季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

奥州街道(白河宿)

2008-02-14 07:26:46 | インポート

 白河の関は、5世紀中頃に設置され、蝦夷〔えみし〕の南下を防衛し、また物品や通行人の検問にもあたっていつ。関として機能していたのは8、9世紀頃と考えられている。 10世紀にはいり、律令国家の崩壊とともに官関の機能は失われたが、奥州三古関の一つとして、また歌枕の地としても知られ、みちのくへの入口だった。

芭蕉も立ち寄っていて、「心許なき日かず重なるままに白河の関にかゝりて旅心定まりぬ」と記している。

古来からその位置がはっきりしなかったが、1800年に白河藩主松平定信が空堀・土塁が残る現在地が白河の関であると断定して「古関蹟〔こかんせき〕」の碑を建てた。 1959年から1963年にかけて行われた周辺の発掘により、空濠〔からぼり〕・土塁・柵列〔さくれつ〕などの関跡と考えられる遺構が確認された。

【今】南北約300m、東西250m、標高410mの丘陵上は「白河関の森公園」として整備され、昔の民家や江戸時代後期の関所や竪穴式住居などが復元されている。白河神社が祀られている。


 

白河の街並み

冬の花「子福桜

秋から冬にかけて咲く桜で有名なのが「十月桜」だが、   
  「十月桜」の隣にこの「子福桜」も植えてある場合が多い。
・「十月桜」と「支那実桜(しなみざくら)」の雑種。     
・「十月桜」同様、秋から冬と春の年二回咲く。           
・花びらは八重。                                       
・ふつう、1つの花からは1つの実ができるが、           
  この子福桜は2つ以上の実をつけるらしい。             
  そこから、「子宝」の桜、ということで                 
  「子福桜」の名前になったとのこと。

(季節の花300より)

                   


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