うちの庭に小さな花を植えています。
こちらは本物のかすみ草ピンク。
かすみ草咲きの薔薇。写真ではわかりにくいですが、人差し指の爪の大きさしかありません。
もう10年近く咲いてくれています。
こちらは本物のかすみ草ピンク。
小さな花が好きです。大きな花も好きですが、うちの庭ではいろいろ肥料を入れないとなかなか持ちません。
里山に行くとこれでも大きいくらいです。
今は、なかなか行くことができないので家のお花で楽しんでいます。
音楽用語の「p」ピアノ
音楽用語辞典でみると「弱く」
静かな、単調なと書いてあります。
バロック時代は「p」だけで表現されたので「piu p」より多く弱くなんていう風に書いていましたが、ロマン派になると「pp」ピアニッシモとか「ppp」ピアニシシモが使われるようになりました。
「p」が「piano」(弱く)で、「piccolo」(小さく)ではないのはなぜでしょう?
イタリア語辞典によると
副詞で「ゆっくりと」「慎重に」「小声で」「わかりやすく」「平坦な」
名詞は男性で
「床」「平面」「計画」「見取り図」
と、出てきました。
ラテン語の語源は「planus」
計画する、明瞭な、平らな
小さくも弱くもありません。
ちょっとびっくりですね。
だからって小さくも、弱くもする必要がないという意味では無いと思います。
バッハの無伴奏パルティータの一楽章、長いタンギングばかりのフレーズで呼吸の計画性がなければどうなるか?
ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲の、始まりの長いフレーズをオーケストラをバックに弱く、計画的でない呼吸で吹いたら…?
悲惨なことになりかねません。
「p」という意味に慎重に、明瞭に、計画的にという言葉を頭の中に足しておくのはいろいろな音楽を演奏する時に役に立つに違いありません。
この奏者は、一息で吹ききっていますが、プロでも途中で息を取っている演奏が結構あります。