昨夜、なぜかいつもやっているアカウントでログイン画面に入れなくなりました。
二段階認証に登録しろというのでやってみましたが、コードを入れても他の画面に入れるのに編集画面には入れずログイン画面に戻るのです。
Googleアカウントに切り替えたら、二段階認証コードも入れないのにあっさり入れました。訳がわかりません。
そこに至るまでに午後4時になっていました。ごめんなさい。
昨夜保存しようとした記事残っていましたので、投稿しますね。
火曜日夜は、梅田ドルチェ楽器て、ユルゲン フランツのマスタークラスとコンサートに行ってきました。
コロナ以来久しぶりに海外からのマスタークラスに参加しました。
CDにサインもらってご機嫌です。
着いたら「久米さん!」と声が、コロナで3年会えなかったフルート友だちと竹代先生でした。
竹代先生は、曽根先生に師事して、ゴールウェイにも指導を受けたという御大です。
気さくに私にも声をかけてくださいます。ご一緒させていただきました。
マスタークラス一人目は大阪音大の村田泰葉さん、ライネッケのフルートソナタ「ウンディーネ」op167
まずチューニング。
アンブシュアのために時間を取ること、先にピアノを聞いてしまうと、どうしてもそちらにアジャストしてしまうので、合ってると思っても、吹き出すと違うと言うことがよくあります。
まず2、3音吹いてアンブシュアを決めてからピアノを聞いて合わせましょう。
日本のホールのピアノは必ず442hzに合っているのでイイなあと言っておられました。
ウンディーネは、人魚で人と恋したら必ず死ぬという悲劇です。
その長いストーリーの中でテンポを決めましょう。
少し遅めに始まってFの前のピアノでテンポを速くします。
それから調性。
Emollのアルペジオで始まります。
Emollのキャラクターは何でしょう?
答えられなくても心配ない。人は知らないことの方が多いのだから。
Emollの曲はバッハのフルートソナタ、シューベルトのアルペジョーネ・ソナタがあります。
そしてイベールのフルートソナタのテンポにはAllegro メランコリックと書いてあります。
メランコリック。
人魚はなぜ不幸なのか? 何かを失っている。何かを探し続けています。人に恋したら死ぬと知っています。
シューベルトアルペジョーネ・ソナタでは、Emollから、Edurに変わります。
すると世界に突然春がやってきます。花が咲いて人生が輝く。
Emollは哲学的な調性です。
調性の感覚を養うには、ゴールウェイがよくやっていることですが、モイーズの「ソノリテ」のロングトーンの練習を使って、開発します。
シラの間にハーモーニーをとり、ドミナントに転調して下がります。
上に行くときにはトニックからドミナントに転調しながら音程をよく聞いて。
そして大事なのはJoy something!
さて、「ウンディーネ」の初めの所。
オクターブの下の音色を確かめて、ゆっくり2拍ずつにして練習しましょう。
次に一拍ずつ、その時に無限大∞の記号を思い描いて滑らかに。
頭を動かさないで、コントロール。
4分音符にして、そして8分音符。
柔軟Flexiblityと、固定Staybilityについて
柔軟性は、固定から生まれます。
唇にしっかりマウスピースを押しつけます。
指を動かしたい時は、動かない指に気をつけると動きやすい。
左手は、人差し指が開くときがあるのでそれは人差し指の付け根で固定しましょう。
右手はまずKeyboard、キーの、配列に沿ってアーチのようにして指を置きましょう。それから親指の位置を探しましょう。
親指はと言って受講生にいいねの形を取らせ、親指を押されました。
「思い切り押して!」それでも動かないためには、管にいいねの形を取って指を真っ直ぐ押す感じ、そうすると反対側の唇がしっかり固定されます。
ピアノをよく聞く余裕を持って、間違いは気にしないで。
2回目のPPはカラーが変わります。感情の変化を表現。
私はなぜ不幸なのか?
ダイナミクスも大切に、2次元の演奏を3次元にしましょう。
和声の変化する時に少し時間を取りましょう。ただ速いだけの演奏は、観客を取り残します。
その先のPは、イノセンス、純粋無垢な少女のイメージで、
8分の6拍子は水を表現する時によく使われています。
ウンディーネもそうですが、モルダウもそうです。
なぜかな?
ここで時間になりました。2曲目はイベールのピース、また今度。
ユルゲン フランツ編曲「トゥーランドット」幻想曲 まだ、彼しかYouTube上がっていません。