おすすめ度 ☆☆☆★
「最強のふたり」のエリック・トレダノ、オリビエ・ナカシュ監督がケア施設に働く2人の男たちの実話を、ユーモアを交えて描いたヒューマンドラマ。
どこの施設も扱ってくれない強度の自閉症の子供たちを預かり、社会復帰させようと努力す人たちの姿は、尊い。
映画にするにあたって、いささか誇張はあるだろうが、気の抜けない人たちだ。
ちょっとした事件で、政府が乗り出す。
まあ当たり前にことだけど、何とか説得する。
誰かがやらなければいけないのだ。
バンサン・カッセルとレダ・カティブのコンビが、物語を引っ張っていく。
本物の介護者と自閉症の若者、その家族たちが多数キャスティングされていなかなかの力作。