この前に行った京都コンサートホールの前の欅ケヤキ。
寒そう…。
日本の松とは違いスコッツパインが森の44%を占めているそうです。
ヨーロッパアスペン
は9月23日に完成。同じくピアノ曲のロマンス(10の小品Op.24-9)の旋律と関わりをもちます。
寒そう…。
ジャパニーズ・ウイスキーの樽に使われることで有名です。
導管を塞ぐ「チロース」と呼ばれる物質が発達しており、水を通しません。狂いが少なく湿気に強いのが特徴で、幅広い用途に使われます。
木目が美しく、磨くと著しい光沢を生じます。堅くて摩耗に強いので、家具・建具等の指物に使われます。
日本家屋の建築用材としても古くから多用され、神社仏閣などにも用いられています。ケヤキ材からは仏像も作られます。現在は高価になり、なかなか庶民の住宅には使えなくなっているそうです。
ジャン・シベリウス(1865-1957年)フィンランド大公国ハメ州ハメーリンナ生まれ.フィンランドウーシマー州ヤルヴェンパー没
1914年に作曲された「5つの小品」は「樹の組曲」と呼ばれています。
初めの3曲は1914年9月14日に作曲されました。
1 ピヒヤラの花が咲く頃
2 孤独な松の木
3 ポプラ
4 白樺
5 樅の木
第1曲「ピヒラヤの花咲くころ」(När rönnen blommar)、ピヒラヤはナナカマドの一種だそうです。
夏に花を咲かせ、秋には真っ赤な実がなります。
メロディの一部は後年(1918年1月)の歌曲である「彼女の便り」(Op.90-2)に転用されています。
メロディの一部は後年(1918年1月)の歌曲である「彼女の便り」(Op.90-2)に転用されています。
第2曲「孤独な松の木」(Den ensamma furan)
日本の松とは違いスコッツパインが森の44%を占めているそうです。
第3曲「ポプラ」(Aspen)終盤の左手による半音階は、クラシックファンであればこの曲を知らずとも、後に書かれる傑作「交響曲第5番」第1楽章のファゴット・ソロに続くものです。
ヨーロッパアスペン
残り2曲はその数週間後に書かれました。
第4曲「白樺」(Björken)は1914年10月頭くらいに完成しました。
この曲は交響詩「大洋の女神」に転用され、「水」との親和性が高いと思います。
第5曲「樅の木」(Granen)
は9月23日に完成。同じくピアノ曲のロマンス(10の小品Op.24-9)の旋律と関わりをもちます。
第5曲「樅の木」
最初の樹木の紹介はケヤキですね。大阪府能勢町に"野間の大ケヤキ"があります。樹齢1000年以上です。
私は数年前の春に見に行ったことがあります。
↓ 2021年4月25日に見に行った時のブログです。
http://tatsu114.blog.fc2.com/blog-date-202104.html
↓ 能勢町のホームページ
https://www.town.nose.osaka.jp/soshiki/syougaigakusyuuka/shogaikyoiku/shisetsu/912.html
野間のケヤキすごいですね。知りませんでした。
記念館まで作られているなんて驚きですね!