声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

パラサイト半地下の家族

2021-01-19 04:59:00 | 映画・ドラマ・読書

TV放映を録画していたのを
ようやく先週末になってから観た。


映画公開時に関西在住の友人が

『面白かったよ、観てみて!』

とFacebookに書き込んでいたが、

ファンタジー映画を好んで観る私のような人間には、
この手の映画を観るには勇気がいる。

《万引き家族》なども同じだったが、
映画の世界観に入り込んでしまいやすい単純な性格だけに、

不快感や、喪失感などのネガティヴな感情を拾いやすく、

それが何時間も尾を引くのだ。

特に残酷なシーンがある映画の場合、

よほど気分がいい時や、
体調が万全でないと観る気にならない。


案の定、
《半地下の家族》では、

その晩、悪夢をみた…。
(ー ー;)

ただ、
この映画が、米アカデミー賞をはじめ、数々の賞を総なめにするほどの社会性の強い作品である事は、よくわかった。

水害後に避難先で話した貧しい父親の言葉も印象に残っている。

《計画というのは無計画だ。計画があるから予定外のことが起こる。計画しなければ予定外のこともない》

という、セリフだ。

国民性というのもあるのだろうか…。


日韓の関係は、今また悪化している。

慰安婦問題も徴用工訴訟問題も拗れている。

これらの問題も、

結局は、映画のセリフのような
“無計画性”が端を発しているように思えてならない。

国際法など通じないと突っぱねるのは、
《計画というのは無計画だ》
と言い放つのと同じではないのか?

富裕層から施しを受けるのは当たり前?

悪気がなくても生きて行くためには
人を騙す、殺める…

その行為に罪悪感はないのか?

儒教の思考が影響しているのだろうか?

文化の違いを強く感じた映画だった。

(ー ー;)











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