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音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

中山観音でホームコンサート

2021-07-10 17:33:58 | コンサート
今日は中山観音近くのお宅でクローズドのホームコンサートでした。
以前、私と川原さんの演奏を聞いて、呼んで下さったのです。

ギターの川原さんと中山観音駅で待ち合わせ。
5分ほど歩いて、お宅に到着。


ご夫妻がお出迎え。

ピアノは奥様のYAMAHA。
古いですが、象牙の鍵盤で、調律もされていて柔らかい優しい音がしました。

お茶を頂いて、リハーサル。
2時から20分ほどの演奏。
近所から、遠くからお友達を招かれて

ピアソラのアヴェマリア
モーツァルトのトルコ行進曲
ディア ハンターのカヴァティーナ
モンティのチャルダッシュ
アンコールは椰子の実

川原さんのギターもぴったりついてくれて、楽しかった。

また、聞かせて下さいね。と温かいお言葉も頂いて幸せ!

終演後、お茶を頂きながらお話しも楽しかったです。
コロナ下で本当にありがたいです。

帰り道、駅の階段上につばめの巣を見つけました。
大きくなってきてギチギチ💦👍


夏が、歌うコンサート

2021-07-05 21:42:42 | コンサート
昨日は実はコンサートのハシゴ。
阪神モダニズムの会という
音楽の愛好家の方たちのお誘いでJR芦屋駅の近くの

「音楽を心から愛する人々の会員制サロン」
「CLASSICA」クラシカで

ソプラノの伊藤碧さん、テノールの藤田俊介さん
ピアノ佐藤光晴さんによる

「夏が、うたう」コンサートを聴きに行きました。


丸テーブルにドリンクバーがあり、ゆったりとした客席。
ピアノはスタンウェイ。
木製の舞台は温かみがあり、音響も悪くない。

小さなサロンながら、天井が高く、反響板にプロジェクターで文字を写し、オペラの歌詞の意味をわかってもらいながら歌えるのもよかったです。

温かい雰囲気で若い演奏家ものびのびと歌っておられました。
愛の妙薬の人知れぬ涙は切ない恋の思いを歌い上げられました。

ジャンニ スキッキの私のお父さんは、伸びやかな高音が美しく、さすがでした。

若手作曲家の大久夏織さん作品も取り上げられていてこれもいい曲でした。

中でも私は
ポカホンタスの風の絵の具は、歌もよかったし、歌詞が心に突き刺さりました。

Color of the wind
風の色


You think you own whatever land you land on;
あなたたちが上陸した陸地は、自分たちのものだとあなたは思っている
♪あなたが踏むこの大地を

the earth is just a dead thing you can claim;
地球は自分たちの所有物で、もう死んでいるものだと思っているでしょう
♪よく見てごらんなさい

but I know every rock and tree and creature
でも、わたしは知ってる
すべての石、木、そして生き物に
♪岩も木もみんな生きて

has a life, has a spirit, has a name.
命があって、心があって、名前があるということを
♪心も名前もあるわ



You think the only people who are people are the people
あなたは、こういった人達だけを人間だと思ってるんでしょ
♪あなたが知らない世界

who look and think like you,
自分と同じ肌の色で、自分と同じように考える人達だけを
♪知ろうとしてないだけ

but if you walk the footsteps of a stranger
でも、見知らぬものの足跡を辿ってみれば
♪見知らぬ心の扉

You'll learn things you never knew you never knew.
決して知るはずのなかったことを あなたは学べるのよ、あなたが知らなかったことを
♪開けてのぞいて欲しいの

Have you ever heard the wolf cry to the blue corn moon,
狼が満月に向かって遠吠えするのを あなたは聞いたことがある?
♪青い月に吠える狼と


生誕100年命日に送るピアソラナイト‼️

2021-07-04 20:24:21 | コンサート
今日はピアソラの命日。
生誕100年記念 命日に送る
ピアソラ ナイト‼️
フェニックスホールに行って来ました。

フルート野津臣貴博さん、ギター亀井貴幸さんによる
「タンゴの歴史」
4楽章全てを演奏すると、1900年から始まったタンゴの歴史がわかってしまう…?おもしろい曲です。

酒場で演奏され、ソフトで哀愁あるカフェへ舞台は移り、1960年代はナイトクラブで踊り、現代はスクリャービンの影響を受けた無調性タンゴの全盛。

サクソフォンの辻本剛志さん、ピアノの初瀬川未雪さんでオブリビオン(忘却)
ル グラン タンゴ
サクソフォンがバンドネオンのようです。
泣きのオブリビオンと情熱の大曲。
ピアノ連弾は藤渓優子さんと熊谷啓子さん。
デカリシモ
ブエノスアイレスの冬
迫力の連弾。

ヴァイオリン木村直子さん、根来潤子さん、ヴィオラ白木原有子さん、チェロ木村政雄さん、ピアノ南木優子さんによる
「天使の組曲」
全曲演奏されることの少ない曲です。
ピアソラの斬新なヴァイオリンの使い方が堪能できます。

ヴァイオリン八幡順さん、チェロ大町剛さん、ピアノ宮崎剛さんで
ブエノスアイレス午前零時
アディオス ノニーノ
レのミロンガ
ブエノスアイレスの夏

このコンサートの特徴はそれぞれの奏者が演奏し終わった後、リベルタンゴを演奏すること。

それぞれの楽器でそれぞれのアレンジで演奏されるリベルタンゴは本当におもしろかった‼️

また、聴きたいです。


庭の収穫と演奏予定

2021-06-29 22:23:30 | コンサート
今朝うちで育てているオクラを収穫しました。
数年前は大きく育つのを待ちすぎて筋だらけになったのを思い出して、早めに収穫しました。

もう1つはお茄子。
今年初めて。
いつも剪定するのが遅すぎるラベンダーも。


収穫していると時間を忘れて。
しまった❗
今日は母を病院に連れて行く日でした。大丈夫、1:00には間に合う。
実家に着くと
「12:40には着かないと!」とご立腹。いや、聞いてないし。
仕方なく高速に乗って、

間に合いました。
MTを撮って、心電図エコー

心電図は予約時間より早くとってくれて
診察の3時半まで一時間あるので病院でランチ。

診察は年なりの脳梗塞。
首の血管が細くなっているけれど、手術するほどでは無いそうです。

血液さらさらにする薬はもう心臓の方で飲んでいるので、薬も出ずに帰ってきました。

とりあえずほっとしました。

昨日二回目のワクチンも打てて、手は一晩中、痛かったけれど熱も出ず元気そう。

デルタ株はワクチン打っても効かないかもしれないの、安心し過ぎないよう、念押しして送り届けました。

シューベルト、マティエガのフルート、ヴィオラ、チェロ、ギターのための四重奏。
8月に演奏できそうです。

7月11日にはピアソラとモンティ。

7月23日 プホールのブエノスアイレス組曲

8月23日はシューベルトの四重奏

今度こそ、演奏できますように。

夜、収穫物を実食。
オクラは筋だらけ
お茄子は中に少し虫食い。無理矢理炒めて食べたけど、皮が固め、実は詰まってしっかりしていたけれど、少し苦味がありました。
残念…。

円錐管ベーム式フルート四重奏

2021-06-27 18:45:56 | コンサート
今日は橋を渡って、


ポートライナーに乗って

海の上を行って

ポートアイランド

オルフェオで


1832年式円錐ベーム式フルートによる四重奏
The conical quartet
井上登紀 榎田雅祥 富久田治彦 満丸彬人

円錐フルートというのは、今の金属のベーム式が出てくる前、ルネッサンスのワン キーフルートの後のフルートのことで、指使いは今のフルートと同じですが、木製で、本体の筒が今のフルートのように真っ直ぐではなく、少し足部管に向かって細くなっています。
この向かって左の方がワンキーフルートでこれも細くなっていますが指使いが複雑で、音程も少し不安定な音があります。
先に金がついていて、杖の代わりに使って、散歩先で吹くのが流行っていたそうです。



今日の奏者の皆さんの円錐ベーム式フルート。

ドヴィエンヌはパリ音楽院、初代フルート課の教授でした。

スッスマンはフルートの教則本を残しました。
この四重奏は超絶にテクニカルで難しいです。

ライヒャはベートーベンと同じ年に生まれ、同じ楽団でフルートとヴィオラパートをそれぞれ受け持っていたそうです。
ところが、二人が24歳の頃、楽団は解散。
二人ともそれぞれに音楽で生きる道を探らなくてはなりませんでした。
そのせいか、この曲はテクニカルではなく、それでいて美しいメロディとそれぞれの見せ場がある合奏の楽しさに満ちています。
誰もが一度は吹いてみたい曲になっています。

フェルステノーは音楽の花束という有名な教則本を残しました。
この四重奏は最後の楽章がハイドンの作曲したオーストリア国歌のヴァリエーションになっています。
これが本当に美しい❗


これは富久田先生の円錐管。
足部管が小さいけれど、Bまで出るのでベートーベンまでなら十分吹けますと言っておられました。

円錐ベーム式フルートの時代は短かったけれど、金属のフルートでは出せない微妙なニュアンスが出せ、ルネッサンスフルートではできない音程の良さ、指回りの良さで。

なぜ、失くなったのかというとそういう柔らかく繊細な音が求められなくなってしまった。

しかしこういう時代だからこそ、生音で微妙で繊細な音に魅せられ癒される人も多いのでは?
と言う気がしました。









増井一友追悼コンサート

2021-06-26 18:04:24 | コンサート
今日は夙川ギターアンサンブルで、ギターの増井一友先生の追悼コンサートでした。



西宮練習会でいつもお世話になっているメンバーが5人も出演しています。

ギターの古橋さん、渡邊さん、高井さん、三浦さん、本庄さん。

増井先生と懇意にされていた池上敏先生が多くの楽曲をこのコンサートのために作曲されていました。


ギターデュオで追悼曲「カノン エレジアーコ」
個人への想いが伝わって来る曲でした。

ギター合奏でKazutomo による小品集
昨年11月の初演のバッハの甘き死よきたれとグレゴリオ聖歌の楽園にてを編曲したものに加えて変奏つきのサラバンドを加えたもの。

地の底から響くバスギターの音が誰もがいつかは迎える死とそしてその中にも希望を感じさせられました。


スペシャルゲストの西垣昌信氏によるドビュッシーの墓とファリャの火祭りの踊り。
ドビュッシーは増井先生の1900年代初頭に作られたギターで演奏されました。
音量ではないと言うことが歴然とする名演でした。
ファリャは西垣先生のギター。こちらは150年前のギターで、これはもうどうやっているのだろう?というギターの表現を越えた原始の力を感じさせる演奏でした。


フルートの田畑裕美さんを加えて、池上先生作曲によるKazutomoによる2つの無言歌。この世とも思えない美しさでした。

2つの無言歌第5集
これは田畑さんのお母様より増井先生とのデュオをと頼まれていたのを構想を考えているうちに亡くなられたそうです。
慚愧に堪えないと池上先生は書いておられました。

増井先生と懇意だったイギリスホートン氏のトワンゴロジー

フランス、ピリス氏の放浪者

ギャグノー氏の映画都市 可愛いミューズの踊り

増井先生の広い交友関係と温かいお人柄が忍ばれるコンサートでした。
ご冥福をお祈り致します。











チャルダッシュとシャコンヌ

2021-06-19 21:28:20 | コンサート
うちのアプリコット フレグラント。
きれいでしょ?

今日も雨でした。

夕方、買い物に出たら

墨絵のような空から

雲の下から夕焼け

街が燃えているみたい。
明日は晴れそうです。

モンティのチャルダッシュとヴァイスのシャコンヌの動画です。

パウエルの14Kにグラナディラ(アフリカンブラックウッド)の頭部管を着けて演奏しています。

金属の頭部管に比べて音量が少ないですが、柔らかい音が出ていると言ってくれましたがいかがでしょうか?
無観客コンサートになったので平服で演奏しています。
聴いて頂ければうれしいです。






ヴェニスのゴンドラの歌

2021-06-15 22:39:04 | コンサート
植えて無いのに生えてきた紫式部。
Japanese beautyberry という英名が素敵ですが、実は食べられません。

蕾もかわいい。

鳥が運んで来たのかなぁ?
ブルーベリーの鉢を占領しつつあります。

今日も母のおつかい。
父の入院証明書の申請を病院に行き、NTTの手続き…まだ父の名義です。電話が通じないと言うのです。

電話してみたら、音声案内の電話番号聞き間違っていました。
あっていても電話は混み合っていて、なかなか通じません。20分ほど繋がるまで待ちました。
その後病院に行って、電気屋さんで血圧計とマッサージャーを買いに行って、食材を買って書き込みノートをダイソーで買って…任務完了。

元気なのでいいですが。

Tさんが、メンデルスゾーンの無言歌集 ヴェニスのゴンドラの歌の演奏を送ってくれました。
ギターは本庄定雄さん、フルート久米素子
無観客なので平服で演奏しています。ごめんなさい。
これはパウエル14K で演奏しています。






西宮ギター練習会 夙川公民館ホール

2021-05-29 23:27:02 | コンサート
今日は西宮ギター練習会のコンサート、転じて無観客ホール練習会本番です。

夙川公民館ホール。

スマホ忘れました。
写真無し。
録画無し。

Tさんが録画してくれたので、またそのうち送ってくれるでしょう。

ギターの本庄定雄さんとフルート久米で

モンティのチャルダッシュ
ヴァイスのシャコンヌ
メンデルスゾーンのヴェニスのゴンドラの歌

開演前に合わせてみました。
ヴァイスとモンティは3月に一度合わせましたが、コロナで延期になって以来、合わせてません。
メンデルスゾーンは一週間前に決まったので、今日初めまして。

焦り気味の私に「大丈夫、大丈夫。」と余裕の笑顔の本庄さん。

シャコンヌとチャルダッシュは木管の頭部管で演奏してみました。

シャコンヌは木管の柔らかくて素朴な音がぴったりだと評判になりました。

モンティもよかったですが、ホールでもう少し音の広がりが欲しい感じがしました。

メンデルスゾーンは、金属にして吹いてみました。

ホールの隅々まで響いて、やっぱり音量がすごいです。

部屋で吹いているとわかりにくかった音の違いが明確になりました。

ヴァイスやバッハなどは圧倒的に木管。
メンデルスゾーン、モンティなど古典派、ロマン派はやっぱり金属がいいなぁと言う結果でした。

いつか皆さんも聴いて下さいね!







ギター交替

2021-05-12 22:54:48 | コンサート
防賀川の土手にコマツヨイクサも咲いていました。
これも北アメリカ原産。
1910年ころに入って来たそうです。


キツネノボタンは日本の固有種です。

この日は二株だけ見ました。
子どもの頃、引っ越してすぐに見た雑草で近所のお兄さんが「これは毒があるから食べたらあかんよ。」と教えてくれました。
本当に毒があって、殺虫剤として利用されたこともあったそうです。

緊急事態宣言で5/27(土)西宮プレラのコンサートは中止になりました。

ホールの予約はあるので、
無観客で行います。

プログラムが変更になり、本庄さんと
ヴァイスの「シャコンヌ」

モンティの「チャルダッシュ」を演奏することになりました。

ご予定くださっていた皆さんごめんなさい。

シルヴィウス レオポルド ヴァイスの「シャコンヌ」はソナタno. 14 Gminorの第6楽章です。

1楽章 アダージョ
2楽章 ガボット 3楽章 サラバンド 4楽章 メヌエット
5楽章 ブーレ
6楽章 シャコンヌ
からなっています。
6月に他の楽章をすることにしていましたが、楽譜が間に合わないので、モンティになりました。

本庄さんとは3月にするはずでしたが、コロナでコンサートがなくなってしまい。
6月にということでしたが、5月予定していたギターの人が予防のためお休み。
急遽交替。

できることをできる人とやっていくしかありません。
無事行えますように🙏