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ポール・エドモンド・デイヴィスマスタークラスレポート

2008-04-28 23:48:54 | レクチャー、マスタークラス
今夜、ロンドン交響楽団、英国フィルハーモニア管弦楽団を歴任されているポール・エドモンド・デイヴィスさんのマスタークラスに行ってきました。
マスタークラスはテレマンの12のファンタジー12番とライネッケのコンチェルト。
テレマンはバロック時代のJAZZ、もっと自由に演奏しよう。バロックフルートでの演奏は銀のフルートで表現すると、PはよりP。練習としてpppで5分毎日演奏する。英語はタンギングにふさわしくない言語、ta ta taという歯茎の奥に当てるタンギングは英語にはないそうです。日本語はもっとですが。
テレマンの時代に合ったタンギング、音を作ること。

ライネッケはロマン派、ブラームス、シューマン、シューベルトと同時代、共通するのは歌を多作したこと。歌のように演奏すること。ブレスを多用しない。その練習として、ソノリテなど、15秒間のフレーズを練習すること。ダイナミックをつけて。
10秒で息を吸い→10秒とめる→10秒で吐くを繰り返す。

その他、印象的な言葉はミスを犯さないかと緊張するという演者に「ミスを犯しても死ぬわけではない」

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2 コメント

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印象に残った言葉 (アレグロが吹けないフルーティスト)
2012-05-27 18:11:00
こんにちは。私も聴講していました。"precisely"という言葉がとても印象的でした。
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precisely! (パスカル)
2012-05-28 21:58:07
そうでしたね。
precisely:明確に、精密に。
大切なことですね。
ありがとうございます。
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