今日は京阪中之島線渡辺橋駅近くのサロン ド プリンシパルで榎田雅祥先生のアンサンブル体験に行ってきました。
コロナのせいか、参加者は私とAさんの2人。
コロナのせいか、参加者は私とAさんの2人。
神戸の方では、人数が多いそうです。
曲は3人出来るジョゼフ ボダン ド ボワモルティエ(1689-1755年)
ロレーヌ ティオンヴィル生まれ、ロレーヌ ロワシー アン ブリ没
のフルートトリオ。
のフルートトリオ。
モテット作曲家のジョゼフ ヴァレット モンティニーに音楽教育を受けます。
1713年ベルピニャンに移り、王立専売公社でタバコ製造に携わります。
マリー ヴァレットと結婚。
彼女はモンティニーの親戚で父親はゆたかな金細工商人でした。
楽譜の出版活動を始めるとパリで評価されるようになります。
1724年パリにうつり、桁外れの作曲に励み、声楽、器楽、劇音楽を作り、中でも声楽曲だけで1747年までに100曲を出版しています。
声楽曲が人気を呼び、経済的支援者無しで財を成しました。
フルートのためにも多くの作品を書いています。
「自立というのは、助けてくれる人をたくさん持つということ」と安富歩さんが言われてましたが、本当にその通り。
この時代パトロンを持つか、貴族に雇われるのが一般的でした。
ボワモルティエは、たくさんの楽譜を買ってくれる人に支えられて、自立した生活を、送っていたのでした。
今日演奏したのは、トリオ・ソナタNo5op7 1725年以前パリでの作品です。
ロココ朝ルイ14世の時代の演奏スタイルは、アルマンドは早めの踊りの曲です。
16分音符は、イネガルで演奏しましょう。バロック時代のスイングです。
付点16分音符と32分音符で。
トリルは必ず上から。
なぜなら、バロックフルートはふぁみという運指は、下からはできない構造になっていました。
ふぁの音を少し長くアクセントをつけてからトリルをしていました。
ビブラートは、テンポ一拍108に3回。結構早めで行うのがフランス風。
「イネガルで演奏しているものは、ほとんど無いよ。」と榎田先生が言われたように見つけられませんでした。