眼の不調でスマホやPCはもちろん、
長時間、本を読むことも難しくなった…
とは言え、
活字に触れないと思考が停止するし、言葉もすぐに出てこなくなる。
そんなわけで、
ここ数日は短編小説を読んでいる。
小難しくなく楽に読める…
そんな短編がいい。
今読んでいるのは、重松清の
《サンタ・エクスプレス季節風-冬》だ。
重松清の小説は妙に懐かしい…
堤真一主演でドラマ化された《とんび》は広島弁だったが、
重松氏の出身地が私の郷里に近いせいもあって
小説に出てくる言葉が私の田舎の方言と似ている。
ついでに言うと世代も近いせいか、
小説に出てくる音楽や流行り物、思考にも共感できる事柄が多い。
そんな昭和のヒット曲の題名をテーマにしたのが先週読み終わった《あの歌がきこえる》という短編。
毎日、一作ずつ読んで気分よく眠る…
そう決めていたが、
読んでいるうちに高校時代を思い出した。
40代半ばの父母の顔も浮かんでくる…。
泣けた…
寝る前に、良い涙を流すと気分良く眠れるらしい…
何より、やっぱり昭和のヒット曲は懐かしい。
そんな話を夫にすると、
案の定、学生時代にバンドで歌っていた頃の思い出話を始めた。
もう何度も聞かされた話だが、
酔っ払った勢いで喋り始めると止まらなくなるのは、いつもの事。
そして、最後には
「オレの曲を聞かせてくれ」
と言い始める。
最近はリンクしてあるFacebookも滅多に見ないらしく
YouTubeの、どのサイトに自分の曲がアップされているのかも知らないらしい…。
Halの動画に紛れて、探せないと言うので
再生リストのページを編集して
夫のオリジナル曲だけをまとめる事にした。
しかし…
改めて並べてみると、
一貫性がないと言うか、まるでバラバラと言うか、
なので《種々雑多》というサブタイトルを付けてみた。
怒るかな?
(ー ー;)
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