霜柱、雪寄せ草。名前と花は関係なく、冬、花が枯れた後、水を含んだ茎に氷の結晶がつくことからついた名前だそうです。一度見てみたい。
一日家を一歩も出ずに一人で練習していると、自分の身体のいろいろな些細なことに気持ちが行きます。
右足の裏側の、人差し指の付け根から、土踏まずに向かってまっすぐ1cmほどの線が他のところよりもぎゅっと地面に押し付けられている感じがします。
股関節のところで、血流が滞っているような感じ。首の後ろの凝るような感じ。
吹きながら身体のあちこちを点検していると、顔の筋肉そのものが硬直して、動きにくくなっていることにも気がいきます。
笛を吹くのを一時置いて、唇と歯の間をゆっくりと唇でなぞります。歯の一本一本の形を確かめるように、右から左。左から右。歯の裏側も何往復か。
口角を持ち上げて、笑顔のレッスン。目をギュウッと閉じたり、開いたり。
何がすごく変わったという感じはしませんが、フルートを吹いてみたら、急に音が滑らかに響きがよくなります。
身体を緊張で固めていると、共鳴することを止め、力で、空気を送り続けなくてはなります。
額や、頬、鼻腔にまで、音は響かせるには、筋肉を緩めることが大事です。
足や、腕、腰、お腹、頭、首、連携をよくすること。
そのためには、フルートだけでなく、身体のメソッドをすることが大事だということが、わかります。
全体と一部。一部と全体。
掃除や洗濯、お料理など、生活に必要なことも大切です。結局音楽にはその人の生き方のようなものが、出てしまうからです。
精進しましょう。
土曜日、近江八幡に行ってきました。
近江八幡といえば、水郷のまち。川が、街中にあって、それを活用しながら生活するだけでなく、日本中に出て行く近江商人の基盤を支えたのもこの水郷が大きな役割を果たしたのだと思います。何より街が川が美しい。
近江商人は、全国に散らばって、商売をしましたが、稼いだお金を何につかったのか?というのが、その町の文化度を示します。
町で目立つのは、白塀の商家の家、白壁にのぞく松。見越しの松というそうです。
中に入ってみると、長い廊下、各部屋にある中庭。立派な倉の数々。中のしつらえも、重厚な、文化の厚さを感じます。
そして、力を入れたのは、小学校。左義長祭は、男たちは信長を真似て、着飾り。ダシ飾りは、全て食料品。rこの竜のうろこはごまめの田作り。金色の玉はふかひれ!角は大豆。
3月14日、15日に、行われ。街ごと出されたダシは、出会うとぶつけ合って喧嘩をするそうです。2日間練り歩いた後、最後には火をつけて燃やしてしまうそうです。
そして、目立たないものですが、驚いたのがこれ↓ 葦を種類わけして、いろいろな場所に使い分けていること。文化というと、大きな建築物や、美術品を思い浮かべますが、身近にある植物を深く理解し、さまざまに利用する。こういうものも文化なのだと改めて思い至らせられたものです。
そして、近代に至っては、メンソレータムの近江兄弟社。キリスト教の精神にのっとり稼いだお金を、教育や福祉に注ぎ込んだ。
ヴォリーズの建てたものが、街のあちこちに残っています。これほど理念を形にした会社は少ないのではないかと思います。
それから、お昼に食べたたねやさんのランチ。近江牛や、丁子麩。お茄子の田楽。本当においしい水羊羹。
近江牛は別にして、当たり前の素材を当たり前に調理して、おいしい。正に質を問われるランチに、葦原や、水を活かした街づくりなど、近江商人の伝統を感じました。
今日は朝から子育てサロンのスタッフと集まって、壁面飾り、パネルシアターの作成。
何年かかけて、季節に合わせチョコチョコとみんなで、作り足してきましたが、四季を問わずに使ってきたものががくたびれたり、破損が多くなってきたので、一挙に作り足すことにしました。図書館から借りてきた図案を拡大コピーして、みんなで、わいわいいいながら、切ったり貼ったり。
楽しい
できたのはこれ。なかなか、かわいいでしょう。
お昼にお弁当と、お菓子を食べて、今度はパネルシアターの作成。この前Gさんに描いてもらった図案にポスターカラーで色を塗っていきます。
お弁当バスの図案作成はサロンのYさん。バナナの運転手さんが、おしゃれです。
お弁当箱のうたの、おにぎりとレンコン、蕗もあります。
色もきれいでしょう?優秀なスタッフがそろっています。
歌いながら実演してくれるのは、Y・Yさん。とってもうまいんですよ。
わくわくしてきました。
姫睡蓮の池。モネが睡蓮を愛したのは、わかる気がします。
ピアノのKさんと、午後打合せ。
小学校のお祭りで、演奏する曲など合わせます。
秋の子どもの歌や、宵待草を演奏します。
Kさんの歌の曲は絶品です。
声楽を勉強したKさんは、ピアノも、歌のようにドラマチックです。
ただ小節を刻む和音でも、フレーズ感と、方向性がはっきりしています。呼吸せずに演奏できないという感じ。
呼吸するピアノ。
ただあわせてもらうだけではもったいない。何ゆえにKさんのピアノは呼吸するのか?
いろんな方向で観察中。
フレーズの始まりと終わりに、たっぷりと時間をとります。旋律をゆったりと聴いて次のフレーズの着地点へ、向かいます。
拍は、どれも同じではなく、小節は3拍子なら3拍子の大きな車輪をまわすように、頂点の一拍目から次の一拍目に雪崩を打ってむかうようです。気持ち良い~。
こうやって、いろいろな人と合わせる機会があるのは、本当にありがたいです。
二人で、小学校の地域の人たちと会うのも楽しみです。同じ演奏でも、一人人が変わると、全く違うものができあがります。
聴いてくれるお客さんでも一人入ると違います。
音楽は人と人が、言葉ではなく出会う場所。
まだまだいろんな人と出会いたい。
紫式部。子どもの頃、路地などでよく近くで見かけましたが、最近は見ないと思っていたら、園芸用でありました。クマツヅラ科で、コムラサキや、オオムラサキは絶滅危惧種になっているそうです。
今日は、カルメンの録音をして、ダンスや合唱の人に送らなくてはなりません。
ギターの譜面作って、やっと送りましたが、音源はまだ。
音源がなくてはつくれないのに。・・・・。
ピアノのSさん、フルートのKさんと午後から集まって、とりあえず、ダンスの分と、合唱の分だけ、録音します。
花の歌、アラゴネーズ、闘牛士の歌、ジプシーの歌、子どもたちの合唱。
やっぱり、カルメンは良い曲がそろっています。
演奏していると、力がわいてくるような気がします。
Kさんの1st、Sさんのピアノも乗っています。
カルメンはとにかく楽しい!
だんだん、みんなとあわせる日も迫ってきました。少しずつ、出揃って、楽しみです。
近所の生涯学習センターの駐車場に咲いていた琉球朝顔。オーシャン・ブルーとも言うそうです。強い品種らしく、暑い時には40度を超すかもというアスファルトの横で、元気に咲いていました。色も朝青で咲いて夕方にはピンクに変わるそうです。
最近、大阪のあちこちでよく見ます。緑のカーテンも、こう暑いと品種が限られます。
今日は、最高気温30度。少し涼しくなってきました。
フルートのKさん、ピアノのSさんとカルメンの合わせ。録音してみたものの、楽譜が、いろいろ変更になってきていて、まだ、定まりません。
アルトフルートや、バスフルートを入れたり。ギターやヘルマンハープも入ることになったり。
その度に、いろいろ書き換えて、まだ改作中です。
私もギター譜を作ることになって、今週は毎日2時、3時まで、作成中。眠いです。
うまく出来ると良いんだけど…。
大元の楽譜を作ってくれたKさんは、楽譜を見れば音が浮かぶらしくて、どんどんばっちりの音がはまっていきますが、私は、そんな才能はないので、セオリーどおりにコードを合わせて、後、フレットが押さえられるか?実際に弾きながら、やってますが。ギターは専門どころか、大学以来、何年も弾いてなかったので、もう大変!
指は痛いし…。それでも、これを乗り越えたら楽しい時間が待っている!・・・で今夜も楽譜書きです。
でも、だんだん出来上がってくる楽譜を見ていると、わくわくします。
きっと楽しいものにしよう!がんばろう。
今日午後から、ご近所のママ友。Gさん、Mさん、Sさんと久しぶりにお茶しました。
この前の子育てサロンの時に、パネルシアターで、おべんとバスの歌をすると決まりました。
自分たちで、パネルシアターをつくるので、その絵を探してパネルシアター用の紙にコピーしておくという仕事を引き受けました。
後日、集まってみんなでその絵に色を塗ろうということでした。
図案が無いので、Gさんにお願いして、書いてもらいました。
おしゃべりしながら、さらさらっと。かわいいでしょ。
ついでに、お弁当箱の歌も出来るように・・・お願い!というわけで、二つ分のパネルシアターの図案が完成!
むすこの幼稚園小学校時代を思い出します。同じメンバーでよく集まって、手作りをしたっけ。
たいへんだったけど、子どもたちはよろこんでくれるし、ママ同士、ほめあったり、手を動かしながら、いろんな話をして、支えあったっけ。
今日も、久しぶりにご近所の情報や、学校の情報、近所のスーパーの話。
いろいろな情報が飛び交って、終わったら、なんだかすっきり。
かわいいパネルに子どもたちが熱中する姿も思い浮かんできます。
さすがGさん。
わくわくしてきました。
実家で、レッスンする時は、母のお筝を立てます。窓を開けて掃除をしていたら、17日は台風の風が吹き込んで、弦が鳴り出しました。
お筝弦をはじいたり、擦ったりして音を出しますが、風によってなる音は共振してなる音で、今まで聞いていたお筝の音とは全く違います。
グラスを擦って出るような、音。携帯の動画で撮ってみましたが、取り込めないのが残念。ずっと聴いていたかった。骨に来る感じ。
今日は、ボーンズレッスン。
フルートを持っていって、ピアノのSさんと演奏しました。
ソロで、それぞれ演奏してから、二人で演奏。
曲はふるさと。
曲を聴いてもらうことが、目的ではなく。身体と、音との連携。人と手をつなぐ時の、傾向などを見てもらいます。
演奏をする前に、目をつぶって、座っている人の肩に手を置きます。
初めは、「肩に手を置こう」と思って、乗せます。その後、「相手と安心な距離をとって、自分の位置を決めてから、相手の肩に手を置きます。」置く人、置かれる人、役割を変えてどちらもやってみます。
私は、丁寧においても、乱暴においても、初めのやり方では、木のように感じたり、自分の中に相手が入って来たように感じたり。後の方は、柔らかく、有機体のように手を感じ、相手の手と自分の手の形がはっきりわかりました。
こういうことから、人との境界線を相手によって、決められるのではなく、自分がしっかり自分の位置を決めれば、相手は共感力によって、境界線を決めることができます。
身体だけのことではなく、こういう相手との距離のとり方は人間関係も同じです。
こういうことがわかって、合わせようと思って演奏するときと、自分の身体を意識して、演奏するときの2回演奏してみました。
すると、初めのやり方の時は、合わせようと思っているのに、なんだか合わず、ちぐはぐな演奏になり、疲れてしまいました。
次に、自分の位置をしっかり決めて演奏してみると、相手の音と、自分の音がちゃんと聞こえ、聞こえているので勝手にあってしまう。そんな感覚になりました。
オブザーブしてくれていた人に聞いてみると、初めは、気持ち悪く、後はいつまでも聞いていたい。涙が出そうな演奏だった、といってくれました。
音楽の練習をする人は、いつも音楽の勉強をしていますが、人としていかに表現するのか?と、いうことも合わせて勉強しないと、なかなか難しいと私は思います。
やはり最後は音楽は人間を表現するものだと思うから。
しかし、こういうことに取り組んでみると、私にも希望があると感じられます。なぜなら、どちらも自分が持っていて、あきらかにここでやってみてできたのだから、使える可能性があるということです。こういうことは、普通自分のやり方で、及第点で生活しているだけでは、ほとんど、体験できないし、発見する機会もありません。
一度、体験しないことには、たぶん意味もわからない。本当にこのセミナーはお勧めです。
水滴の中に景色が写っていました。景色を撮ろうとしたら、偶然写っていました。
今日は、島本町で、セミナー。
人間関係を見つめなおす手助けをしてくれます。
相手との関係を見ていくと、自分が見えます。相手だと思っていたら、自分と自分との付き合い方だということが、徐々にわかってきます。
人間関係が相手によって起きると捕らえている限り、問題を解決するのは難しいです。
自分の相手に対する影響力を見ることから、はじまります。
相手に起きることは、自分にも起きるし、自分に起きることは相手にも起きる。
「長話で、困った。」という時、相手を見ていますが、自分が聞くことでその長話を支えた。そこを見れば、自分にはいろいろな選択肢があったことに気がつきます。
無視する、時間がないことを伝える、他の話をする、相手の話を楽しんでしまうなどなど、うまくいくかどうかはともかく、その関係のできごとが起こっている時に選択肢はたくさんあったのです。
それなのに、他の気持ちの良い選択肢をとらない自分。せっかく、相手が話してくれる場面にいながら、心はどこかへさまよう。ダブルスタンダードな自分。それこそが、問題が起きる兆候であると知れば、いろいろな関係性で起きてくる問題を回避したり、解決したりすることができるはずです。
また、長話と捕らえているのは、自分。長いか短いかは、主観的なものです。
人生に相手が登場した途端、全ては相手との共同作業。
話している相手を支えている自分。相手に添っている自分。共同作業がうまい自分を、自分で評価していれば、相手との共同作業を楽しめたはず。
せっかく相手との共同作業がうまくいっているのに、心の中で、長い話とか、困ったなぁと、考えている自分がいるということは、その共同作業の質を考えると、悪いと考えざるを得ません。
話をしてくれる相手に、感謝で聴いていれば、もっと、その時間を有益に、質の高いものにできたかもしれません。
問題が起きていないところに、問題を見る自分自身が、問題をわざわざ引き起こしているともいえるかもしれない。
こういう作業を繰り返していると、へたくそな自分、等身大に近い自分にがっかりするかもしれませんが、自分に問題があるとわかると、希望がわいてきます。
なぜなら、自分の問題なら、自分が研鑽を積むことで、なんとかなるかもしれない。ということだから。
今日は、「枚方に音楽をひろげよう!」実行委員会会議。
2013年1月27日(日)3時開演 第一回企画 「カルメン」inメセナひらかた
のチラシが、できあがりました・・と、裏面に誤りが。ガーン!
印刷やり直し。しかたないので、表面はOKなので、表面だけ、アップ。ふぅっー・・・山あり谷あり。
枚方市にも協力いただくことになり、「花と音楽にあふれたまち・ひらかた」のロゴも入りました。
お金はでませんが、宣伝には協力してくれます。
地域密着型情報誌「LIP」にも、記事掲載していただけることになりました。実は、LIPの編集局には、しゃぼん玉おじさんいて、そのときにお話したら、盛り上がって、一挙に掲載を決めていただきました。
しかし、A4 1枚。
まだ、全員の顔合わせも終わってないので、いろいろ考えて、実行委員5人がカルメンに対する思いを書いて、会議の写真を載せることにして、自分たちで、「はい、パチリ!」
はてさて、どんな誌面が出来上がるやら。乞うご期待!
いろいろありますが、なんとか、いいものができあがるよう。みんなで頑張りたいと思います。ブログも作りました。
一度のぞいてみてください。
「ひらかたに音楽をひろげよう!実行委員会」ブログ
http://hirakatamusic.blog.fc2.com/