ちょっと古い
作品だ。
2001年カンヌ映画祭脚本賞受賞作品。
ボスニアとセルビアの争い。
当時両者を、監視するため国連軍が配備されていた。
そんな中で起きた出来事。
監督は兵役の経験があるだけに、実体験に近い物語だという。
両者の中間地帯に取り残された三人の兵士。
だが、一人は死んだと誤解され、敵に地雷の上に載せられた。
すなわち、体を起こすと爆発するのだ。
残りの二人の必死の訴えで、国連に救助の要請が行くが
当の責任者は、難を逃れたいため、出動を渋る。
そこをマスコミに嗅ぎつけられ、テレビで放送されてしまう。
仕方なく救助に向かうが、
結局その間に二人の兵士に憎悪が生まれお互い撃ち合いになり死んでしまう。
地雷の除去の専門家もお手上げだ。
淡々とした、これらの状況の描写が続く。
やりきれない結末。
国連というものの無力さ。
現代への警鐘だ。
戦争を通じたアンチヒューマンドラマだ。
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2001年カンヌ映画祭脚本賞受賞作品。
ボスニアとセルビアの争い。
当時両者を、監視するため国連軍が配備されていた。
そんな中で起きた出来事。
監督は兵役の経験があるだけに、実体験に近い物語だという。
両者の中間地帯に取り残された三人の兵士。
だが、一人は死んだと誤解され、敵に地雷の上に載せられた。
すなわち、体を起こすと爆発するのだ。
残りの二人の必死の訴えで、国連に救助の要請が行くが
当の責任者は、難を逃れたいため、出動を渋る。
そこをマスコミに嗅ぎつけられ、テレビで放送されてしまう。
仕方なく救助に向かうが、
結局その間に二人の兵士に憎悪が生まれお互い撃ち合いになり死んでしまう。
地雷の除去の専門家もお手上げだ。
淡々とした、これらの状況の描写が続く。
やりきれない結末。
国連というものの無力さ。
現代への警鐘だ。
戦争を通じたアンチヒューマンドラマだ。