遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



   わたしは40年来のフィギュアスケートファンで浅田真央さんの大ファンなのですが、今年のグランプリシリーズ・フランス大会は見ませんでした。結果は最初からわかっていたからです。キム・ヨナさん優勝。ストーリーはできあがっていたも同然でした。


      飛ぶ真央さん    両手をあげるのはとてもむつかしい



   グランプリシリーズ、すでに昨年から画策ははじまっていたのですが、韓国戦で真央さんは勇気と実力で奇跡的に優勝しました。そして放映されませんでしたが(日本人の国民感情を考慮したのか、それともその先の日韓関係を考慮したのか......)、表彰台、観客のブーイングのなかでひとり君が代を歌っていたのです。

   その後、キム・ヨナさん自身の口から「練習のとき日本選手に妨害された」という発言があり、(フィルムを見ると、キム・ヨナさんがひとりだけ逆走している)浅田真央さんはちいさくなって練習していました。そして世界選手権..........キム・ヨナさんの得点はあのプルシェンコ.....トリプルアクセルが二回飛べて、四回転も飛べる........プルシェンコに匹敵する、凌駕するような点数でした。たしかにキム・ヨナさんは一流の選手ですが、加点が大きすぎました。


   日の丸飛行隊と謳われた日本のスキージャンプ競技が、一時低迷したのを覚えていますか。日本選手の飛び方の特徴をつかみ、点数を低くするルール改正が行われたのです。そういうことはスポーツではよくあること........なぜなら、スポーツはお金につながるし、極めて政治的なものなのです。次元の低い為政者はスポーツによって国民の不満のガス抜きを図るし、国民もそれに乗ってしまいます。ローマ時代....群集にパンとサーカス(コロセウムの見世物)を与えたころからたいして変わっていないのですね。

   政治的といえば、.....国連でも大金を出しているわりに、日本人は地位についていません。(実際、国民がこんなに貧乏になったのに、どうして拠出しなくてはならないのでしょう....)競技団体の中枢を抑えるという意味でも日本は政治的でなく........ちなみに国際スケート連盟の副会長は韓国のひとです。そんなわけで浅田真央さんをターゲットにしたというか、一部の選手たちに有利になる、ルール変更が為されたのです。

   浅田真央選手のコーチ、タラソワさんがトリプルアクセルを二回飛ぶというプログラムにしたのは、勝つためにそれしかない.....キム・ヨナさんはトリプルアクセルを飛べませんし、高難度のトリプルアクセルを二回飛べるのは女子では史上真央さんだけです.......という判断もあったのでしょう。...しかし、それが浅田真央さんをしばってしまいました。練習ではらくらく飛べるのに、プレッシャーのためかロシア大会でも飛ぶことができなかった、ダブルアクセルを二回続けて飛んだ減点、時間をオーバーした減点で五位......自己最低点に真央さんは控え室に入るなり崩おれるように泣いたそうです。


       練習する真央さん

   真央ちゃん 泣かないで......ほんとうのフィギュアスケートのファンはあなたがどんな高難度のプログラムに挑んでいるか知っています。らくらく滑っているように見えるけれど、女子シングル史上 あなたほどのスキルを持った選手はいない。......けれども、わたしたちがあなたを好きなのは勝てるからではなく、スキルがあるからでもない。.......不可能にむかってゆくひたむきな視線、ひたすらな努力によるのです。

   そして、あなたが決して悪口を言ったり、ひとを陥れようとしたり、ジャッジに不平をいわない、それを知っているからです。若いひとだけではない、日本のおおくのおばさんたちはあなたのファンです。たとえマスコミを支配するデンツウさんが 毎日や朝日 テレビや新聞をつかって画策しようと........。ときどき、見ているのが辛くなるけれど真央さん、わたしはあなたを見つめ続けます。汚れないでそこに立っているのはどんなに至難なことだろうと思いながら、祈る想いで........。立ち上がって、真央さん.....あなたのスケートからは音楽が聴こえる、ストーリーが見える......あなたの魂がそこに輝いている。


   
キム・ヨナさん写真・毎日ニュースは→コチラ      

参考ブログは→コチラ 


 

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