この道標の脇には、今は廃れてしまった「日田往還」の道跡が残っている。
道標の先には曽田ノ池がある。街道は、この池を回りこみながら、その周囲に位置する曽田ノ台のなだらかな丘の斜面を登っている。曽田ノ台は小高い台地で、街道はその上を越えている。
曽田ノ台の北側斜面を下る部分は、九十九折(つづらおり)の坂道が7~800mほど続いている。九十九折になっているのは坂がかなり急なためであり、ここには通行しやすいように石畳が敷かれてある。
7月より咲いていた花「藪蘭」
開花時期は、 7/25頃~10/ 末頃。
・日陰に生える。日本庭園の木々の根元などに
アクセントとして植えられることが多い。
・葉が斑入り(ふいり)のものもある。
・実は黒い丸形。
・別名 「山菅」(やますげ)。
万葉集では薮蘭は登場しないようです。
(季節の花300より)