この道を通ったのは人間だけでなく、何頭もの馬が重い荷を背負い、轡(くつわ)を連ねて進んで行ったと言う。
この地方に伝わる「五馬(いつま)駄賃取り唄」には、苦労しながら坂を登っていく馬の様子が、よく表現されている。
天瀬町・北平の集落に入ると、右手に浄念寺の鐘楼が、見えてくる。この寺は、江戸中期の元禄十年に僧恵俊が開いたと伝えられる浄土真宗の古刹である。
7月より咲いていた花「コスモス」
開花時期は、 7/25頃~12/10頃。
・原産地メキシコ。外来品種だが、
日本の風景に自然にとけこんでいる。
・秋の代表花ですが、早いものは夏のあいだから
咲き始めている。早咲き遅咲きあり。
・メキシコからは、1876年頃にイタリアの
芸術家が日本に持ち込んだのが最初、との説が
ある。また、渡来当時は、
「あきざくら」と呼ばれていた。
・「秋桜」の字は、主に秋に咲き、花弁の形が
桜に似ているところからの和名。
・”コスモス(cosmos)”の語源は、ギリシャ語の
「秩序」「飾り」「美しい」という意味の
「Kosmos, Cosmos」の言葉に由来する。
このことから、星がきれいにそろう宇宙の
ことを、cosmosと呼び、
また、花びらが整然と並ぶこの花も
cosmosと呼ぶようになった。
(季節の花300より)