R354 小貝川 一言主神社

.........みなさま、関東地方はきのう、すばらしい秋の空でした。ケムトレイルの雲ではない　ほんとうの雲　汚されていない　青い青い空。

　　　　　わたしたちは千葉の香取神宮をめざして出発しました。地震を抑えている要石が見たかったし、香取神宮のことはなにかと耳にしていたからです。Ｒ354を千葉に向かって進みます。途中　利根川の土手にのぼりました。　全天360度がわたしたちのうえにあります。山々がとおく地平線を縁取っています。風に吹かれながら　シャトレーゼで買ってきたアイスクリームを食べる至福.....青い青いそら......娘が影送りをしようよ　というので　三人手をつなぎ　じっと自分たちの影　を見つめ　30数えました。それから　そらを見あげると　青いそらに　三人のしろい影が見えた！！　じつは　成功したのははじめてでした。そらにうつるのは黒い影....と思っていたので.....


　　　　　あちこちのコンビニに立ち寄り......というのも娘がプロ野球カードを集めているからなのですが.....それから”ゆたか”というお蕎麦やさんで昼食をとることにしました。このお店のおじいさんがいい味でした。邪気の片鱗もないやはらかいやさしい純朴なおかお、なにくれと客を気遣うそのようす、長年の蕎麦打ちでまるくなった背中.....ほのぼのしました。おじいさん、いつまでもお達者でね......おそばは手打ち　固めで　お下地もほどよく　美味しかった、そしてお安かったです。

　　　　　途中　残り時間を考えて、小貝川の手前で香取神宮に行くことをあきらめました。わたしは小貝川がなぜか好きです、瀬織津姫神は　川の神さまですが、この川をおとずれるたび　姫神のことを思います。岸辺はすすきの銀色の波.....草を刈ったあとの斜面にシートや枕をならべ　わたしたちは風とそらのふところにいました。それから　すこし歩きました。シーズーのケヴィンがとことこ　後になり　さきになりしてついてきます。

　　　　　風のなかで　きのう　できたつつじの娘のあたらしいバージョンを語りました。ほうすけを語りました。．．．．．．風が冷たくなったので岸辺をあとに帰途につきました。

　　　　　夕暮れになって一言主神社の参道にたどりつきました。裏門から入ると境内にはひとっこひとりいませんでした。御手洗で手と口を清め　あらためて鳥居をくぐります。ご神前でわたしはぎょっとしました。こちらの神さまの御神威..はなんて強い！！　これほどのパワーは出雲の旅以来です。クラクラしました。頭の芯がしびれました。ご神前にある祝詞の一部を奏上し、神さまの弥栄と　国の鎮守　そしておつかいいただけるようことたまにしてお祈りさせていただきました。

　　　　　摂社　末社　すべてにおまいりしたところ　香取社もあって　あぁこんなかたちでご参拝できた....と感謝しました。そのしまいのご本殿のうらにご神木があり.....ご神木のパワーが半端でなく　左手の指の先までしびれました。ご神木に手をふれることができませんでした。....それでも交流はなされ、わたしは泣いてしまいました。　このようにひっそりとお力のつよい神さまがいらっしゃる......それを知ったことがとてもありがたく　こうして　ふとえにしをふたたび結ばせていただいてただただうれしかったです。

　　　　　帰り　また逆走　....どうしてこうなるのか.....利根川を二度わたり　ようよう我が家に戻りました。写真　リンクなど　あとでＵＰ　これから秩父行きです.....それでは　よい休日を　みなさまお過ごしください......