昨日の夜は、梅田クラベリトで川原久美子さんのライブでした。
伝説のギター居酒屋「グラナダ」の後を継いで、ギター専門のライブをされています。
ショパン讃歌 プレリュード
カタルーニャ奇想曲 セビリア
伝説のギター居酒屋「グラナダ」の後を継いで、ギター専門のライブをされています。
昭和の香り残るビル。
正直少し心配でした。が、
ちいさいですが、この距離と音楽を大切に聴く空気がちゃんと受け継がれていました。
お客さんもみんなギター好き、音楽好き。初対面の方もいましたが、お話が弾みます。
お酒を少し頂いて、私はほぼ飲めないけど梅ジュースでいい気分になって、ライブ。
曲目は
フランシス クレジャンス(1951年〜)フランスパリ生まれ
の2つのワルツ
ショーロ風ワルツとフランス風ワルツ
ショーロ風ワルツとフランス風ワルツ
。スタイルを取り入れながら、ポピュラーな旋律で親しみやすい曲でした。
アレクサンデル タンスマン(1897-1986年)ポーランドウッチ生まれ、フランス
初めの妻アンナ エレオノーラと
この人はピアニストで作曲家でした。
フランスに暮らし、「フランス6人組」に加わるようにミヨーや、オネゲルに誘われましたが断っています。
ポーランドのルーツを大切にしました。ユダヤ系だったので戦争でナチスに追われ1941年アメリカに移住しました。
1933年日本を訪問、自作のレコーディングをしています。
宮城道雄を訪ね、箏曲鑑賞をしています。
セゴビアのためにギター曲を作曲しましたが、これらの曲が最も有名で今日でも演奏されています。
ショパン讃歌 プレリュード
ポーランド組曲より
東方の子守唄 アントレ ガイヤルド
フェルディナンド ソル(1778-1839年)スペイン バルセロナ生まれ、フランス パリ没
「ギターのベートーヴェン」と言われたソル、ナポレオンのつけたホセ ボナパルトに重用され、ナポレオンの没落とともに亡命します。
パリで活躍し、バレエ音楽やオペラも書いています。
「悲歌風幻想曲」は妻を亡くした後に書き、後半は葬送行進曲になっています。
イツァーク アルベニス(1860-1909年)スペイン王国カンプロドン生まれ、フランス共和国カンボ・レ・パン
ピアノを演奏しましたが、実はギター曲は書いていません。
カタルーニャ奇想曲 セビリア
マヌエル ポンセ(1882-1948年)メキシコサカチカス州プレスニージョ生まれ、メキシコ メキシコシティ没
メキシコ音楽院で学び、パリ音楽院でポールデュカスに学びます。
セゴビアと親交を結び、メキシコシティ音楽院で教師をします。
スケルツィーノ・メヒカーノ
タンスマンのポーランド組曲から
アルベニスのCDは持っています。
コンサート、お疲れさまでした。私がいるところにも、こじんまりとしたライブのお店があります。入ったことはありませんが、ガラス窓超しに見えます。