声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

懐かしの歌をうたう下田音楽會

2023-09-17 07:33:00 | 音楽
コロナ禍で中止になっていた下田市での音楽会が4年ぶりに開催されることになり、

昨日は《歌合せ》に朝霞駐屯地近くの練習会場まで行ってきた。

自衛隊・警察庁・消防庁の音楽隊OBで構成する《楽悠》の方々とご一緒するのは、

一昨年の定期演奏会に歌手として出演して以来なので2年ぶりだ。

1時間前に会場入りすると、
既に何人かの楽員がロビーで雑談中だった。

まだ3階のホールは開いてないようだ。
数少ないロビーのベンチにも空きはない。

(仕方ない、しばらく立って待つか…)と思っていたら、

「ここ、座って!」
と、
いきなり長身の楽員の方が声をかけてくれた。

最初は遠慮していたが、
せっかく空けてもらったのに座らないのも悪い…

「では、お言葉に甘えて…この時間にお昼ご飯を食べます」

と言うと、

「ステーキ弁当だろう⁈」

と誰かが笑いながら言う。

「いやいや、粗食の極みでして」
と言いつつ、

リュックサックの中から、梅干しを入れて海苔で包んだだけのオニギリ1個とお茶を取り出してほうばる。

諸先輩方のパワフルなブラスバンドをバックに歌うのは、
尋常ではないカロリーを消耗する。

エネルギーチャージは必須なのだ。




2年ぶりの歌の仕事である。

プログラムは主催者からのオーダーで決まるようで、

今回、私にきたオーダー曲は、

ゴンドラの唄
純情二重奏
夢淡き東京
青春のパラダイス

の4曲がソロ、

それに加えて
元中央音楽隊幹部のF氏とのデュエットで、

旅の夜風

下田市の地元歌手の方や出演者全員で歌う曲などを合わせると、全部で10曲はある。


このうち、初めてソロで歌う2曲
《夢淡き東京》は藤山一郎さん、
《青春のパラダイス》は岡晴夫さんの歌だ。

《夢淡き東京》は、
作詞サトウハチロー、作曲は古関裕而、

さすがの名曲だが、
音の高低差が大きくて、コレをさりげなく歌うのは難しい。

つい頑張りすぎてしまうのだ。(−_−;)

淡々とさりげなく歌われている藤山一郎さんの歌唱力に、つくづく感嘆する。


もう1つの《青春のパラダイス》だが、
音域的には低い…特に歌い出しが私には低すぎるほどだ。

しかもノンブレスで歌わなければならない箇所が多く、
男性コーラスグループのボニージャックスが歌っているのをyoutubeで聞いてみたが、

8小節を軽々とノンブレスで歌いきるのは、
私には至難の業である。

《歌合せ》だけで、500kcalは消耗したような気がする…


10月8日の本番まで、あと僅か。

しっかりと体調と声を整えて臨みたい。














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