日曜日の朝は実家でレッスンした後、牧野に戻って地元の小学校で「救急救命法講習会」を受けました。
は、警察署で書記官を務める父が生後まもなく亡くなり、革命に関わり亡命生活をしたりしました。
妻のコジマはベッドに横たえられたワーグナーの遺体を抱きかかえて座り、一日中身動きひとつとしなかったとい言います。
バイロイトのヴァーンフリート荘と、裏庭にあるワーグナーとコジマの墓
Willy Pogany ~ Parsifal by Richard Wagner ~ Crowell ~ 1912 ~ via Golden Age Comic Book Stories
子育てサポートをするので5年に一度位は受けてくださいと言われています。
3度くらい受けていますが、コロナで飛んでしまい、間が空きすぎてしまいました。たにはだ
近くでやってくれるので助かります。
地元の消防団の方が開講してくれました。
もし近くで倒れて意識がなく、呼吸が止まっている人がいたらどうしますか?
1安全を確認
2反応を確認
3大声で助けを呼びます。救急車やAEDを取ってくるように頼みます。
4呼吸を確認
5胸骨圧迫 30回(一分に100-120のテンポ)
6人口呼吸2回
5 6を救急車が来るまで続けます。
すぐに胸骨圧迫=心肺蘇生法を行うことで生存率がグンと上がるそうです。
胸骨圧迫と言ってもどれくらい押していいのか?
流血していたら?
心臓が止まったら脳に血流がいかないので、とにかく胸骨圧迫をした方がいいそうです。
赤ちゃんや子どもの場合は?
体の厚みの3分の1まで圧迫。
赤ちゃんは抱いて呼吸ができるようにして指2本を乳首の間の少し下に縦に置き、押すそうです。横に置くと骨が折れやすいそうです😱
それでも肋骨がもし折れても、しないよりした方がいいそう。
AEDが来たら、機器の指導に従って電気ショック、心肺蘇生法を続けます。
人形で押し加減がわかりますが、思ったよりたくさん重みをかけて押さなくてはなりません。
AEDは、市役所、学校、コンビニ、駅などに置いてあります。
聞いただけでは加減がわかりません。
みなさんの自治体でも無料…税金で受けられます。大切な人を将来助けられるかもしれません。
受講、お勧めです。
リヒャルト ワーグナー(1813-1883年)ザクセン王国ライプツィヒ生まれ、イタリア王国ヴェネツィア没
は、警察署で書記官を務める父が生後まもなく亡くなり、革命に関わり亡命生活をしたりしました。
不安定な生活を送っていましたが、バイロイト王国のルートヴィヒ2世の寵愛を受け、1876年にはバイロイト祝祭劇場が完成し、ワーグナーの作品だけが上演されることになります。
そのワーグナーは
1883年2月13日、ヴェネツィアに旅行中、突然客死しています。
以前から患っていた心臓発作が起きての死だったと言われています。
彼が、最後に書いていた論文は
『人間における女性的なるものについて』であり、その執筆中に。ワーグナーは死ぬ直前に「われわれはすべてをユダヤ人から借り出し、荷鞍を乗せて歩くロバのような存在である」とも書いていました。
妻のコジマはベッドに横たえられたワーグナーの遺体を抱きかかえて座り、一日中身動きひとつとしなかったとい言います。
遺体はバイロイトの自宅であるヴァーンフリート荘の裏庭に埋葬されました。
バイロイトのヴァーンフリート荘と、裏庭にあるワーグナーとコジマの墓
ワーグナー最後の作品は舞台神聖祝典劇『パルジファル』(Bühnenweihfestspiel "Parsifal" )1882年に完成させた楽劇です。
全3幕。原語ドイツ語。台本も作曲家自身によります。
初演は1882年7月26日、バイロイト祝祭劇場。
中世(10世紀ごろ)スペインのモンサルヴァート城およびクリングゾルの魔の城。
第1幕
老騎士グルネマンツと小姓たちが傷の治療のために湖へ向かうアンフォルタス王を待っているところへ、呪われた女クンドリが現れ、王の薬を託します。
Willy Pogany ~ Parsifal by Richard Wagner ~ Crowell ~ 1912 ~ via Golden Age Comic Book Stories
かつてアンフォルタス王はクンドリに誘惑され、聖槍を奪われて傷つけられていました。癒えない傷口からは、絶えず血が流れ出し、罪の意識を伴ってアンフォルタス王を苦しめます。
グルネマンツは魔法使いクリングゾルの神託「共苦して知に至る、汚れなき愚者を待て」を聞いていました。
そこへ、湖の白鳥を射落とした若者が引っ立てられてきます。
グルネマンツはこの若者こそ神託の顕現ではないかと期待し、若者を連れて城へ向かいます。
城内の礼拝堂で、聖杯の儀式が執り行われます。しかし、若者は茫然として立ちつくすばかり。グルネマンツは失望して若者を追い立てます。
第2幕
魔法使いクリングゾルの魔の城。
クリングゾルはクンドリに、魔の城に侵入した若者を誘惑し堕落させるように命じます。
クンドリは抵抗しますが、結局言いなりになります。
若者は襲いかかってくる兵士たちをなぎ倒して進むうち、クリングゾルの魔法で、あたりは花園になります。
花の乙女たちが無邪気に舞いながら若者を誘います。
やがてクンドリが「パルジファル!」と呼びかけ、初めて若者の名が明かされます。
クンドリはパルジファルの母親の愛を語り、キスします。ところが、これによって、パルジファルは知を得て、アンフォルタス王の苦悩を自分のものとすします。
なおもクンドリはパルジファルに迫ります。しかし、パルジファルはこれを退けます。
誘惑に失敗したと悟ったクリングゾルが現れ、聖槍をパルジファルめがけて投げつけます。
聖槍はパルジファルの頭上で静止し、パルジファルがそれをつかんで十字を切ると、魔法が解け、城は崩壊して花園は荒野と化します。
第3幕
隠者となったグルネマンツは倒れているクンドリを見つけます。
そこに武装した騎士パルジファルが現れます。
いまやアンフォルタスは聖杯の儀式を拒否し、先王ティトゥレルも失意のうちに没し、聖杯の騎士団は崩壊の危機に瀕していました。
クンドリが水を汲んできて、パルジファルの足を洗い、グルネマンツがパルジファルの頭に水をかける洗礼の儀式をすると、パルジファルもまたクンドリを浄める3人は城に向かいます。
城では、騎士たちの要請によって、先王ティトゥレルの葬儀のための儀式が始まろうとしています。
アンフォルタスは苦悩の頂点に達し、「我に死を」と叫びます。
そのとき、パルジファルが進み出て、聖槍を王の傷口にあてると、たちまち傷が癒えます。
パルジファルは新しい王となることを宣言、聖杯を高く掲げます。
合唱が「救済者に救済を!」と歌う。聖杯は灼熱の輝きを放ち、丸天井から一羽の白鳩が舞い降りて、パルジファルの頭上で羽ばたき。クンドリは呪いから解放されてその場で息絶えます。
第1幕フィナーレ