奥州街道は、一般には、実際に奥州を通る脇街道もふくめた街道の総称として用いられることが多い。 この脇街道とは陸奥白川から仙台(宮城県川内市青葉区)までの仙台道、仙台から蝦夷筥館(はこだて)(北海道函館市)までの松前道であり、勘定奉行や沿道の諸藩の管理下におかれた。 すなわち日光街道との分岐点である宇都宮から白川までと、仙台道、および松前道のうち本州北端の三厩宿(青森県東津軽郡外ケ浜町)までの100余宿を指すことが多い。
勝山城址、鬼怒川堤防の桜堤、早乙女の桜並木、お丸山公園など市内に桜の名所が多く、地域住民にとって桜は長年親しまれてきた花であり、桜の花のように美しい市になってほしいという願いが込められている。市域が「さくら」もしくは「桜」と称されたことは歴史上なく、市名そのものはいわゆる瑞祥致命である。
この地名に関して、日本を代表する花の名前を市名にしたことを嘆く新聞投書やみどり市とあわせて幼稚園のクラスのような名前と揶揄する声がある。
屋敷塀の先に長屋門があるという、タイムスリップしたような景色である。
(江戸から十九番目の宿)白沢宿から一里十八町(5.9km)喜連川宿へ二里(7.8km) 氏家駅東口を出て駅前通りを300mほど進み、交差する通りが旧奥州街道で氏家宿中心であった所。
氏家宿は、慶長二年(1597)の勝山城廃城に伴い禄を失った”三十六人衆”と呼ばれる人々が氏家に住み着き宿を開いたのが始まりであると言う。
鬼怒川(写真右手が白沢側、左手が氏家側、奥州街道はこの辺りで鬼怒川を渡っていた。)
2月に咲いている花「蕗(ふき)の花」
開花時期は、 2/10頃~ 3/ 末頃。
・「冬黄(ふゆき)」の略で、冬に黄色い花を
つけることから。
・蕗の薹(花芽)は天ぷらにするとおいしい。
花が咲く前の柔らかいうちがベスト。
(地面から出てきた直後くらいのもの)。
春の山菜の代表。冬ごもりから目覚めた熊が
最初に口にするのがフキノトウらしい。
・花が咲いてから、地下茎を通じてつながって
いる葉が大きく伸びて広がってくる。
(花と葉が別々につく)。
この”葉柄”(葉の茎の部分)がいわゆる
「フキ」として食用になる。
市販されているものはほとんどが秋田フキと
呼ばれる葉柄2mほどの大型のもの。
葉自体は円形。
・「苳」とも書く。
・別名 「蕗の姑」(ふきのしゅうとめ)。
・秋田県の県花(蕗の薹)
・「明日よりは 春菜(わかな)採(つ)まむと
標(し)めし野に
昨日も今日(けふ)も 雪は降りつつ」
山部赤人 万葉集
「蕗の薹 おもひおもひの 夕汽笛」
中村汀女
(季節の花300より)