今日もグループホームと実家を往復。

フィリップ ゴーベール(1879-1941)フランス ロット県カオー生まれ パリ死亡
ヘルパーさんと契約書を交わして、薬を渡し、足りないオムツを足したり。
そして間で母に食事を出します。
お昼、少し食欲も回復してきたようです。
施設に行ってうちに帰って夕食をつくって、母に届けると寝ていたので、テーブルにセットして帰りました。
ちゃんと食べるかなぁ?
ゴーベールのファンタジーをおさらい。

フィリップ ゴーベール(1879-1941)フランス ロット県カオー生まれ パリ死亡
ドヴィエンヌに始まったパリ音楽院フルート課の輝かしい系譜の一人です。
ポール タファネルに11歳でフルートを学びます。
その時のゴーベールに基礎をどう教えるか?と悩んだことが後に「タファネルゴーベール大日課練習」を書く基礎になったそうです。
14歳でパリ音楽院入学、翌年首席卒業。
パリ音楽院管弦楽団のフルート奏者のオーディションに合格。
26歳、作曲でローマ大賞受賞。
第一次世界大戦に出兵。ヴェルダンの戦いで勲章をもらっています。
戦後パリに戻り、
1919年パリ音楽院管弦楽団の常任指揮者。
40歳でフルート科教授、翌年パリオペラ座管弦楽団、常任指揮者。
バレエ、オペラ、交響楽など多くの曲を作曲し上演しています。
1941年 7月8日 62歳、パリで脳溢血で亡くなりました。
参照 Edward Blakemen
この年代の音楽家はみんな戦争と関わりがあります。
ゴーベールは、先生には可愛がられ、友人にたくさんの曲を送り、後身を育て、よく飲みよくしゃべったそうです。
ゴーベールの曲は調性が変化し、ピアノとフルートが違うリズムを刻んだりしますが、破壊とか、激しさは感じません。
調和のとれた美しさ、子どものような素直な純粋な喜びに満ちています。
戦後を見ずに亡くなったゴーベール。
「私は音楽が大好きだ!だから私は世界で一番の幸せ者じゃないんだろうか?」
世界がどうあろうと、美しいものを愛し、笑って人生を送る人がいます。
本当のことはわかりませんが、私はゴーベールの曲からは、そんな感じを受けます。