音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

ソウルから

2011-07-31 09:16:29 | Weblog

突然ですが、韓国のソウルにいます。
昨日、夫の出張に合流。
2日まで、こちらにいます。
フルートもなく、携帯も使えず、勉強できるからともってきたipodは守口からのリムジンで充電切れ。端子もってくればよかった。写真もアップできません。
夫のパソコンがぎりぎり今日11時まで使えます。

17時に仁川につき、ソウルに移動。グランドアンバサダーにチェックイン。
昨夜は、明洞の繁華街で、焼肉。マツタケと肉のすき焼き?みたいなのを食べて、おいしかった。露天をひやかし。安い。

今日はこれから景福宮にいきます。
雨だと聞いていましたが、いまのところ雨にもあわず、快適ですが、今日は雨になるらしい。
できれば、また書き込みますね。


アンサンブルをしよう

2011-07-29 20:29:03 | 音楽

ピアノのSさん宅の冬珊瑚。なす科だそうです。玉珊瑚、クリスマスチェリー、ビッグボーイ、ヒメダイダイ。可愛い橙色の実のせいか、いろいろ俗名を持っています。ただし、実は毒があってたべられません。

今日の午後は、Sさんとアンサンブル。
実は、アルトフルートを買いました。ドルチェ楽器さんに調整をお願いして、ばっちり治してもらった後、「いいピッコロがでましたよ。」とリペアのHさんにすすめられ、「ピッコロは今するつもりないけれど、中古のアルトがあれば、買おうかな?とは、思ってるんだけれど。」
2日後、「良いアルトが出ました。吹きにきてください。」というわけで、行ってみたら、ミヤザワのSH、頭部管銀、管体洋銀。
指あてに黒檀がついています。

すぐに買う予定はなかったし、安くなっているとはいえ私にとっては大金。しかし、アルトの中古はなかなかでないし、ましてアルトの老舗ミヤザワとなると…。
いろいろ試奏させてもらって、音色を見てみると、この価格にしてはお買い得。
ついに、「買います。」と言ってしまいました。

買ったとなれば、やってみたい曲はやっぱりドップラーの「リギの思い出」
フルートと、アルト、ピアノのトリオですが、みんなで合わせる前に、Sさんに合わせてもらいました。

なかなか良い感じ。音域がフルートより低いせいか、吹いていても癒される感じがします。

後は、フルートでヘンデルのソナタGdurや、モーツアルトのアンダンテ、Ddurのコンチェルト、ゴーヴェールのファンタジーなんかを合わせてみました。

Sさんとのアンサンブルはやっぱり楽しい。何時間でもやっていたい。


さつまいも

2011-07-28 21:09:58 | Weblog
荒毛反魂草は、すごい名前ですが、こんなにかわいい花です。

長い年月、生協に入っています。
子どもが小さいとき、強い食品アレルギーで、食品や環境について、いろいろと考えるようになりました。

初めは自然食品屋さんで選んで買っていました。
今の生協と出会った時、勧誘した職員の人が、

「自然食品屋さんはたくさんある。生協はそれとは違う。

無農薬で農家が作っても、買う人がいなければ、農家はやっていけない。
生協は組合員が、安全な食品を作ってほしいと農家にお願いして、契約して作ってもらうから、そこでできた作物を買い支える。

組合員自身の安全への意識レベルが下がったら、農薬や薬品を使ってある作物ができる。ただ買うだけだったら、自然食品屋さんに行けば良い。

生協は、農家の人と買う人との共同作業。私たちが買い支えるから農家の人は安心して無農薬の田や、畑を増やすことができるんです。」

安全な食品をつくってよ。といってもコストが上がる。コストが上がると値段が上がる。上がるといくら生協にはいっているからといっても買えない。
値段と折り合いながら、少しずつ安全な食品を増やしてきました。

農家にも実際に行って、無農薬で作るための工夫や、苦労を体験したりもしました。村ぐるみで無農薬に取り組んでいる農家もあり、取れた作物で一緒にバーベキューをたのしんだりもしました。

狂牛病、台風でりんごが壊滅状態になった時など、その都度喧々諤々の話合いをして、不安の中にも解決策を探し、産地の人と信頼関係を築き、買う側の私たちもお互いに勉強したり、情報を渡したりもしてきました。

今回の原発事故でも、7月に福島、茨城、栃木、千葉、群馬、東京、神奈川、静岡の自主検査を行い、公開されました。
結果、生協の買っている野菜は、ほとんどが不検出でしたが、茨城のさつまいもだけが、セシウム209ベクレルを検出しました。(国作付け制限の判断基準は5000ベクレル)
今は収穫時期ではないので、まだ出荷されていませんが、また再検査をすることになっています。

ごまめの歯軋りでも良いから、少しでも安心できる環境を子どもたちに残せれば、と言う思いで始めた活動ですが、全てを台無しにされたような気持ちと、この活動だけでは、甘かったという後悔と無力感。
私でさえ、こうなのに農家の人の悔しさはどれほどだろうとも思います。

経済のためには脱原発は無謀。と言われますが、これほど壊滅的な被害を及ぼし続けている技術に手を染める前に、まだできることやりきっていない。そんな気が私にはするのです。


梅田でレッスン

2011-07-27 20:37:16 | レクチャー、マスタークラス

Sさん宅のポットに観賞用とうがらし。「夢祭り」と言う品種です。かわいいでしょ。
食用ではありませんが、来年植えるために実を割って種を取り出すと、手に辛味がつくそうで、うっかり目を触ったりなんかすると、大変なことになるそうです。

今日はS先生のレッスン。
バッハの無伴奏ソナタBWV1032のクーラントとサラバンド。

今演奏しているとき何を考えていた?
-音程のことばかり・・・。
音程がちゃんとできているかどうか?を表現するために演奏しているの?
何のために演奏するの?この曲は何を表現しているの?バッハは何をいいたかったの?
-祈り
何を祈っているの?祈りの中味は?
そういうことがでるんだよ。もっと、考えて演奏しようよ。


個性を出そうとする必要は無いよ。個性は出そうとしなくても、勝手に出てくるよ。作ろうとせずに楽譜どおりに、吹いてごらん。
楽譜通りに吹くのは、難しいよ。どんな細かい表記も見逃さず、どういう意味でこの楽譜が書かれたのか?よく研究して演奏している人の演奏は、やっぱり素晴らしいよ。

誰かに教えてもいたい、わからないとか言っていないで、自分でよく考えて、決まりきった演奏なんかないんだよ。
いろんなことを試してみようよ。

先生と話していると、必ず音楽をする原点にず戻っていきます。
深く、深くもっと学びたい。


木洩れ日市

2011-07-26 21:20:11 | Weblog

日曜日、お隣の交野市の、ふれあいの里で「木洩れ日市」に出演してきました。

生徒さんのKさんが、「1時間、もらったんですが、吹きに来ませんか?一人で一時間って長いので」と、前日にお誘いの電話。
なんと無謀な?!・・・と思いましたが、「30分Kさんが吹いて、後半デュオで30分なら。」と言うわけで、行ってきました。

行ってみると山の中のハイキングコースに、手作りの模擬店。
それも、質が良い。
聞くと、出店は厳選されるそうです。
ステンドグラスや、手作り小物、アンデスの織物、陶芸、若手の写真家や画家が自分の絵を持ってきて売っていたり、食べ物屋さんも天然酵母のパン屋さんがあったり。
ちょっと、普通のお祭りとは様相が違いました。

これがステージ。主催のメンバーガーデナーズの演奏。

ボサノバ調のユーミンをギター2本と、ジャンベというアフリカの太鼓で演奏されてて、とってもさわやか。

私たちの写真は無いけれど、こういうところで吹いたのですよ。
モーツアルトや、愛の挨拶などなど。
演奏はともかく、とっても気持ちが良かった。

これは、サウンドアーティスト桂聖子さんの絵。ステージの後ろにかかっているのもそうです。
この右の絵は、フルートのMさんの即興演奏を聴きながら、その場でかかれたもです。


市が始まると、聖子さんは、林道に店開きして、お客さんにジャンベを叩いてもらい、聞きながら小さな絵を描いて売っていました。
私も描いてもらいました。ジャンベを叩いたのは初めてでしたが、場所や叩き方によって音や、音程、音質が微妙に変化してとてもおもしろい。



「とっても、繊細で、素敵。こんなの初めて。」と言われました。

線が細いとか、細かすぎるとか、弱いとかって、マイナスのイメージで自分のそういうところをとらえて、なんとかかえなきゃと思ってきましたが、こんなきれいな絵にしてもらうと、「それも悪くないかな」って気がしてきました。

初めて会った人たちでしたが、お客さんも含めて、森と、人と、アートの交錯する素晴らしい一日をみんなで協力して作り上げた。
そんな気がした木洩れ日市でした。


人並み

2011-07-25 23:21:27 | レクチャー、マスタークラス

今日は、心と体のワーク。

前回のワークでの問いかけ、ある水準まで来て、突破できないのは、天井に達したと思った途端に安心していないか?

その視点で、生活を見直してみると、自分の演奏でだめだなと思うところを見つけると、それを何とか人並みに持って行こうと、そこに熱く熱く関わり、ガンガン一人で練習し、「ああ人並みになったなぁ。」と到達したと思った途端、安心してしまう。このようなことが良くあると言うことに気がつきました。

「人並み」で満足するというのは、「女、子ども」。その先に行くのが「アート」というものではないかしら?

なるほど、これではいつまでたってもうまくなれないのは必然です。

水準に達すると「安心」して眠ってしまう自分をいくら見つけても、突破しないよ。

その先に行きたければ、そこに行き着くまでの「ふんばっている」自分を見つけなくちゃ。

「がんばり」とか「一生懸命」は、その時は、ギリギリでやっているので、安心したり、これでいいと思った途端に、0に戻るのではなくて、マイナス。-10とか-20になってしまう。

現場で、マイナスの感情を覚えても良い、大事なのは選択できること。
マイナスとプラスの感情の両方が見えて、どちらかを今の自分として選択できればそれが、心が自由であるということで、人は選択肢があれば、プラスの感情を選ぶようになります。

こうでなくてはならないというのは執着。執着に気づけば人は変わるけれど、そういう自分を赦さずに隠そうとすれば、するほど、その執着は強く大きくなり、表に出てきます。

そういう自分を見たくなくて、逃げると、解決したような気になってしまうけれど、他の事でまた起きてくる。それは、何も相手のせいで起きたことではなくて、自分のものの見方、感じ方の癖だから、自分が変わらない限り、何も変わらない。

成果をあげたければ、現場にとどまり続けて、対立ではなくて、共同、協調、共感するということを選び続けること。人と人とのことだけではなくて、自分と自分のことでも、人に教えてもらわなくては、自分は自分の癖にどっぷりとつかっているから、わかりようが無い。
人に言ってもらって、初めて自分の癖を変えることができるのです。

人間関係だけのことではなく、フルートでも、ピアノでも、焼き物や、絵画にしても、物や、自分との対話無しに、できることなどないでしょう。

なるほど、人と何がしかの共感がなければ、どんな芸術も成立しないでしょう。
個性や孤独は、孤立や閉鎖とは違う。
裸の自分をさらして、傷ついても、なお人を愛して、信じて立つような。そのようなものなのかもしれません。


トリオ復活と踏切

2011-07-22 21:34:13 | 音楽

夾竹桃科 セイロンライティアはスリランカに自生しているそうです。ピアノのSさんの庭に咲いていましたが、最近良く見かけます。

今日午後からお久しぶり、トリオ復活。
ピアノのKさんと、フルートのKさん。私。
フルートのKさんは、トリオの後、ウクライナで国立管弦楽団と共演したり、いずみホールでワルシャワフィルのコンマスとの室内楽を演奏したりと、経験を積んで、以前にもまして、輝きを増しているような気がします。

11月のコンサートの打合せ。
Kさんのピッコロ、バスフルートを使ってミニコンサートをしようと企画しています。
私も実は、今月、アルトフルートを買いました。
Kさんにそのことを言うと、ドップラーの「リギの思い出」を持ってきてくれていました。
フルートと、ホルンもしくはチェロのために書かれた曲ですが、よくアルトフルートで演奏されます。

アルトはフルートの4度下の指使い。
チェロ譜はハ音記号になったりへ音記号になったり、パート譜を一音上に読んだり、3度下に読んだり。こういう経験はほとんどないので、大混乱。

でも、まあ何とか演奏してみると、やっぱりいい感じ。
しかし、このままではついていけないので、現譜を読むのをあきらめて、次は転調楽譜を用意することにしました。

他にも、ピッコロとフルートでシュトラウスの「ピチカートポルカ」や、バスとフルートで「古時計」など、いろいろ試してみました。

なかなか楽しいコンサートになりそうです。

企画会議も終わり、帰りに細い踏切を渡ろうとしたら、遮断機が下りてきました。立ち止まって見ると、線路の真ん中におじいさんが自転車を押したまま、ニコニコしているのです。

ピアノのKさんが遮断機を上げて「早く、早く!」と言っても、おじいさんはニコニコ笑って、急ぐ気配は無い。そのうち全部降りて・・・どうしよう?それでもおじいさんは動かない。・・・大丈夫、まだ電車は来ない。仕方ない。自転車を引っつかんで、「早く、行きましょう。」と言っても「大丈夫、大丈夫。」とおじいさんは一杯飲んで上機嫌らしい。電車の矢印は両方ともまっかっか。
「早く、早く。」仕方ないので、自転車ごと、Kさんも一緒になって、おじいさんの腰をグイグイ押して遮断機の外に出したら、すぐ電車が来ました。

おじいさんは安全なところに出ても上機嫌で、「ははは!」と笑いながら、「元気をもらったわ。」と私たち二人の手を順番に握って、手を振って行きました。
本当にびっくりしました。
この踏切は地元では有名な、よく人身事故のあるところです。
みんな無事で本当に良かった。
飲むのはいいけれど、気をつけてほしいな。


家の日

2011-07-21 23:14:47 | Weblog

涼しげなアガパンサスも、もうそろそろ終わりです。暑すぎると、花も少なくなってきてさびしいです。

夕方になると椋鳥の大群が、牧野の13号線のそばの電線に集まってきます。そばにある公園の木で身を寄せ合って眠るのです。それまで、今日の報告?順番待ち?寝る場所の相談?電線や、周りの木で大騒ぎ。
私は電線が楽譜の5線のように見えて、うれしくなって撮りました。線の数は足りませんが…。


鯨の声を音楽にしたり、元素の飛ぶ様子をぐるぐる渦巻きの楽譜に現したりしたジョージ・クラムのような現代作曲家の前には、椋鳥の五線の方が、わかりやすいかも。
見ながら、演奏できるような気がします。
フルートはぴったり?!

今日はいろいろ家の雑務に追われ、市役所に行ったり、銀行回ったり、とどめが22時前に母から電話。
「あれ、なんていうんだっけ、ファックスじゃなくて、えっと。」
「パソコン。」
「そうパソコンを、昨日長男君が触って帰ったでしょ。あれから電話が使えなくなって。」

ネット回線と電話回線が一緒なのか。とにかく両親ではお手上げ。
長男を連れて移動。
すぐに元に戻して、無事帰ってきましたが、今日一日、何をやってたんだか?
家や、家族をメンテナンスする。妻であり娘であり母である私には、こういう日もよくあります。


ボーンズ

2011-07-20 21:33:50 | レクチャー、マスタークラス

息子の願いもむなしく、暴風警報は11時には解除され、5時限目から授業がありました。
ピアノのSさんの庭にあったオレンジミント。「ミントをお茶にするとおいしいし、サラダもいいね。」なんて言っていると、その場でたくさん切ってくれました。帰って水に挿すとこのとおり。とっても元気。
今日は、葉を何枚か切って、お茶でいただきました。さっぱりして、おいしかった。暑いときは体温まで下がる気がします。本当にありがたいです。

午前中は、ボーンズ フォー ライフ。
自分が演奏しながら聞いたと思っている音と、録音して聞いた音に差がある。という話をしたら。

その場に立てただけで満足?うまくなっちゃいけない?
突破したかったら、そのことを見ようとしなかった時間を悔しがらないと。

早く自分の物にしたかったら、できるだけ短い間に、たくさんの失敗をしなさい。

長い時間をかけて、あなたが3回絶対の成功を狙って動かない間に、他の人は100回はチャレンジしてる。100回する人は、70回失敗しても30回は成功するんです。
経験を自分に保障する。椅子をもらったら終わり?シンデレラは結婚して終わりだけれど、そこからが始りでしょ。そこから死ぬまでの物語は?

批判を受けて、失敗することを怖れていては、ある程度の到達はあっても、そこを超えることはあり得ないでしょう。

フルートを吹くとき、舌の感覚があいまいだったり、よく動かなかったりするんです。
ということを相談すると、

舌はどこと繋がっていますか?

あご?鎖骨?なんて考えていると、
座って、口を閉じて歯の裏側を一本ずつ舌で触ってみて、その感覚を覚えておいてください。

立って、タオルをつかんで頭の上に軽く乗せ、背中にたらしたタオルのもう一方の端の腰の下の脊椎にあて、踵を紙一枚分だけ、あげ、「パン、パン。」と2回それを何セットかすると、タオルを離し、休みます。少し休んだ後、もう一度、今度は、ウェストラインの上、と脊椎上を、届くだけの肩甲骨に下位までします。
歩いてみると、足の裏がしっかりと地面をとらえて移動できることに気がつきます。

もう一度、座って歯の裏側を触ってみると、舌の動きがとても滑らかになっています。

治したいところ、傷んでいるところは、動かそうとしても選択肢がない。それよりも使える方、元気なところの方が選択肢があるでしょう。

そこをサボらないで働くようにすればいいのです。

苦手なところや、いやな癖から心が離れなかったら、そこを消そうとするのではなく、より強化するような方向で動いてみるんです。
脳は賢いから、そこから勝手に学び、もう一つのやり方を見出します。
そういう脳の機能を利用すれば、簡単なんだけど。

なるほど、私は、安心するために練習し、苦手なことを消そうと努力し続けることで、より苦手を強化してきた。納得です。

苦手な人、嫌いな人と一緒に仕事をするとしたら、その人のことを理解しないと無理でしょ。

なんだか、毎回同じところにはまっているような気がします。
まだまだ、通わなくっちゃ。

 

 

 

 

 


嘘をつく耳

2011-07-19 20:20:42 | 音楽

台風6号のおかげで、夫は韓国出張を一日前倒し。「明日は欠航しそうだから。」どうしても、21日には韓国にいないといけないそうです。
息子は、高校まで自転車で30分。昨年転倒事故を起こしたこともあり、夫を駅までおくり、ついでに車で送って行きました。ついでの方が長いけど・・・また怪我されたらたまらない。親ばかかな?
この雨の中、部活(水泳)もしてお迎えのメール。・・・やっぱり親ばかか。
明日は、休校かも。

無伴奏の曲を練習していると、つくづく「耳は嘘をつく」と思います。

ガンガン練習して、悦に入って。さて録音して聞いてみると、「あれ?おかしいぞ。」
高い音は高すぎるし、低い音は低すぎる。
テンポも、途中で速かったり、遅かったり。ちゃんと鳴らしているはずの音が、鳴っていなかったり。

一生懸命聴きながら、演奏しているつもりなのに、出している思っている音と、現実になっている音の間には落差があるのです。

ピアノとすれば、途中で、「あれ?」と気がつけますが、一人でやっている限り気づけない。

無い音を都合よく入れて聞いてしまったりするのは、少ない情報でものごとを類推する脳の賢い機能の一つなのですが、勝手に働いてしまうのが困るもと。

集中すればするほど、その中に入り込んでしまって気づけないし、どんどんひどくなります。

外の風を入れることが、大事。
誰かに聴いてもらうこと。自分がどういう演奏しているか?を聴くこと。
批判を恐れず、感謝して受けとめられるようになること、
それが、私のレッスン。

それができれば、きっと、フルートだけでなく、幸せになれるような気がする。