音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

卒業

2017-03-31 20:59:35 | フルートレッスン

日向水木が、満開。
寒くて庭に出ないうちに盛りを過ぎてしまいました。
見なくてごめんね。
逝ってしまう花を惜しんで、せめてもと写真を撮りました。

3月最後のレッスン。
Aさんは、ブラスバンドの有名な第1志望校に合格し、4月から高校に通います。

中学のブラスバンドでは、ほとんど自己流でやってきたので、指使いを間違って覚えてしまっていたり、得意な音域ばかり練習するせいで、高音が出しにくかったり。

ブラスバンドのコンクールの時期は、曲で使うスケール、曲の音程とフレーズの歌い方を中心にやりましたが、他は基本奏法を徹底的にやりました。

指使いのためには、運指表を用意し、最低音のCから最高音のCまで、レッスンの度に一音ずつ確認しながら、行いました。
見ていないと、人差し指を立てたまま、中音のEを吹いてしまったり、高音のDを中音のDの運指で吹いたり。
なので、決して速くせず、ゆっくり、ロングトーンで。

それから、アルテの8番のCdurのスケールからやりました。
受験の時期もほとんど休まずに通ってくれました。
なかなか普段の練習ができないので、少し易しい曲集で、デュオをやり、アンサンブル、音程、音色、フレーズの取り方など、その場でできるような課題で、耳を鍛えることを中心にやりました。

暮れにリングキーに変えてからは、思うように音が出なかったり、勉強もあって大変でしたが、苦しかったけれど、諦めない姿勢に私も感動しました。

ここ1カ月は、高校入学に向けて、リングキーに慣れて、なんとか基本の指使いだけは覚えようと、家でも毎日練習してくれました。

音もきれいになってきました。
後、もう少し丁寧に演奏できるように高校に行っても、頑張ってくださいね。

正しい姿勢

2017-03-30 22:08:57 | フルートレッスン

多肉植物にも春が来ています。

冬の間、何とか形を保っていた多肉の先っぽの方は、鉢の下にぶら下がっています。
暖かくなって、色の濃い元気な多肉が出現。

地味な小さな世界にも、確実に新しい芽ぶきがあります。

暖かいけれど、家にこもって練習です。

タファネルの「魔弾の射手」や「ミニヨン」、ボルヌの「カルメン」のような曲は、放っておいたら吹けなくなってしまいます。

超絶技巧と言われるこれらの曲は、指を動かすことも大切ですが、音程、響き、タンギングを正確に鳴らすこと。
どんなに速くなっても、それは変わりません。

それには正しく持つこと。
正しくとは、合理的で、科学的であることです。
人間の指は、支えたり、つかんだりする時は、第1関節、第2関節を曲げた方が力が入れやすく、速く動かすことができます。

指は、キーを押さえていない時にも、できるだけキーのそばにある方が、離れているよりもすぐに押さえられます。

身体をどう使えば、いい音がでるのか?

足の裏は、床とどう密着しているか?
膝は?骨盤は?腰は?
結論は出なくても、身体のすみずみまで問いかけ、認識することで、脳は活性化し、いい位置を導きだしてくれます。

自分の身体の声をじっくり聴いてみて下さい。

献血デイ

2017-03-29 22:15:26 | 哲学
月曜、献血のお手伝いに行けなくなったので、代わりにお願いします。とYさんからメール。
「はーい。行けまーす。」
ということで、献血のお手伝いです。

牧野生涯学習センターに9時集合。


みんなで、ボックスティッシュ1個、タオル1枚、ゴミ袋10枚、ティッシュ5個をみんなで袋に詰めます。


あと、ジュースやお茶。


献血車もやってきました。


今日は準備だけを頼まれたので、そこで帰りました。
地域の人たちが、多勢無償で手伝っていました。

人間は鋭い牙や、爪も無く、速い足も、毛皮も無い。
だからこそ、協力することで生命を繋いできました。

世界中の弱さと繋がれば、国境も国家も政府も要らない。
法律も保険も要らない。

自然に平和に成ります。
なぜなのかは、わかるでしょう?



優しい時間

2017-03-28 21:27:32 | 手作り

mさんが持ってきてくれたお茶の葉。

昨日は、ミシン上手のmさんが来てくれて、カバン作りを手伝ってくれました。

左右にアオリがついたファスナー付きのバッグを作りたくて、布を買ってきましたが、型紙も作り方もありません。

でも、前にアルトフルートケース
を助けてくれたmさんなら絶対作れると信じて、Go!

ネットも検索してみましたが最近はアオリ付きのバックは流行らないみたいで、ほとんどありません。1つ見つけましたが、よくわかりません。
mさんにSOSを出しました。
さんざんひねくり回して、何度もしつけしてはバラバラにして、
ようやく見つけました。
いい方法。


本体はできたので、あとは持ち手をつけるだけ、mさんありがとうございます!
おかげさまです。

お茶とおしゃべりも目的です。
さっきのお茶をお湯につけて

しばらくすると

カーネーションが咲きました。
ジャスミンの甘い香りとカーネーション少し酸味のあるの香りでさっぱりとして優しい味でした。

温かくて優しい時間が過ぎて、気づくと、気持ちが落ちついているのでした。

フルート勉強会

2017-03-27 22:43:53 | コンサート

日曜日、牧野生涯学習センター音楽室2:30からフルート勉強会でした。

12:00に自宅でSさん、Mさんとボワモルティエのソナタの合わせ練習。
お茶を飲みながら、2時20分頃まで練習しました。
その後移動。
5分で到着しましたが、駐車場が満車で入れません。

待っていると1台空いて入れられましたが、少し遅刻してしまいました。

音楽室に移動すると、みんな集まっていましま。
失礼しました。

椅子を動かして、ビデオをセットして、勉強会スタート。

4歳のRさん。
ご挨拶して、ピッコロに息を吹き込みました。「ふ、ふ、ふー」
それから、「チューリップ」と「切手のない贈り物」を歌いました。
とっても上手に歌えました。素晴らしい。

6年生のKさん。
モーツァルトの魔笛よりを吹きました。
息をたっぷり使って吹けるようになりました。
指が少ない音の音程が高くなりやすいこと、長い音の途中で息が薄くなって音が下がりやすくなるところに気をつけて、もう一回。
前より、音のバランスが良くなりましたよ!素晴らしいです。

中1のSさん。
ユモレスクを吹きました。
一音ずつ音を膨らませる癖がとれて、フレーズで歌えるようになりました。
ピアノの先生と顔を見合わせて合図しましょう。それから、音をよく合わせて演奏しましょう。ドヴォルザークは、民族音楽なので、スラーの後の音を大きくするところが何カ所かありますそこに気をつけてもう一度。
今度はずっとよくなりました。素晴らしい。

今度は大人の番です。Kさん。
フォーレのシチリアーノ。
音を1つも間違えずに、転調のある曲をふけました。
ビブラートをもう少しゆったりとかけれるように練習し、低音のDから始まるのでその音を吹いてからもう一度。
今度はさっきより伸びやかな音が出るようになりました。
素晴らしい。

Eさんの番です。
バッハのシチリアーノ。
フレーズの最高音が大きくなるのではなく、フレーズの流れを意識して吹くことができていました。
後は同じ音が続くときは、舌でタンギングするだけでは十分に切れません。少し空間を開けて吹くように心がけましょう。
同じフレーズが2回続くときにはフォルテとピアノなど何かを変えて演奏することを心がけましょう。
トリルで演奏するときには、普通の時よりも倍位の息を吹きこみましょう。
さてもう一回。今度は前よりも曲の流れがよくわかりました。素晴らしいです。

最後はMさん。
ドルドラの思い出。
いい音で、ビブラートもかけてよく吹けるようになりました。
後はピアノの間奏の時も拍をきちんと数えましょう。
それから、Dの音が時々ならないのは、指の構えがうまくいっていません。指を立ててキーの上に指先を置くようにしましょう。
長いカデンツァは、一度に全部吹こうとせずにブロッキングして演奏しましょう。
さてもう一回。
今度は間奏の部分もちゃんと入れました。細かい音もちゃんと吹けました。すばらしい。

ボワモルティエ本番。
知り合って2ヶ月で練習に2回、よくあったと思います。
Sさん、Mさんありがとうございました。

あとピアノとフルート2本のアンサンブルをそれぞれ楽しみました。

自分の演奏を聞いてもらったり、人の演奏や学んでいる姿から、多くのことを学んでほしいです。
私も、みんなが上手くなれるようにどんなふうに助けたら良いのかもっともっと学びたいと思います。


花粉症の時季

2017-03-24 22:02:41 | フルートレッスン

今日の夕暮れの空。
6時頃になってもあかるくなってきました。

花粉も多いです。
マスクをしては吹けないので、ハンドタオルを水に濡らし絞ってビニール袋に入れて持ち歩いています。

外を歩いて花粉がついたら、髪の毛から襟もと首など、ちょこちょこと拭いています。

鼻の周りに塗って、花粉を入りにくくする薬や、昨年からは、イオンのスプレー。
メイクしてもセットしても頭の上から顔など、吹きつけておけば花粉が寄りにくくなります。

洗濯は家干し。
掃除は毎日。
お布団の上も掃除機をかけます。寝る前に、タオルを固く絞って枕や上半身、掛け布団の襟元などを軽く拭きます。

それでも、きついときはあります。

気道が狭くなると吹くのが大変です。
鼻から吸って口から吐けるといいのですが、鼻も詰まったら、吹きにくさ倍増。

こういうときは、鎖骨の上のくぼんだところを、少し押します。
頰の辺りを軽くマッサージして顔の周りから首すじにずっと鎖骨に向かってリンパ液を流すと、鼻が通ってきます。

花粉で苦しいのは炎症で気道が狭くなることです。

吹く時には、口蓋をあげて、気道をなるべく開いて演奏すると、花粉症でも音への影響を減らして吹けます。

フルートを吹くということは、吸気より呼気が長くなるので、花粉症の症状を減らすこともできます。


お料理の質

2017-03-23 22:13:42 | 哲学

昨日、Mさんと手作り市の準備をしました。
作品を作っていると時間を忘れます。が、
お昼ご飯は忘れません。
近くの創作料理でランチ。
店先の寒桜がきれいでした。

アボガドのソースにマグロのお刺身がのっていました。カリカリの小麦の揚げたチップもよく合いました。

ごぼうのスープ。優しい味、これは帰ったらすぐ真似します。
エビちりのパイ包み。

筍と貝柱のピラフ。
ミニケーキ、お飲物。

消えてしまうものに、精力を傾ける。
人の手が創り上げること。

お料理も手作りも音楽も、質の違いはすぐわかります。

でも、質ってなんでしょう?

嘘がないこと、集中すること、謙虚に学び続けること。

身体や心が限りなく一致していること。

それは、ルールだから守るとか、人が見ているからやるとか、そう言うものでもないと思います。

表に出てくるのは、氷山の一角。
氷山の海面に出ている部分は全体の7分の1
だそうです。
音楽は、ほとんどもっと水面下かもしれない。
昨日のお料理もシェフやスタッフがお料理を出すまでの精進が質を作っています。
水面下で起きていることが大切なのです。


ベテランさんと、年中さん

2017-03-22 22:25:34 | フルートレッスン

昨日、次男が福山に帰りました。
午後からレッスンがあったので、くずはモールまで車で送っていき、フードコートでお昼を食べて、別れました。

新大阪まで行きたかったなぁ。
親バカは治らない。
夏休みは、就活とゼミで帰れないらしいから…。
気を取り直して、レッスン。

Oさんは、今月から。
前についていた先生が、引越してしまわれたので、うちに来られました。

「もういいかなぁと思ったのですが、アンサンブル好きですし。」
「しばらく全然ふいてなかったし。」
音を聴かせて頂くと、「あら!いい音です。」そんなにブランクがあるとも思えません。

アルテ、ケーラーのop33のエテュードの1巻も13番までされています。
曲集は、日本の曲のデュオ。
スケールはアルテ2巻の初めのものを使っておられました。

せっかくなので、ケーラーのエテュードを続きを、することにしました。
アルテの1巻と運指表で基本を抑えながらやることにしました。
曲集も、続きをします。

アルテの1巻の初めのゆっくりの曲をやりながら、美しいストレートトーンにビブラートを加えていきたいと思います。

次は4歳のRさん。
おじぎをしてピアノに合わせて歌を歌います。
竹の横笛で音がでるようになりました。
ピッコロもでます。今日はお父さんにも吹いてもらいましたが、音が鳴りません。
「すごいなぁ!」とお父さん感心していましたよ。

ドレミのパットゲームで、自分で作ったガラガラを転がして、止まったところが何の音かすぐにわかるようになりました。
真似っこゲームは、リズム遊びだったのに、最近はダイナミックになり過ぎて場外が多くなりました。

この辺りで帰る時間です。
「まだ、やりたい。」と、言うのを、「また今度来てやってね。」と、帰しました。

私ももっとやりたいです。
でも、休むのも大切。
また、今度。


フルートトリオ練習

2017-03-21 22:32:02 | フルートレッスン

土曜日、MさんSさんとフルートトリオの練習をしました。

御堂筋沿いのジャンカラ新地店。ザクッというと日銀の並びです。
ザクッとし過ぎか…。

曲は、ボワモルティエのフルートトリオソナタ、6曲の中の第1番です。

バロックには、バロックの作法があります。
2つの音を繋ぐスラーは、後の音符はディミュニエンド、リズミカルなところはスタカート気味に、長い音符も音を押さずに、ディミュニエンド。

Allmandeはドイツ、ゲルマンを意味するアルマン。ドイツ風の踊りを意味しています。
Allmand gayment という表記はドイツ風なきらびやかな踊りという意味です。
2楽章と4楽章は、同じgaymentと表記がありますが、2楽章は、4拍子、4楽章は3拍子。
Allmandは、2拍子や、4拍子のスクエアなダンス。その後3拍子のダンスが1800年代には流行ったそうです。

リズミカルな感じを出すために、アウフタクトは軽く、拍頭に向かいます。
拍子感を強く出します。

細かくやっていると、2時間はまたまたすぐに過ぎ、来週26日当日の本番前にも集まって練習することになりました。

熱くなってきました。
こうこなくっちゃ!




福祉風呂

2017-03-20 21:24:35 | 紀行
木曜日から週末にかけて、次男が就職説明会のために帰ってきました。

スーツ姿で、週末会社を回った後、次男と両親、夫と久しぶりに温泉に行きました。

やぶっちゃの湯
伊賀市島ヶ原にある日帰り温泉。

木津川の上流。
ほんとは、梅を見に月ケ瀬に行きたかったけれど、遠いし、父が入れるお風呂がありません。
少しだけ梅。


やぶっちゃの湯では、福祉風呂というのがあります。

入湯料×人数+ 1,000円で1時間、1部屋貸切です。

塩泉、掛け流し。

外の景色も見えます。

洗い場も広いです。


洗面所、トイレもついています。

父はここでしか、温泉は入れません。
温泉好きな母も父を連れているので安心して入れます。

本当にありがたい、至福の時間を過ごさせていただきました。

ところが、お風呂も終わって、洗面所で着替えていたら、衝撃の貼り紙が?!

3月31日で福祉風呂閉館。

はあ〜〜。
唯一の楽しみが…。
入浴客が激減したからだそうです。
笠置、月ケ瀬と温泉が並んでいるからかなぁ。
残念です。