺言を書いておこう。
ところで、
行方不明だった警察犬のクレバ号くん、
ニュースでは、
《リードが木に巻きついて動けなくなっていたところを発見》
とあったが、
熊に襲われる可能性もあったと思うとゾッとする。
見つかって本当によかった…。