実はこの映画、見たいと思いつつ、
ツタヤなどのレンタルビデオ店で見つからず、あきらめかけていた。
ところが、たまたま、レンタルしている店が見つかった。
実は、「愛の予感」の名前と小林政広監督の名前に惹かれていたのだ。
とくにこの「愛の予感」が曲者で、絶対恋愛映画と思った。
それは、ふつうに言えば、キスとか抱擁とか、はてはセックスとかがテーマかと思った。それは見事に肩すかしを食った。
たしかに恋愛映画ではあるのだが、
なんと延々、孤独な二人の生活を、別々に描いている。
そんな映画だ、ナレーションでやっと主人公の気持ちが伝わる。
しかし、映画の手法が、ほとんどセリフのない全く実験的な方法だ。
さらに、出演しているのは、50近い監督自身なのだ。
まあ、相手役は渡辺真紀子さんが演じているが、
後姿とか、うつむいてとか、ちゃんとアップの顔がない。
二人の関係は、14歳の少女が同級生の少女を殺した事件の
被害者の父と加害者の母。
そして二人は東京を捨て北海道に。
別々にたどり着いたのが、偶然宿泊地の客と賄のおばさん。
そして互いに携帯電話を交換しようとするが失敗。
その関係がどうなるのか、不明だが?
実験的な手法が評価されて、ロカルノ映画祭でグランプリをとるも
日本では、レンタルにもない有様。
たしかに、一般の映画とは趣を異にするのだが。
追記:DVDには、ロカルノ映画祭の受賞の前後のドキュメンタリーがついている。白井佳夫氏の解説もある。
写真は、ロカルノグランプリを受賞した小林監督と渡辺真紀子さん。
ツタヤなどのレンタルビデオ店で見つからず、あきらめかけていた。
ところが、たまたま、レンタルしている店が見つかった。
実は、「愛の予感」の名前と小林政広監督の名前に惹かれていたのだ。
とくにこの「愛の予感」が曲者で、絶対恋愛映画と思った。
それは、ふつうに言えば、キスとか抱擁とか、はてはセックスとかがテーマかと思った。それは見事に肩すかしを食った。
たしかに恋愛映画ではあるのだが、
なんと延々、孤独な二人の生活を、別々に描いている。
そんな映画だ、ナレーションでやっと主人公の気持ちが伝わる。
しかし、映画の手法が、ほとんどセリフのない全く実験的な方法だ。
さらに、出演しているのは、50近い監督自身なのだ。
まあ、相手役は渡辺真紀子さんが演じているが、
後姿とか、うつむいてとか、ちゃんとアップの顔がない。
二人の関係は、14歳の少女が同級生の少女を殺した事件の
被害者の父と加害者の母。
そして二人は東京を捨て北海道に。
別々にたどり着いたのが、偶然宿泊地の客と賄のおばさん。
そして互いに携帯電話を交換しようとするが失敗。
その関係がどうなるのか、不明だが?
実験的な手法が評価されて、ロカルノ映画祭でグランプリをとるも
日本では、レンタルにもない有様。
たしかに、一般の映画とは趣を異にするのだが。
追記:DVDには、ロカルノ映画祭の受賞の前後のドキュメンタリーがついている。白井佳夫氏の解説もある。
写真は、ロカルノグランプリを受賞した小林監督と渡辺真紀子さん。