おすすめ度 ☆☆☆
セックス映画好き ☆☆☆★
R18+／フランス・ベルギー合作
フランス現代文学を代表する女性作家アニー・エルノーの小説が原作。
パリの大学で文学を教える教師のエレーヌ。あるパーティで、年下で妻帯者のロシア外交官アレクサンドルと知り合い恋に落ちる。
自宅やホテルで逢瀬を重ね、アレクサンドルとの抱擁がもたらす陶酔にのめり込んでいくエレーヌ。
セックスシーン満載。
特に男性の一物がもろ。今はこうなんだ。
レティシア・ドッシュがエレーヌを演じ、ややくたびれた感じ、これに対し男性は、世界的バレエダンサーのセルゲイ・ポルーニン、怪しい彫り物がエロい。
題名通りシンプル、すべて女性目線。まあ、長続きはしないよね。
おすすめ度 ☆☆☆★
恋愛映画好き ☆☆☆☆
フランス・ベルギー合作
最愛の女性が自分のことを知らない、もう1つの世界に迷い込んでしまった男性を描いたフランス発のファンタジックラブストーリー。
人気SF作家として、多忙な毎日を送るラファエルと、小さなピアノ教室を経営するオリヴィアの夫婦生活は、すれ違いが続いていた。
オリヴィアと大ゲンカした翌朝、ラファエルは見覚えない部屋で目を覚ます。
そこは、夫婦の立場が逆転した"もう一つの世界"で、ラファエルはしがない中学の国語教師、そしてオリヴィアは人気ピアニストとして活躍していた。
更にオリヴィアはラファエルの事を全く知らなかった…
二度おいしいラブストーリー。
ヒロインがきれいなのと音楽が心地よい。
フランスらしい恋愛映画！
主人公ラファエルを「私の知らないわたしの素顔」のフランソワ・シビル、オリヴィアを「最後のマイ・ウェイ」のジョセフィーヌ・ジャピがそれぞれ演じる。
おすすめ度 ☆☆☆
香水好き ☆☆☆★
挫折した天才調香師が人生崖っぷちな運転手との交流を通して再生していく姿を、ディオールの撮影協力＆エルメスの専属調香師監修のもと描いたヒューマンドラマ。
いかにも、フランスらしい映画。
調香師にも、香水以外いろんな職業があるもんだ。
再起をかける調香師と、家庭トラブルを抱える運転手のばでぃもの、
だけど、恋に結びつかないところがいい。
まあ、エマニュエル・ドゥボスではねえ。
おすすめ度 ☆☆★
劇場未公開 「ラスト・コマンド 女戦士と最強傭兵」というアメリカ映画があるので要注意。
泥沼の内戦が続く1960年のフランス領アルジェリアーー憎しみの大地で決死の特殊部隊が戦争の狂気に挑む壮絶ミリタリー・アクション!
1960年、内戦真っ只中のフランス領アルジェリア。前線を退いたはずのブライトナー大佐に突如として極秘の任務が舞い込んでくる。それは、フランス軍がナパーム弾で当地を焼き払うまでのわずかな時間に、行方不明となったドリニエール大佐の形見を捜索するというものであった。
決死の任務に挑むことになったブライトナーは、英雄に憧れる無法者のマルティヤ2等兵や、上官殺害の罪に問われるサンゴ―ル軍曹等、くせ者を集めた特殊部隊を結成する。そして任務当日、いざ降り立った憎しみの大地で目の当たりにしたのは、政治的混乱によって無差別に繰り広げられる殺戮、戦争の狂気であった…。
果たして彼らは次々と襲い来る脅威を乗り越え、無事に任務を完遂することができるのか! ?。
フランス兵が寝返って、アルジェリア軍を指揮。
それはまさに、味方が敵。
壮絶な戦闘！
おすすめ度 ☆☆☆★
シングルマザーの宇宙飛行士と幼い娘の愛と絆を描いたドラマ。
宇宙飛行といえば、大空での活躍がメインだが、本作は宇宙飛行前の苦労の状況が描かれる。
バツイチで子持ちの母親が、憧れの宇宙へ旅立つ。
しかし、訓練は過酷だ。
宇宙へ旅立てば、１年間は娘と会えない。
そんな、母子の物語だ。
ラストに、宇宙に旅立った女性飛行士の名前が列挙される。
あらためて多くの女性が宙へ飛びだっているのだなと。
やはり、母子映画は涙を誘う。
エバ・グリーンが主演
おすすめ度 ☆☆
劇場未公開 WOWOWで公開
R15
結婚前夜のヨハンと色気あふれる身体を持つアクセル。偶然の再会を果たしたふたりは、その夜、激しく心と身体を重ね合わせる。
一夜だけの関係が紡ぎだす、濃密なセックスの時間を描いた官能映画!
独身最後の夜を友人と過ごしていたヨハン。
仲間たちとはぐれたヨハンの前に現れた同級生のアクセル。
ヨハンはアクセルのことをあまり覚えていなかったが、アクセルは学生時代、ヨハンに恋心を抱いていた。
アクセルは結婚前の最後の女として、ヨハンに身体の関係を求める。
ヨハンは恋人への罪悪感から一度は拒否するが、アクセルの身体の魅力に抗えず、ふたりは愛撫し合う。
しかし、アクセルはある事情から性の快楽を感じられない身体になっていた。そして、ヨハンにも性の悩みがあった。
互いに誰にも言えなかった秘密をさらけ出したふたりは欲望を解放するように、激しく身体を重ね合わせていく。
主演女優は、ちょっと太め。
まあ、官能映画としては、普通の出来。
おすすめ度 ☆☆
アート映画好き ☆☆☆
「のむコレ2020」上映作品
フランスの鬼才ギャスパー・ノエが、映画への愛と狂気を独特の映像で描いた異色作。
「本作は光に対して敏感なお客様がご覧になられた場合、光の点滅がつづくなど、光感受性反応もよる諸症状を引き起こす可能性のあるシーンが含まれております。ご覧いただく際には予めご注意ください。」
と断り書きが出る。たしかに、正視していられないチカチカだ。
魔女狩りを題材にした映画の撮影現場。それぞれの思惑が入り乱れ、収拾つかなくなる・
二分割画面。
５１分のアートカオス。
吉と出るか、凶と出るか、あなた次第。
おすすめ度 ☆☆
劇場未公開
ベルヴィルは、「美しい街」という意味で、モンマルトルに次いでパリで2番目に標高が高い丘の上（128m）にある。
最初はベルヴィルの中華街でのお祭り場面から始まりますが、すぐにマイアミに移動、フランス映画なのに舞台のほとんどがアメリカという映画です。
ある日、友人が麻薬ディーラーに殺されてしまう。警部補バーバ・ケイタは、親友殺害の犯人を探し出すために、彼の後任としてマイアミに飛ぶ。ところが母親連れで、謎に豪華な邸宅で観光気分。マイアミ・デイト署のリカルド・ガルシア刑事と捜査することになるのだが、当面の仕事は、麻薬事件とは関係のないフランスからの逃亡犯を逮捕すること。
オマールシーとルイスガスマンのバディもの。フランス映画なのに、国際色豊か。
設定と俳優はいいが、コメディ、アクションともに迫力不足。残念！
おすすめ度 ☆☆☆
フランス版コメディ好き ☆☆☆★
「未体験ゾーンの映画たち2021」上映作品
「シティハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」のキャスト＆スタッフが再結集したアクションコメディ。
殉職した父の遺志を継いで警官となったライアンは、臆病な性格のせいでいつも失敗ばかりしていた。
ある日、犯人追跡中にネズミに噛まれた彼は、ネズミから感染する奇病に侵され、医師から余命30日と告げられてしまう。
余命を告げられてから豹変。
敵ぞなにするもの。
ハチャメチャ冒険談。
同僚の女性警官といいムード。
一方、ライアンのおばあちゃん、友人に誘われて、大張り切り、下ネタ満載で笑わせてくれる。
タッグを組む二人もお馬鹿さん。
こんな警察、任せて大丈夫？
でも、結果往来。
おすすめ度 ☆☆☆
SF好き ☆☆☆★
Netflixオリジナル作品 （劇場未公開） フランス・アメリカ合作
「クロール 凶暴領域」「ハイテンション」などで知られるフランスの鬼才アレクサンドル・アジャ監督作品。
題名の「オキシジェン」は、酸素のこと。原題名 Oxigen
密閉された極低温ポッドに拘束された女性。ポッド内の酸素は残り僅かであることを知らされる。
徐々に減りつつある酸素。酸素のなくなる前に脱出できるのか？
AIと会話ができたり、操作ができるので、ポッド内ではあるが、ほかの映像が挿入され、飽きることはない。
そして、徐々に、女の正体が明らかとなる。
後半に、ポッドは、宇宙に存在することが明らかとなる。
ひねりのきいた単一シチュエーションもの。
