土曜日は、ドルチェ楽器のパウエル調整会でした。
梅田に来たら、ずっと工事中だった楽器屋さんの向かいの大学が出来上がっていました。
フルートは、音質や音程を求めて進化し続けている楽器です。
ベームが1841年に大きく改造しましたが、その後も、少しずつ変化しています。
演奏家と同じように、楽器の製作者も努力し続けているのです。
私の楽器は、頭部管は最近変えましたが、本体、足部管は、15年以上前に買ったものを使っています。
長く使い続けられているのもメンテナンスをして頂いているおかげです。
お馴染みのKさんに
C#が高くEが低い、左手て扱う低音が高いなど楽器の特徴をなんとかならないかと、相談してみました。
すると、キーのタンポの中に薄い紙を貼った後で、頭部管のコルクを移動して、C#キーの開きを小さくしたりしてみてくれました。
試し吹きしながら、チューナーで見てみると、音程はだいぶ改善しました。
ところが、Eの音程が、ぴったりと合うと、音抜けが非常に悪くなり音質が良くない。
結局、開きを戻し、コルクも少し戻し、前との間を取るようにしてもらいました。
ここまで真摯に私の悩みに向き合ってもらえて本当に感謝です。
またお願いしたいです。