薬指の標本とは、なんともとっつきにくい題名だ。
これは、フランス映画であるが、小川洋子の原作だからだ。
「博士の愛した数式」同様、一筋縄ではいかない物語だ。
でも、フランス映画となると、なんとも官能的だ。
うら若き女性も、愛する男が標本師とは?
人の封印したいものを、標本にするという奇妙な職業。
譜面を持ってきて、曲そのものを標本にして欲しいという。
標本室は、学校の理科の標本室みたいだ。
一方、標本師には、プライベートな地下室がある。
ここでは、なににも邪魔されず、瞑想にふけり心が休まるという。
でもそこが、愛の交錯の場となる。
彼女の住む場所は、港、それも大きな貨物船が係留されている。
そして、彼女は港で働く男と二人でアパートを借りている。
でも、二人の在室時間が異なるので一緒にはならない。
男が、女に魅力を感じる。二人の逢瀬が始まるのか。
港のアーティスチックな風景。
凛とした標本屋のたたずまい、それらの環境が、この映画に不思議な雰囲気をかもす。
一寸粋なフランス映画。だけど原作は日本。
これは、フランス映画であるが、小川洋子の原作だからだ。
「博士の愛した数式」同様、一筋縄ではいかない物語だ。
でも、フランス映画となると、なんとも官能的だ。
うら若き女性も、愛する男が標本師とは?
人の封印したいものを、標本にするという奇妙な職業。
譜面を持ってきて、曲そのものを標本にして欲しいという。
標本室は、学校の理科の標本室みたいだ。
一方、標本師には、プライベートな地下室がある。
ここでは、なににも邪魔されず、瞑想にふけり心が休まるという。
でもそこが、愛の交錯の場となる。
彼女の住む場所は、港、それも大きな貨物船が係留されている。
そして、彼女は港で働く男と二人でアパートを借りている。
でも、二人の在室時間が異なるので一緒にはならない。
男が、女に魅力を感じる。二人の逢瀬が始まるのか。
港のアーティスチックな風景。
凛とした標本屋のたたずまい、それらの環境が、この映画に不思議な雰囲気をかもす。
一寸粋なフランス映画。だけど原作は日本。