音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

水上にて

2021-07-31 20:41:22 | 近代
二週間ぶりの里山の前に、


自家製いちごのソースをかけたかき氷。

やぎさんとふれあえます。
車載温度計が40℃を指していたもので…。

氷を待っているうちに、雨が降って、一挙に28℃に。
ただし集中豪雨だったようで、里山はほとんど降っていません。

いつもの


酒屋神社裏



網を振る人たち。

ノコギリクワガタ

メス

オス3びき。

写真に撮って、返して来ました。
網を入れてガシャガシャする人たち。

かわえびとミズカマキリがいました。

フィリップ ゴーベールの水上にて sur l’eau
初めにバルカローレ(舟歌)風にと書いています。
ゴーベール31歳の作品です。











ピアノとフルートで録画してみましたが…💦

2021-07-30 23:33:44 | 音楽
今日は近所のピアニスト坂田さんが合わせに来てくれました。
朝から、ヴィヴァルディのコンチェルトを合わせてみました。

ヴィヴァルディと言えば赤毛の司祭、「四季」の作曲者としてご存知の方が多いかも。
(1678-1741年)
バッハより7歳年上。
ヴェネチアに生まれ、人気が出て晩年旅が演奏旅行が多くなり旅先のウィーンで亡くなりました。
これはフルートというよりピッコロで演奏されることがおおい曲です。


お昼は、買い置きの冷製トマトパスタというものを試してみました。

生麺を茹でて、水で冷やして、トマトとバジルとオリーブオイルをかけて添付のトマトソースをかけるというもの。
お初でしたが、ちょうどトマトがたくさんあったし、バジルは庭にあるし…。

ソースはこんなに薄めていいの?と言うぐらい水で薄めましたが結構濃い味でした。
「パスタは韓国冷麺みたいだね。」と坂田さん。
「本当だね。」あの冷麺を少し太くした感じで美味しかったです。
これはまた買ってもいい!

午後からは現代曲特集。
テデスコ、リーバーマン、バークレイ、ギーゼキングのソナタ。
テデスコは本当はギターですが、弾いてもらいました。
「おもしろい曲!掛け合いもたくさんあって、変わったメロディ。」と坂田さん。

最後はyoutuberを目指して、一曲ちゃんと仕上げて録画しようとバッハのフルートソナタBWV1034の二楽章。

録りましたが、部屋の中のごちゃごちゃが写ってしまいひどい!
また来月チャレンジだ。

アルバート W ケテルビー

2021-07-29 21:49:32 | 名曲
今朝の収穫。
お茄子2本とおくら1本、ミニトマト2個、バジルと紫蘇。

おくらは、やっぱり筋だらけ、今回は早めに収穫したのに…。
お茄子は、皮がつやつやになりません。1個目はなったのに。
しかし炒めたら、皮は固めですが中身がとろっとろになっておいしかったです。

今日は郵便で楽譜が届きました。
11月にある樟蔭大学マンドリンクラブの演奏会のフルート譜。

マネンテの「華燭の祭典」とケテルビーの「ペルシャの市場にて」

アルバート ウィリアム ケテルビーAlbert William Ketelbey(1875-1959年)はイギリスのバーミンガムに生まれました。
11歳でバーミンガム&ミッドランド インスティチュートに入学、和声を教わり、13歳でピアノソナタを作曲。

1889年、トリニティ カレッジ オブ ミュージックの奨学金に首席合格。2位は「惑星」を書いたホルスト!
ここで、作曲を学びます。

16歳でセント ジョン教会のオルガン奏者として雇われます。22歳でヴォードヴィル劇場の音楽監督になりミュージカルが好評を博します。
サイレント映画の伴奏音楽、カフェのムード音楽を作曲しました。

放送局やレコード会社の音楽ディレクターとして活躍。
1912年、ファントムメロディが大ヒット。
エキゾチックな音楽を作曲するようになり、「ペルシャの市場にて」を作曲、大流行しました。

ケテルビーと言えば「ペルシャの市場にて」ですが、おもしろい曲を他にも色々書いています。
日本の屏風からFrom Japanese screen 1934年
異国情緒だけの曲かと思いきや、後半「君が代」の変奏が出てきます。


ガリボルディOP131

2021-07-28 22:11:25 | フルートレッスン

クレオメスピノザ、アブラナ科
寝屋川市役所の前に咲いていました。

今日も暑かった!
母を連れて
自宅→実家→枚方市役所→枚方北郵便局→D2→ダイソー→フレスト→実家→自宅
この上、母はムサシも周りたかったらしいです。

車が乗れる時を待ち構えていたみたい。
大きなよしずと、五キロの除草剤も買いました。

今朝のレッスンはアルテ巻末、ガリボルディのエチュードOP131-12番
ジュゼッペ ガリボルディGiuseppe Garibordi(1833-1905)イタリア マチェラータ生まれ
その後パリで活躍しました。
パリではタファネルやアルテスなどフルートの名手が活躍していて、パリ音楽院フルート科の興隆期でした。

その中で演奏家、指揮者、教師として活躍しリュデュック社やルモーネ社から、旧式のフルートにもベーム式のフルートにも対応するエチュードを多く出しています。

彼自身は、ベーム式のルイ ロット1857年製No. 400を吹いていたそうです。

Etude mignonnes op.131はかわいいエチュードと言われるもので、初心者用のエチュードとして優秀であるだけでなくメロディックで、跳躍の練習にもなり、繰り返し時には違う形を使うなど、よく考えてあります。

No. 12はF#moll
アルテス本編のスケールとアルペジオをやってから演奏すると効果が上がります。
Tempo di Valzer
ワルツのリズムと言うことを忘れずに。
初めのフレーズは8小節目までです。
休符はフレーズの終わりではありません。

休符で口を閉じないで、しかし短めに続けましょう。
4小節目から出てくるC #五個は、同じ音程になるように気をつけましょう。

二段目のメロディは、4小節初めのフレーズと同じですが、後半4小節が違います。
同じでもmpと mf に変わっていることを意識して、後半はfに持って行きましょう。

この二段だけでもガリボルディの特徴が現れています。

楽しんで演奏できるはずです。









フェイクフラワーとフェイク音楽

2021-07-27 21:46:19 | 名曲
カーネーションのような、でも何かわからない珍しい花が実家に飾ってあったので写真にとりました。
Google lensで調べたら、シャコバサボテン。
っん?
絶対違います。
葉が違います。
おかしいなぁ?
…?
これは?

造花でした。はぁ~。騙された。

カッチーニのアヴェマリアは長い間、バロック時代の作曲家ジュリオ カッチーニ(1545-1615)の作品だと思われて来ました。

1579年にはメディチ家お抱えの宮廷音楽家テノールとして活躍しています。

歌の伴奏を作曲したり、古代ギリシャの劇音楽を復刻したり、モノディ様式とよばれる
独唱と伴奏をはっきり分けたスタイルを作り後世に大きな影響を与えています。

彼の密告によって、不倫が露呈し、有力者の妻が殺されたり、野心のために他の作曲家の仕事を奪ったりと、なかなか生々しい逸話が残っています。

そのカッチーニの名前で作曲されたアベマリアは最近になってロシアの作曲家ウラジミール ヴァヴィロフ(1925ー1973年)の作品であることが明らかになりました。
1972年、自分のCD発表にあたり他の曲と一緒に作者不詳として収録しています。

生前カッチーニ作曲であるという噂を否定も肯定もしなかったそうです。

1994年頃ソ連の歌手によって再録されたことで世界中に広まった時にカッチーニ作曲とされ、現在もカッチーニのアヴェマリアとして演奏されています。

ですが、作風をみるとバロック時代には存在しない様式で、意図して欺こうとしたというより、内向的な人物で自分が作曲したことを知られたくないという思いが強かった
という風に見られています。

さて、カッチーニとヴァヴィロフ聴き比べてみましょう。


カッチーニ作曲Alme luce bete
残念ながら動画ではありません。


どうでしょう?



クーラウのフルート四重奏

2021-07-26 23:08:54 | 名曲
今日の枚方も暑いですね。
それなのに…京田辺の実家のクーラーが冷えません。

母は「朝から草抜きして汗だくになった。」と今日も働き者。
「扇風機つけて、クーラー入れてたら、暑くないわ。」って…あっかーん!

高齢者の熱中症はほとんど自宅って今日もラジオで言ってたし。

保証書を見つけたら、10年保証の期間が残っています。

電機屋さんに電話して、来てもらえるようにしました。
それにしても、危ないなぁ。
全然危機感ないです。
後はNTTのネットプロバイダーの手続きがまだだったのでそれも電話。
税務署に電話して。
銀行に行って。
継承手続き、結局まだ終わらないみたいです。

フリードリヒ クーラウFriedrich Kuhlau (1786-1832年)
ドイツ生まれ、デンマークコペンハーゲン没
は、フルートのベートーベンと言われています。

フルートの教本やピアノの教本ソナチネが有名で今でもよく演奏されています。

1830年クーラウはフルート4本によるフルート四重奏op103を作曲しました。

フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのためのグランドカルテットとして、その年のうちにポール ヒポライト カミュによって編曲されパリで出版されています。

クーラウは、24歳でコペンハーゲンに移住していますが、この時のデンマークはイギリス軍に敗れ、政治的には混乱状態でしたが、ロマン主義の黄金時代で、文学、美術哲学、絵画は花開いていました。

ベートーベンの16年年下ですが、39歳の時にウィーンに会いに行っています。




教本ご紹介

2021-07-25 15:49:19 | フルートレッスン
実家の百日紅が満開です。

フルートパートナー
キョイドウミュージック社刊
Aー1
子ども向けというわけではありませんが、アルテや、ガリボルディ、ルデュック社のモイーズの教本に行くまでに、フルートの基本的な運指、簡単な調性、スケールとアルペジオが組織的に学べます。

短めで、簡単なアレンジで書かれた曲はソロでも、デュオでも、ピアノをいれても合奏出来るので、発表会や、小さな音楽会でも使えて便利です。

難し過ぎないアレンジは、初めたばかりの生徒さんも使え、達成感を味わうことができます。

そして、なにより演奏していて楽しい曲が多いです。

楽しみながら、成長する。
それこそが、私の目指しているところです。

楽器の選定

2021-07-24 17:40:28 | 音楽
今日は楽器の選定をしました 
小学4年生。
幼稚園の年長さんから来て、ピッコロで練習していましたが、コンサートフルートを吹く時がやって来ました。

梅田の楽器屋さんで、待ち合わせ。
楽器屋さんが、10万~30万円辺りのフルートを出してくれました。

ヤマハ、パール、アルタス、ミヤザワ、AZUMI、パウエル。

全部並べて吹き比べ。

それぞれ特徴があって、暗めの音、軽い音、レスポンスが良い、延びがある。

いろいろです。

いろいろ試していく
AZUMIとパウエルが残りました。

最後は本人に吹いてもらいました。
ピッコロで練習していたので、すぐに音が出ます。
もちろん、普通に吹けるという意味ではありませんが、ファーストコンタクトが大事です。

AZUMIも出ましたが、パウエルでしっかりした音が出ました。

なので、パウエルにしました。
これで、また、はりきって練習してくれるでしょう!

期待しています。

夙川公民館でギターとフルート

2021-07-23 18:12:41 | コンサート
さくら夙川駅から、この橋を渡って夙川公民館でギター練習会のコンサートでした。

今日のお相手は川原久美子さん。
プホールのブエノスアイレス組曲の第一楽章、第二楽章、第三楽章を演奏しました。

12:30に集まって、一部屋でリハーサル。
みんなの音が混じってよく聞こえません。

それでも合わせて、他の人の演奏を聞きます。

マスク、20分換気。
フルートマスクも装着。

プホールはアルゼンチン生まれ、タンゴやカンドンベという南米のリズムの中で育ち、ピアソラの音楽に影響を受けました。

楽章ごとに都市の名前がついているのは、街ごとに気風や音楽が違うブエノスアイレス
の特徴を音楽に反映させているからです。
ポンペイアはタンゴ発祥の土地
パレルモは歴史のある古い都市
ミクロセンチアは新しい大都会。

それぞれの都市に合わせて曲想も変わります。

ポンペイアは由緒正しい正統派タンゴ。

パレルモはしっとりとした歌う曲。

ミクロセンチアは近代的な無調性音楽や、3/4に4/4拍子が乗るような曲想です。

5月に演奏するはずだったのに、コロナでのびのびに…。
ようやく日の目を見ました。

他のみんなも、いつ演奏することができなくなるかわからないので、熱が入っています。

幸せな一時でした。



人の心に光をコンサート

2021-07-22 21:32:21 | コンサート
今夜はシンフォニーホールで
コンサート聴きに行きました。
コントラバスの友だちが出るので応援!

ソリストは

久しぶりのオーケストラ。
守山先生が集めた混成部隊ですが、素晴らしいメンバーが集まったようです。

グリーグのピアノコンチェルトは、エキセントリックな出だしも、明朗で芯のある音で演奏され、テクニカルな部分もゆとりを感じさせる演奏で惹き付けられました。

コルンコルドのヴァイオリン協奏曲は現代曲ですが、モラヴィア、ウィーンを経てアメリカに亡命し映画音楽を作ったという作曲家の経歴と、型にはまらないソリストとという組み合わせがとても相性がよかったように思います。

1楽章は一気に聞かせ、2楽章歌い、3楽章はオケが踊るという感じでとてもおもしろい演奏でした。

最後のチャイコフスキーは、コントラバス10台、弦楽器の充実ぶりに、ホルン、フルートの木管楽器群がうまく調和していました。

守山先生の指揮はさすがでした。
チャイコフスキーは、暗い楽章もあるのに、聞き終わってみると本当に元気が出ます。

オーケストラのみんなのエネルギーが固まりになって、客席に降り注いだみたい!

音楽って本当に素晴らしい!