実家の東側の隣の家との間の通路。
西側はみょうがを植えたり、物置があったりで出入りがあるのですが、東は人が入らないでいたら、苔が生えて、いい感じになっていました。
スギ苔のようです。
シダとか、ヒバも生えているようです。
平成6年頃に開発されるまでは、山だったので彷彿するような植物が出てきています。
ツル性植物も伸びています。ふうせんかずらかなぁ?
開発されて20年以上も経っているのに、紛れもない山の植物に土の持っている力を感じます。
さて、母がどこまでこの状況を放置できるか?
そのうち、スコップと、ハサミをもって挑んでいきそうですが。
今しばらくはそのまま。
たねやさんの水ようかん。
夫が近江八幡に仕事で出かけた時に、買って帰りました。
アクリルの筒に入っていて、次男がお皿の上に出そうとしたら、つるんと飛び出して、落ちそうになりました。
そのようすが次男がツボだったみたいで、笑いが止まりません。
水羊羹一つで笑える幸せ。
「うっめぇ~!」と、水羊羹一口食べて、次男感激!
幸せな人を見ていると、こちらも幸せになってきます。
なんて、単純で簡単なことなんだろう!
今朝4時頃、メイが亡くなりました。
妹がフェイスブックに様子を投稿してくれたので、朝起きてスマホを見て知りました。
妹と、妹の次女が見守り、長女はボストンからスカイプで、見守ったそうです。
次女が生まれた時に買って来て、16年。
かわいくて優しい犬でした。
撫でられたり、抱かれたり、上に乗られたりしても、されるがままで、ほとんど吠えたこともありませんでした。
水が欲しかったら、ドアの前に座って「わん!」と一声だけ鳴いて、待っていました。
夕食を食べていると、欲しがってウロウロしていましたが、「あげられないよ。」と言うと、意味がわかったのか、ちゃんとおとなしくなって座って待っていました。
妹が手配して、枚方動物霊園でお葬式をしてもらいました。牧野から次男と駆けつけると、
心臓疾患で、弁が小さくなって、血液が肺に逆流して、最後は呼吸困難になったそうですが、生きている時のように見えました。でも、触ると冷たかった。
お花を柩に入れて、ご焼香して、お別れして。
煙突から上がる煙を見て、骨を拾って骨壷に入れました。
姪たちは小さなストラップにメイの骨をひとかけずつ入れていました。
次男は妹に頼んで小さなしっぽの骨をもらっていました。
うちではアレルギーのせいで犬が買えなかったので、代わりにメイをかわいがっていました。
合同葬の墓石の中に、残りの骨を全て入れて、お水とお線香を上げて祈りました。
「お葬式って、初めて。」と次男。
こういう小さな生き物は、私たちにいろんなことを教えてくれます。
餌をあげたり、散歩に連れて行ったり、お世話して、愛するとはどういうことか。
しつけたり、育む方法。
それから死。別れ。どうにもならないこと。
ありがとうメイ。長いあいだ、妹の家族と一緒にいてくれて。
私たちに、たくさんの愛をくれて。
葬儀が終わって母が言いました。
「きっと、メイは この中の誰よりもいいところに行くわ。」
本当にそう思います。
台風15号は近畿地方をそれて、台風一過。
雨もとおに止み、アプリコットフレグランスに水滴を残すくらい。
そして、今日は、また夏日が戻ってきました。
それでも、少し秋の空気が感じられるのは、北国の人が寒くても1月になれば、春を感じられるような、暑い大阪に住む人々の特別な感覚かもしれません。
お盆になると、ほおずきが出回ります。
母が買ってきたほおずきが今年は大きくて見事でした。
ほおずきは、赤い実をほっぺたに入れて、舌でついて音を出す様を表した、頬突きから、その名前になったそうです。
英名のChinese Lanten Plant は 漢字の鬼灯から来たのかな?
お盆に枝付きで飾るのは、その実が、死者の霊を導く提灯を思わせるからと言われています。
草には微量のアルカロイドが、根にはヒスタミンが含まれていて、酸漿という名前で、毒や薬にもつかわれていたそうです。
熟れきった実は、朱色で、つやつやではちきれんばかりで、美しくて。
希なる美しいものは、なぜか死を思わせるようです。
生と死、光と影、闇が深ければ深いほど、光も輝く。
生み月や 鬼灯の灯が 灯り初め 三橋鷹女
生まれてくる生命への期待と、出産の不安。生命をかけることになるかもしれない。
赤い実が、心をえぐる一句です。
今日も一日練習。18時、練習時間も後2時間ほどとなった時、電話が鳴りました。
「おねえちゃん、今日、夜何かある?」と、妹から電話。
いやあな予感しかしない。
「何もないけど。何?」
「メイが倒れてんけど、今から勤務やから、病院に連れて行ってくれない?」
「鍵持ってるやろ。それで開けて中入って、テーブルに診察券とお金置いとくから、お願い。」
「車前に、置けるかなあ?」豪華なタワーマンションは、セキュリティがしっかりしていて入り方も難しい。
「ちょっとだけやったら、エントランスに置けるし、管理人さんに言っといたら大丈夫やから。7時半で診察終わりやねん。次女に行ってもらおうと思ったら、帰りは7時で間に合わへんから。」
というわけで、台風の雨風のなか、夏休みの次男を連れて、牧野から香里園へ。
駅6個ほどあります。通勤時間で、渋滞。7時半までに間に合うか?
19時頃につきました。駅前のタワーマンション19階。
メイが亡くなっているのではないか?とドキドキしながらドアを開けると、玄関の近くに丸くなったメイの姿が。
次男が恐る恐る、指でつついてみると、ビクッと顔をあげました。
「あれ?全然大丈夫かな?」
テーブルの上には診察券と5000円。と黒板。・・・汚い字。
「
メイをカバンに入れて、
窓を閉めて、19階は絶景です。
1㌔ほど離れたところにある病院。
誰も患者さんはいません。そりゃそうです。こんな嵐の日。
先生は「倒れ方とか、薬の飲んでいる状況とか、わからんと、処置の仕方全然違うから!」って怒り出すし。
結局、レントゲンと、エコーを撮って、心臓の欠陥のせいで、すぐに危険な出血などがあるわけではないということがわかりました。
「明日、飼い主さんに来てもらってください。」
「看護師なので、ちょっと来れるかどうか?勤務時間は電話もでられないし。」
というと、「明後日はここが休みなので、絶対金曜日までには来てもらってください。」ということでした。
シーズーは人間のために不自然な交配を繰り返して生まれた犬種です。
そのせいで、全てのシーズーが心臓と、呼吸器に障害を持って生まれてくるそうです。
目は白内障で見えません、耳も遠く、鼻もあまり効きません。
16年生きた老犬。妹の家族に寄り添った小さな家族。
最後まで大切にしてあげたいです。
今日は。古本巡り。
京都方面。
府道13号線淀川沿いから出発です。
緑も深い。
今日は、Gさん、Oさんと、Yさんも一緒です。
4人になるとおしゃべりもアップ。
今朝の世間話は、やはり子どもたちの安全が心配です。地域の子どもたちを見守ったり、挨拶したりすることが犯罪を予防します。
普段から地域活動に関わっているみんなは、そういうことがよくわかっていますし、実践しています。
衝撃的な事件があると、無力感にとらわれて、力を落とし、やっていることの意味を見失ってしまいがちです。
しかし、それぞれの場でできることをすることが、どこかで繋がることもあるのです。
そのことを信じるしかない。
親が完璧に子どもを守ることなど、不可能だし、思春期を向かえた子どもを、完全に閉じ込めておくことも不可能です。被害者や、家族をこれ以上責める必要はありません。もう充分傷ついておられるのですから。
加害者(たぶん)が一度は病理を発見されながら、再教育を受けず、放任されたことが問題を大きくしたと思います。地域の大人としては、孤立する人を減らすこと。加害者の再教育に社会のエネルギーを向けることを要望することが再発をふせぐと思います。
子どもへの接近禁止、教育の義務付けなど、加害者を作らない、加害者への働きかけが私たちの社会では極端に少ないのです。
これは、成人した発達が不具合な大人の不具合な行動を、誰も抑制することができず、教育できないということが、一番の問題です。
・・・熱くなってしまいました。
古本巡りでそこまで話した訳ではありませんm(_ _)m
京都、ブックオフ長岡京店、黄檗店はなくなってしまったので、今日は、久世橋店から。
「西洋音楽の歴史」510円、日野原重明先生の「百歳は次のスタートライン」
ブックオフ 宇治小倉店
店の向かい側に茶畑。やっぱり宇治です。
ケリー・マクゴニガル著 「スタンフォードの自分を変える教室」茂木さんの「脳と創造性」
YAMAHAの「アンサンブル」譜
ブックオフ 大久保店
茂木さんの「脳を活かす勉強法」 今市子「百鬼夜行抄」22巻
ここで昼食を食べ、国道1号線、また淀川を渡り、
最後はTUTAYAベルパルレ国道一号線店
山下和美著 「数奇です!」第2巻、第3巻
他に佐々木倫子著「チャンネルはそのまま」を2.3.4.6巻。各100円。
1巻は持っていたので見かけたものを片端から買っていったら、5巻だけ残してしまいました。残念。また今度。
今日の収穫!
山城の里山の杉林。
東山魁夷の絵のようでしょ。
花粉症のもとですが・・・目に見えないほどの微細な粒子が悪さを引き起こすのです。
今の脅威は、姿形がなく、小さな粒で少しづつやられて、気がつけば病が進んでどうしようもなくなるものが大半です。
昔から比べれば、確実に手は打ててよくなってきています。姿形のあるものは、叩かれて減って来て、無いものが残ったという感じです。
世界は高齢化して、人間は年をとってもどんどん健康で、いろんな能力を伸ばせる可能性を持つことがわかってきました。
実際に、平均年齢を100年前と比べてみると、その結果にびっくりします。
医学の発展もあるけれど、それ以上に予防ができてきているということ。
栄養学、食べ方、暮らし方など、日々の生活の知識の量が大きく、それを実践している人が多いということ。医療保険を使うのは、若い人は風邪くらいで、病気になって使い出すのが50才代、60代ということからも、予防によるところが大きいことがわかります。
目に見えないものが残ったということは、ここからが、知識と感覚、感性の出番。
自分の身体の中の声に耳を傾け、感覚を研ぎ澄まし食材を選んだり、楽しんで食事をしたり。
ベタですが、チベット医学では、貪欲・怒り・無知・放漫・妬みの感情を持っていることが、すでに病いだと考えるそうです。精神も健康であることが大切。
私は音楽を通して心身ともに磨くつもりです。好きなことを楽しんで、みんなで元気で長生きしましょう。
お盆の一日、月ヶ瀬に行ってきました。
うちからさほど遠くないところに、深い自然、おいしい野菜。
それから温泉。
うちのある枚方牧野の少し上流、八幡、御幸橋で三川が出会いますが、その中の一本。木津川をずっと登っていくと月ヶ瀬に着きます。というか、途中で名張川になります。
山城大橋を渡って、川沿いに行くと、川が曲がっていて、大きな中洲が見えてきます。
みかの原 わきて流るる いづみがわ いつみきとてか 恋しかるらん と詠まれたのはこの場所らしいです。加茂町、失われた都 恭仁宮が近くにあります。
弓が淵からあふれる水。
弓が淵 大河原発電所のダム湖
1682年(天和2年)、菊岡如幻の書いた「茅栗(しばくり)草子」によると、
「昔、この地に大和守菅道忌という人がいて、名張の大領の女を拉致して来て、秘かに隠して住まわせ、やがて子をもうけたら、名張の大領に居所がばれて、徒党を討手に差し向けられ、道忌は戦いに敗れ、弓を引っ提げて深淵に飛び込み自害し、女も続いて身を投げて死んだ」
支流から滝となって木津川に流れ込む水。
高山ダムの上流はダム湖で、こちら側は名張川になります。
水の中の太陽。
どちらが、実世界か?
そして、月ヶ瀬湖。
月ヶ瀬梅渓
深山幽谷。紫水明鏡。柄にもないけれど、そんな言葉が私の頭の中にくりかえし、浮かんではきえるのでした。
お盆に両親を連れてお墓参りに行きました。
その途上、大阪と奈良をまたぐ府道308号線、生駒山地の暗峠の景色がおかしい。
大きなクヌギの木が枯れています。
それも何本も。
この時期、濃い緑のグラデーションであるはずの山のあちこちが茶色と緑のまだらになっています。
308号線あたりの山のクヌギは見た目ですが7割位、枯れてしまっています。
「何かな?」「ウィルスかしら?」「暑すぎるからじゃない?」と、車の中で次男や母といろいろ言いながら移動していました。
帰ってから調べてみると、1980年代末以降、起きている病気だそうです。
主に日本海側に大量に発生していたそうです。
カシノナガキクイムシという虫が発生して、ナラ類、シイ・カシ類の木に穴を開けて、幼虫の状態で住み、木を食べながら成長します。キクイムシの中にいる常在菌の一つが、木に感染し木を枯れ死させる。
「ナラ枯れ」という病気らしいです。
それが、日本海側が従来多かったものが、最近大阪にも発生しているそうです。
発生の条件はよくわかっておらず、樹齢50年以上の大径木によく発生するということがわかっていて、定期的に伐採し、植樹する。つまり、昔ながらの森の手入れをすることがこの病気を防ぐそうです。
環境を守るためには何ができるんだろう?こういう人に近い里山の自然が崩れて行って、人間が無事でいられるはずがありません。
雑木林の保水力や防災効果についてはよく知られていることです。
原始の森で、人間はクヌギや、コナラ、どんぐりを食べて生きてきました。
そういうものが揺らいでいることに、大きな不安を感じます。
出来ることを探したいと思います。
子育てサロンの壁面飾り製作日。
今日こそは完成したいです。
朝から、Yさん、Oさんが来て、前回の続き。冬の壁面飾り。
これで四季が完成です。
Yさんが壁面に大きな恐竜型のかまくらを切っている間に、秋の壁面の周りに貼る音符をどうするか考えます。
音符を作ったのはいいのですが、音符の軸が細すぎてこれでは、すぐに折れたり、破れたりするのが目に見えます。それに、細かく枚数が多過ぎると、当日貼るのが大変!
なので、島にまとめたい。
「五線を書こうか?」なんて考えてインターネットで調べると無料のイラストにいいのがありました。これと音符を組み合わせよう。
図案のコピーを色画用紙に写して切ってみましたが、コピーの黒では色が薄い。
もっと濃くすると、今度は白が薄黒くなってしまいます。
結局、ラインは黒マジックでなぞり、上から黒の色画用紙を、カッターで切って貼ることにしました。
それから、原画より長くなってしまったので、かまくらを一体増やしていましたが、もう一体。大きめなものを作ることにしました。
ここで、お昼に買っておいたスーパーのお弁当を食べて、また開始。
昼からMさんが前回の宿題の冬の動物キャラを作ってきてくれました。
それと、子どもキャラとかまくらを置いてみたらいい感じ。
しかし、まだ少し寂しい。「雪の山とスコップを増やしてみたら?」Mさんが、何枚か作って貼りたしてくれました。
私はひたすら黒い紙をカッターで切り、Oさんがラインを引き、貼っていってくれました。
それを島にして、音符と組合せて貼って
・・・「周りに雪を降らしたい。」「だめだめ、いらん、いらん!」
「いやいや、こうやって、簡単、簡単。」
「宿題かなぁ。」
「もうできるよ。」
さて、「なんとか、今日中にできたね!」
ほら、これが、完成図。
さて、音符の島は、パンダと組合せ。
こんな感じで使います。秋だけでなく、音楽会でもシーズンを問わず使えます。
ちょっと、いいでしょ。