音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

幼稚園とアンパンマン

2013-10-31 22:25:02 | 哲学

11月子育てサロンの、クリスマスオーナメントの準備の続きです。一番若いスタッフもMさんが、地元幼稚園のバザーがあるというので、準備の前に、Yさんと私の3人でバザーをのぞくことにしていました。その後、買い物をして、お昼食べて準備しようという計画です。

幼稚園は来年度を最後に閉園です。
私は長男を通わせた時に、Yさんの次女と一緒にここで、PTAをし、次男を通わせている時に、Mさんの長男と一緒に通わせ、以来友人になりました。うちは二人の子をYさんは四人、Mさんは3人目の末子が4月に卒園したばかりです。

他にも友人の多くの知り合いのきっかけが、この幼稚園にあります。
地域、小学校、中学、高校、PTA、老人会まで、この幼稚園で、つちかった友人関係が網の目のようにここでは、張り巡らされています。

もちろん、子育てサロンでお世話したお母さんや子どもたちが、この幼稚園にも通っています。
バザーに行ったら、そういうお母さんたちが何人も声をかけてくれます。
本部会長さんも、サロンの卒業生。
何か買えば、幼稚園の子どもたちを応援することになると思うと、買い物にも力が入ります。
自分たちも数年前、手作り品を力を入れて何点も出品したことを思い出します。

今年の買いは、このクラフトテープバッグ。1000円。原価割れのような気がしますが・・・。
すごい力作でしょ。併設する小学校の敷地には、メランポジウムと、朴の木の植え込みがきれいです。


幼稚園、小学校、中学校と進めば進むほど、潤いがなくなる気がします。幼稚園は子どもも、親も若く、明るくて元気です。
こういう場所が地域にひとつ無くなるのは、本当に残念です。

バザーの時に飾ってあった、アンパンマンの看板。終わったら廃棄するというので、サロンに良いと思って、頂いてきました。会長さんがサロン出身なので、快くいただくことができました。

アンパンマンは、何年もずっと、小さな子どもに一番人気です。
サロンで、8年、4歳までの子どもたちを見てきましたが、何年経ってもそれは変わりません。

作者のやなせさんは、敗戦でそれまで信じていた正義がひっくりかえった時に、ひっくり返らない正義ってなんだろう?と考えた時に思いついたそうです。
他のヒーローが、戦って街を壊し、何もしないで去っていくのに対して、飢えている人を助ける。
それは、どこの国に行っても、どんな民族でも関係無い、ひっくり返らない正義じゃないか。と思ったそうです。

自分の顔をちぎって食べさせるヒーロー。
アンパンマンの歌は以前紹介したので、アンパンマン体操の歌詞を紹介します。

アンパンマン体操
もし自信をなくして くじけそうになったら いいことだけ いいことだけ 思い出せ
そうさ空と海をこえて 風のようにはしれ  夢と愛をつれて 地球をひとっとび
アンパンマンは君さ 元気を出して  アンパンマンは君さ ちからのかぎり
ほらきらめくよ 君はやさしいヒーローさ

大事なものわすれて べそかきになったら 好きな人と 好きな人と 手をつなげ
そうさ僕と君をつなぐ 虹の橋をわたれ  影と雲がにげて 太陽ひとまわり
アンパンマンは君さ 勇気を出して  アンパンマンは君さ 信じることさ
ほらかがやくよ 君はやさしいヒーローさ

楽しいこといっぱい でも寂しくなったら 愛すること 愛すること すてないで
そうさ鳥も花も遊ぶ みんな君が好きさ 涙なんかふいて 大空飛び出そう
アンパンマンは君さ 勇気を出して  アンパンマンは君さ いつでも君さ
かわいい君さ ほらときめくよ 君はやさしいヒーローさ

アンパンマンは君さ。やなせたかしさんは、亡くなったけれど、アンパンマンは残る。
そして、これから、たくさんのアンパンマンが、大事なものを忘れないで、ひっくり返らない正義を行う世界を作るために戦うと、信じます。


くるみ割り人形実行委員会

2013-10-30 22:06:15 | 音楽

今日は12月14日2時メセナひらかたで上演する「くるみ割り人形」の、実行委員会です。
打楽器の子どもたちの衣装、舞台設営から、語りの文章、寄付を募る文章、チラシ配りなどなど、解決しなくてはいけないことが山積みです。

今日は、Sさんは仕事のため欠席。語りのKさん、編曲、総監督のKYさん。私の3人。

Kさんはくるみ割り人形を買っていました。赤い軍服を着ているそうで、王子役のYさんが、以前やった舞台の赤い軍服を探してきてくれるそうです。
クリスマスツリーは、大きなツリーを子どもの施設から借りられようにSさんが動いてくれました。
バレエは、舞台下の大きなスペースを使って踊るので、舞台下のむき出しの木の壁が背景になってしまいます。そこを、なんとか隠せないか?いろいろ案が出ましたが、決めきれずもう少し考えることになりました。

Fmひらかたが、12月3日、カフェ・ド・ステーションに呼んでくれることになりました。世間話と、フルートを少し演奏して欲しいと言われています。チラシをまけそうなところも、何件かありました。
枚方の、ミニコミ誌のLIP11月号に宣伝も載せてもらいました。つてをたどって、協賛金も何件かお願いできました。
プログラムの簡単な割付も考えました。

それから、語りのセリフを、曲に合わせていろいろ考えていきます。音楽とセリフが一体となって一つの作品になるように、うまく考えなくてはいけません。今日はKさんのたたき台の上に、3人で、知恵を絞りました。
なかなか、いい具合になっています。
本番まで、2ヶ月を切りました。いよいよ、本格的になってきました。



精神科

2013-10-29 21:33:04 | 介助

気になっていた母の目の手術の経過は良かったらしい。
今日は、父を連れて精神科を受診。

受診したからといって、認知症をなんともできません。
進行を遅らせるアリセプトを処方してもらうくらいですが、これも、効果があるともなんともわかりません。
戻るわけではなく、遅らせるといっても進行は個人差がありすぎて、早いのか?遅いのか?比較対象するものがなくて、わかりません。

前立腺の腫瘍をとったおかげで、体の調子が良くなり、リハビリパンツは、必要ですが、自傷する心配がなくなった分だけ、生活はなんとか安定しています。尿がちゃんとでるので、体の調子も良く、皮膚もツヤツヤ、食べられなくて痩せてきていたのもほとんど戻ってきました。

母は、「よくなって、何も気になることが無い。」なんて先生に言っています。

「いやいや、ちがうでしょ。
何でも相談に乗ってもらおうよ。」と私。

父は、今は穏やかで、家でじっとほとんど動きませんが、最近、急に思いついて、もう返してしまった畑の世話をしなくては。と一人で出かけたり、近所のスーパーに買い物に行ってしまって、帰り道がわからなくなってしまったりするので、いつか帰れなくなるのではないかと心配なのです。

先生はじっと耳を傾けて、「そうなんですね。多分、体が、お元気になってきたので、動きたいと思うようになってきたのでしょう。習慣として、毎日決まった時間に散歩するといいですね。動きたいという衝動を満たして、体が疲れていれば、出て行く事は少なくなると思います。それに、歩いていると認知症の進行も遅くなります。」

なるほど、父は誘っても動かないけれど身体は元気になったら、動きたいということはあるのかもしれない。それを時々思い出して、出て行ってしまう。ある程度その欲望を満たしていれば、出かけたい衝動はなくなるのかもしれない。

入院中だったことで、知らないうちに、父は体が弱って動かないものだと、決め込んでいたのかもしれません。とはいえ、決まった時間に動いてない母や、私はなかなか決まった時間に散歩は無理かもしれない。でも、家にいるときは買い物を同じ時間に行くとか、生活を少し変えてみることは出来ます。

治療はできないけれど、困っていることを聞いてもらえると、ほっとします。心強い味方です。


病院、病院

2013-10-28 23:51:34 | 介助

今朝は、父を関西医大に連れて行き、母は自力で、京都府立医大に。
明日は、別の科の父の診察でもう一度関西医大。
一度行くと、何時間もかかります。しかも、予約時間は、全く形骸化していて、一時間遅れなんて当たり前です。
「診察の前に血液と尿の検査してきてください。結果が出てから診察です。」
検査待ちの列は廊下にずらっと並び、結果は、1時間後が普通です。

今日は10時半に予約で、30分前に着いて、検査をして診察は11時40分。診察は5分。病院を出たのは12時10分。比較的早くすみました。
母は、府立医大に9時。18時に、「お父さんにそのへんのもの見繕ってご飯出して、帰ってもいいよ。」と電話がありました。私は夕飯を母の分も作って、帰りましたが、母が帰宅したのは19時半。
およそ12時間病院にいました。
病院通いも体力が必要です。

病院は、いつも長蛇の列。大病院ほどいっぱい。
高齢化で、ますます。人間はいつかは老いて死ぬ。
屈強の若者も、絶世の美女も、天下の大天才も、弱り、何がしかの障害を持ち、病い・・・。

どんな死を迎えることになるのか?どう病い、老いていくのか?
誰も正確に予測することはできない。死を逃れることもできない。
けれど、日々の生活の積み重ねの中に、何か病む原因があるし、どんな人が元気で長生きなのか、科学でわかってきたそうです。

楽天的で、目標のある人。よく笑う人は病みにくいこともわかっているそうです。
人生に起きてくることは予測不可能で、コントロールできないことだらけです。
嫌なこと、笑えないことがたくさん。しかし、フランクルは強制収容所の中の絶望的な状況の中で、「それでも人生にイエスと言おう。」を思いつきました。
今の日本で、それほどのことは、少ないはず。
心の中で、憎しみを作り、妬みを作り、病いを生み出すのです。






小さな変化に気づく

2013-10-26 00:36:19 | 哲学

三度、家の裏の川が決壊すると、雨が降ると心配になってきます。データ放送の気象レーダー図をチェックしたり、川の水位を確かめたり。
二度目の決壊の後、自治会で市に掛け合ったら、市は土嚢をいくつか積んで、浸水した周辺の家の消毒にやってきました。
役員さんは、淀川に川の水を逃すポンプまで見学に行ってきて、これだけやっているならとレポートを書いて町内広報を回してくれました。

しかし、三度目。
二度目の決壊で、集会所が浸水して畳を変えたところだったため、その集会所を、どうするのか?
自治会で、連続講座を開いて考えてくれています。
2回の講座の報告では、建て替えるか、修繕するかどうか、住民のすべての意見を聞くなどと書いてあって、本当に大変なことなんだな。と今頃になって実感している当事者意識の無い自分を恥じています。

市にも、次が無いように掛け合いにいくとも書かれていました。

自衛するしか無いと、決め込んでいたうちの駐車場の対策も、その割にも、物理的には何も変化は無く、相変わらず天気図とにらめっこして、早めに車を避難させるかというレベルです。
雨がひどくなってからだと、動くに動けなくなるので、早めにと思いながら、局所的豪雨注意報が発令してからだと、大体もう、大雨。動きたくない。ということに気がついてしまった。

そして、今回の台風レベルでは、浸水しない。ゲリラ豪雨。の場合のみ。
ということは、テレビに出てくるおおざっぱな予報では、確実な予測は無理。
空振りでも車を避難させると、決めておかないと完全な予防はできないということです。

防災は、安心してはいけない。私が、あの震災から学んだこと。
自分と自分の家族の生命を大切と考える人がいたし、となりに住む人も、わが町に住む人のただ一人の命も失われてほしくないと考える人達が多勢いた。
そういう人たちは、災害だから仕方ないと立ち止まったりしないで、もう二度と一人の命も失わないですむように、動いて、つながったり、考えたりしています。
そのことを、私は受けとらなくてはいけない。

これくらいなら大丈夫、自分は年をとっているからもういいんだ。今までこのやり方でやってきたから、と安心したいという意識の上にあぐらをかくことは、本当の安心ではない。

小さな水が流れ込んできてやがて大きな穴が空いて、一挙に流されてしまう。小さな穴のうちに気づき、動けることが安心に繋がることなんだと思います。


買い物とパティスリー

2013-10-25 00:10:06 | 子ども

午後、Mさんとクリスマス・オーナメントの買い物の続きです。
牧野の100均Seriaでは、季節商品の棚はもうクリスマス一色。10月はじめに並んでいたハロウィーングッズは隅みに追いやられています。
金のボールについているモールや、緑と赤のクリスマスカラーのリボン、緑のフェルトはもう品切れです。

昨日の平和堂のダイソーは、リボンや、フェルトなどは色も豊富で充実していてここにしかないものが、たくさんありますが、その割には、季節商品としてのクリスマスの棚は数が少ない気がします。
ツリーの飾り付けの種類が少ないです。

場所を移動して、ムサシのクリスマスコーナー。圧倒的な面積があって輸入された木の実や、モール、オーナメントが充実していますが、今回のような、小さなものへの飾りには、使えません。
結局、雪だるまの上につけるボタンは、木材売り場に移動して、長いひのきの薄い板を買ってきて、色を塗って切って使うことにしました。40円で、90個位つくれます。

買い物が早くすんだので、ムサシの近所のパティスリーシロモトで、Mさんとお茶して帰りました。ここは、お気に入りのシフォンケーキの美味しいお店、ですが、なかなか、お茶をする時間がなくて、喫茶をしたのは、初めて。

私はピスタチオのアイスバームクーヘン、Mさんは、季節のロールケーキ2種盛。今日はマロンでした。
甘さ控えめで、涼しくなってきても歩き回ったあとなので、冷たいアイスバームクーヘンがいい感じで写メを撮る前に食べてしまいました。しまった!

Mさんが、「これくらいの甘さがちょうどいいわ。でも、ロールケーキの生地はもう少し柔らかいほうがいいなぁ。」と、言うので、「私は、これくらいの甘さが好きで、もうちょっと柔らかい目の生地が好きだから・・・ねっ。今度、作ってね。」と、リクエスト。
「ふーん。作れってか。」
「だって、作れるんだもの。おねがいしまーす。」よく言うなぁ。この口は。

「まあ、作れるけどね。」そうそう、上手なんです。きっと、そのうち美味しいロールケーキを作ってくれると思います。

オーナメントを作る目途もついたし、友達とゆっくり過ごすことができて、久しぶりのゆとりの一日でした。





11月サロンの製作準備

2013-10-23 22:45:45 | 子ども

突然ですが、クリスマスオーナメント。
子育てサロンで作る試作品です。

11月のサロンは、パネルシアターなど、それぞれ、担当も考え、始動していますが、先月運動会で作れなかったので、何か制作をと、いうことで、子どもの手に、絵の具を塗って、模造紙に手形を貼り付け、もみじの木を作ろう。ということで、Yさん、Mさんに来てもらって案を詰めようと家に来てもらいました。

しかし、ここで、問題が。
先月の運動会で、やってきたのは、1歳児。以前多かった3、4歳児は、1人しかいなかった。
校区にある公立幼稚園が廃園になることで、私立の3年保育の幼稚園に子どもたちが流れたせいです。

大きな子どもたちは、どろんこや、絵具まみれになって遊ぶのはいいけれど、抵抗力の弱い1歳児は、まだ、雑菌などを警戒しなくてはなりません。そして、それ以上に化学物質から守らなくては。
何でも口に入れることも考慮に入れなくてはなりません。
手形を取ったら直ぐに拭き取ろうと、ふきんの用意もすることにしました。

次に、安全な絵の具を、探しました。国産のまっち絵具、ドイツのセラック。小麦粉に食紅を入れて作ることも考えました。ボディペイント用のラッテクスの絵の具。

前2品は、高価。小麦粉絵の具は、遊ぶのには、いいけれど発色に不安。ラッテクスは、アレルギーが心配。

しかも、長く遊ぶなら、多少高価でもいいけれど、1回手形を取って拭き取るだけに何千円はないなぁ。

ということで、他のみんなの了解をとっていないことに後ろめたさを感じながらも、方針転換。
1歳児が多いことを考えると、お母さんたち自身が、まず楽しめるものにして、子どもたちにも少し手伝ってもらう。
7月のうちわ作りをした時に、お母さんたちが夢中になって作っていると、子どもたちは、一緒になってじっと集中してその様子を見ていたことを思い出しました。
子どもを見ながらなので、あまり手の込んだことはできませんが、お母さんが家に作って持って帰ってうれしいようなものがいいのでは。

と、考えていると、少し早いですが、前倒しでクリスマスグッズを作ると、家で長く飾ってくれるんじゃないか?と・・・紅葉からクリスマス?あまりに違いすぎない?と私、いやいや、ちゃんと理由があるから。みんなもわかってくれるからとMさん。
そうだねとYさん。

走り出した電車はもう止められない。
「粘土か、フェルトがいいか?」「それにキラキラ飾り付けを貼ってもらえばいいね。」
「小さすぎるのは、口に入れられたらまずいからやめよう。」
「よし、試作品の材料、買いに行こう。」
と、100均2軒ととホームセンターを回って、結局、フェルトにしました。粘土はオーナメントを作ろうとすると、量が必要。粘土サイズでつくろうとするとどうしても小さなものになります。
それに、素材自体が、つや消しなので、クリスマスのキラキラした感じがでにくい。ニスを塗ることはサロンの時間内では不可能。
簡単にできて、持って帰って嬉しいようなもの・・・。
買ってきたフェルトを型紙を作って切り、ボンドで貼り合わせて、紐にピンチで釣っておきます。
これに、クリスマスらしい飾りつけをしてもらいます。

良いかもしれない。これで、あすみんなに、写メ送って、聞いてみよう!


代車体験

2013-10-22 20:44:38 | 日記

実は、先週、171号線を走っていて車線変更をしようとして、大きなコンテナ車と接触。
一度事故を起こしてしまうと、運転するのが怖くなります。でも、本当は起こす前に充分恐れを持っていないと、いけないのですが、どこかに慢心があったのでしょう。

事故は大したことはありませんでしたが、左のサイドをすってドア2枚とパネルを1枚変えるハメになってしまいました。

車の運転は、あまり得意でないのでもっぱら近所の決まった道だけを行っていますが、今日はそうは言っておれません。
伏見の代理店まで車で出かけました。

行ってみると、代車はちょっと旧型のプレミオ。父を見に行ったり、病院に連れて行かないといけないので、一日も車なしでは過ごせません。

旧型ですが、その車種の上位バージョンのようで、木目調の内装や、ゆったりしたシートはなかなか快適です。
ナビは画像が以前のバージョンで平板で単純ですが、音声ガイドが充実していて、音だけでどの角を曲がったらよいのか明確にわかります。

プリウスのナビでは、300m先右と案内されると、そこに着くまで、いくつも曲がり角がある場合、どの角か、地図で何度も確認しなければならないため、その度に地図に気を取られていましたが、これは、「ぽん」と、曲がる角の手前になると音が鳴るため安心してそれまで前を見て運転できます。

ナビに気を取られることが減れば事故も減るはず。このナビ欲しい。
いつもと違う体験をすると、今までと違うものが見えてきます。
前より慎重に運転するようになったし、自分の注意力の限界も知るようになりました。
本当に気をつけなくては。


くるみ割り人形合同練習

2013-10-22 00:15:42 | コンサート

日曜日に、12月14日(土)2時開演 メセナひらかたホールで 企画しているくるみ割り人形の合同練習をしました。
午前、午後を通しで練習場所を取ることができなかったので、午前中メセナひらかたの大集会室、午後から移動して、菅原生涯学習センターのホールで練習します。

メセナについてみると、会議室ですので、長机を片付けて、椅子を並べるところから始めなくてはなりません。しかも、市内の他の練習場所が9時~借りられるのに比して、9時半~。
移動時間も惜しいところです。

譜面台を借りようとしたら、6本しかない。ホール付帯設備と載っているのに、ホールから借りてきて、事なきを得ました。
しかし、持参者が多かったため、余裕で借りれました。
練習していると、別の団体から、「譜面台余ってたら、借りたいのですが、」と途中で、二人こられました。

一人は私の旧知のHさんでした。枚方では、年末第9ではなく、年末「メサイア」を市民と市が恒例で一緒に上演されています。枚方市交響楽団と、市民公募の100人のコーラスに、プロのソリスト4人を呼んで、早くから練習。今年は11月24日に市民会館でされます。

Hさんはそのお世話をされてるのです。「お久しぶり!」と手を取り合ったあと、残りの譜面台を渡してついでに、くるみ割り人形のチラシをお渡ししました。
「練習してるの?」
「ブラスと、こどもたちの打楽器と、バレエにナレーション付きで、するの、よかったら来て。」
「へえ、ありがとう。」
再会は意外なところにあります。

午前中はブラスだけですが、午後は、打楽器の子どもたち、ナレーションのKさんも来ます。

メセナを片付け、鍵と譜面台を返却し、車にそれぞれ便乗して、お弁当をコンビニでかい、菅原に移動。
今度は、ホールですが、椅子を出し、譜面台を立て、照明の調節をするみんながお昼を食べて、練習再開まで1時間半。ロス時間が惜しいです。

2時から子どもたちが合流。
ちょっと緊張した表情でしたが、一人ずつ出てきて演奏しだすと、良く他の音を聞きながら、うまく叩いてくれます。
終わると拍手が出ました。
休憩時間、全盲の子どもが、大きなバスクラリネットの前に手を伸ばすので、メンバーが「ぞうさん」を吹き出したら、「びっくりしたぁ!」と手や体に響く音に、満面の笑顔になりました。
それから、トロンボーンの朝顔の前に立ってみたり、フルートの前を通ったり、いろんな楽器の音を身体で感じていました。

そんな子どもたちの様子を見る私も感動しました。
自分が、初めて楽器を手にした日のことや、音を聞いて感動した日のことを思い出しました。

音への純粋な喜びと感動。忘れたわけではありませんが、テクニックや、練習に追われて、いつの間にか、薄れていたことに気づかされます。

そうそう、この喜びを伝えたいために、私たちは演奏するし、今度のコンサートを企画したんです。
このコンサートを支えるのは、音楽をする喜び。
みなさんも、ぜひ来場して、一緒に感じてください。


父との日

2013-10-18 22:31:13 | 介助

父が、活けたアレンジフラワー。デイサービスに行くと、いろんなものにチャレンジさせてもらえます。
先週は焼きそばを作ったとか。

「きれいやねぇ。お父さんが活けてきたん?」と聞くと、「ふーん。そうやったかなあ。」と父は言っています。
たとえ自分で作ったことを、忘れてしまっても、「周りの人に話しかけ楽しいお話をしてくれます。」と、スタッフの方は書いてくれています。
父がそこで、人々にかこまれ、楽しい時間を過ごした。ということがうれしいです。

「おい、お前大きなったなぁ。」と次男に言うので、また年齢の記憶が混乱しているのかと思って、「お父さん、この子いくつに見えてるの?」と聞いてみるとじっと見て、「うーん。22歳位。」
「おじいちゃん、僕19歳。それあっちの方。」と長男を指さします。
「ほう、そうなんか。19歳。大きいなったなあ。身長どれくらいあるんや。」
次男は兄より少しだけ背が高い。
ああそうか、父が大きなったと言ったのは身長のことなんだ。失礼しました。

夕食後、練習をしてから居間に戻ってみると、父と、息子二人でナイターを見ていました。
思春期以降、うちでは、食べるとすぐに自分の部屋に戻ってしまう二人が、父のおかげで、団欒に参加しています。

長男は「おじいちゃんと野球の試合を見てたら面白かったから。」と野球部に入っていたほど。
スポーツに関心のない夫と私とは違う父の影響が、こんなところで出るとは。
とにかく、珍しいスリーショットに、感動。
ナイターを見ながらあれこれ、3人で話しているところを見ると、私と母でいる時の父とは違って笑顔も言葉も多いです。

人はやっぱり人の中にいることで、人らしくなれるんだなぁということを父が教えてくれます。