ひろの映画見たまま

映画にワクワク

特命係長 只野仁 最後の劇場版

2008-12-09 13:53:21 | 映画
マンガのテレビドラマ化であり、そのテレビの映画化だ。

最近、テレビ局とのタイアップが多く、

テレビドラマが劇場版として映画化されるが

どうしてもたいまいになり、焦点が絞れない映画が多い。

この映画もその例に漏れないが、

特命係長只野のもともとのマンガは、

週刊誌連載で、男性向けだけにかなりエッチ度の高い作品だ。

でも、テレビや映画では、上映上の制約があるのか

その勢いはうんと下がる。

したがってこの手の作品はつまらない。

そこを何とかカバーしようと、西川史子を起用。

擬似とわかりながらのラブシーンや乱闘シーンを見せる。

もう一つの目玉は、中国人の大男だ。

只野に扮する高橋と比ぶべくもない大きさだ。

格闘シーンではコテンパンにやられてしまう。

だが、弱点がお色気で、その攻撃でいちころに。

そして、小型飛行機の大乱闘。

まあここまでいったら、喜劇でしかない。それもちゃちな。

ただ、サリーマンものなので、

それなりの人生観が語られる。
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