ひろの映画見たまま

映画にワクワク

ジョルジュバタイユ ママン

2007-09-13 19:23:13 | 映画
ジョルジュバタイユの「聖なる神」の映画化である。

哲学者であり、神をも否定するエロリスト。

でも、そんな紋切語ではとらえきれない、哲学的、文学的作品

そんな文学がどのように映画化されるのか?

監督は30数歳の新鋭監督。

エロスを描くため、舞台をスペインのカナリア島に移し、

その猥雑なそして、砂漠のような、乾いた地平

そんな中、母との愛が

それは、また異常な愛だが、繰り広げられる。

美しい女たちとのセックスも奔放に描いて、

でもそれは、欲望というにははかない。

むしろ、母への愛が究極の愛を求める。

そして、ラスト究極の愛を選択した息子は、自慰に耽るショックな映像。

フランスの香り十分なエロス映画だ。
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