日曜日はドルチェミュージックアカデミーのコンサートでした。
梅田のサンマルクでお昼を食べて お店を出たらぱち~んと 音がして何かとんだ気配。
足元を見渡してみると 見たことのある ボタンが。
どこのボタンかなと 上着のボタンを探してみたけれどもどれもついています。
でも絶対私のだと思って ポケットに入れて 楽器屋さんまで 行きました。
トイレに行って 鏡を見ると なんか襟のところが変?!
スタンド衿で 首の後ろでボタン一つを止めるようになっているのですが、ボタンが取れたので 襟が緩んでいます。
楽器屋のお兄ちゃんに 「あのボタンが取れたのですが」
と言うと「僕でいいですか止めましょうか?」と手を伸ばしてくれました。
「 いや何か安全ピンなどあれば 止めようかと 思って」
「 いやー、 ごめんなさいないです。」 隣の女性 が言いました すると後ろの方から クラリネットの お姉さんが「 小さな裁縫セット持ってますお貸ししましょうか」 と言ってくれました。
ありがたく 部屋もお借りして 後ろのボタンを 縫い付けました。
小さなことが気になって 不安の中で演奏するのは嫌ですものね。
本当にありがたかったです。
さて今日は 上野かおりさんの ピアノ伴奏でバッハのソナタBWV1035です。
30分の合わせ1回ではアーティキュレーションを全部伝えることは出来ませんでした。
出演待ちの時に 楽譜を見せて 気になるところだけチェックしていただきました。
さて演奏はどうだったでしょうか?
自分としては まあまあ吹けてたような気がします。
終わって 外に出ると 出待ちをしていたクラリネットの人たちが結構たくさん集まっていて 一斉に拍手してくれました。
こんなこと初めてです。びっくりしました。
何の拍手だったのかな?
エレベーターに乗ると 女の人が「とても良かったですよ。I先生 のお弟子さんですよね 。先生の吹き方にそっくりで綺麗でした。」
それほどでは、ぜったいなかったと思うけれど、嬉しかったし、励みになりました。
みんなに親切にしてもらって いい一日でした。