こういう日は、何を書いたらいいのでしょう?
弔意を表してクローズするのが、正しいような気もしました。
しかし、当たり前のことを当たり前に行っていくことがこういう時には必要だと思いました。不安やパニックは共鳴し、増幅します。
何の根拠がなくても、安心すると決意すること。
安心していると、脳は活発に働き、危機の際にも、最悪の選択をせずにすみます。
そして、不安と同じように安心も共鳴し、増幅する。
人は、周りの状況や、環境を変えることはできなくても、感情は選ぶことができます。最悪の状況は、環境ではありません。孤立です。安心や、優しさは必ず人と人を結び付けます。
こういう時こそ音楽が役に立つのです。
安心の気持ち、優しい気持ち、暖かい気持ち、
私達はパニック状態で、あわて続けるこま鼠の様にもなれますし、タイタニックの船上で、船が沈む直前まで演奏しつづけ、周りの人を癒し続けた名もない楽師になることもできます。
土曜日に「音楽であそぼう!」を小学校でした時に、やはり子ども達は来ていて、親は働いていて、子ども達が安心していられる場所はここしかありません。
子どもは何もわからないと思っている人が多いですが、ニュースや大人の話を漏れ聞いて、よくわからないからこそ、言葉にならない不安に怖い思いをしているにちがいないのです。
今回は、ベルなどの課題を少なくし、子どもが気持ちを、表現することに時間をかけました。
その時、フルートとピアノで演奏した春のうたメドレー(春よこい~春が来た~どこかで春が)を聴いて描いた子ども達の絵がこれです。
これは5人で描いた絵ですが、ほとんど言葉を交わさずにすごい集中力で描きました。
この子ども達の絵からでる強いパワーとエネルギー。
子ども達自身が、不安のパワーを、安心と共同作業のエネルギーに転換した瞬間を目の当たりにした気がしました。
こういうパワーとエネルギーが、これからの日本の地に必要になってくると思います。
この絵をみんなに届けたくて、今日は投稿しました。
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