(江戸から三十番目の宿)
根田宿から二十七町(2.9km)
大田川宿へ十三町(1.4Km)
小田川が最寄のバス停であるがバス本数が非常
に少なく、土日運休のため利用が困難。
集落の中程に昔の庄屋と思われる蔵を持つ旧家
がある。
集落の中程の国道を越えた所にある宝積院は、
参勤交代の際、米沢藩主上杉氏が休息所とした
所と言われる。
旧道にはいってすぐ左手に、小野薬師堂と二十三夜塔や戊辰の役戦死者供養塔などの石碑群がみえる。このあたりが小田川宿の入口だ。本陣や脇本陣なはかったようだが、宿場問屋だったという立派な蔵を持つ旧家の他、沿道にならぶ家並みがおしなべて豪勢なつくりである。町の中程、郵便局の向かいの路地をはいって、国道を越えた所に新しい山門を構えた宝積院がある。山門は土地の名士の寄贈である由の碑があった。米沢藩主上杉氏が休息所とした所という。
集落を出て小さな泉川を渡る。左に東北自動車道が最接近してくる地点に「岩窟切岸城跡」の表示がでてくる。面白そうな城名にひかれて、ガードをくぐり、右手の細い坂道を上がっていくと八幡神社があった。この小山を切り崩して防壁とし、その上に城館でも築いたものか。社の裏側にせまりたつ岸壁には採石の痕がはっきり見てとれた。
小野薬師堂
冬の花「水仙」
開花時期は、12/15頃~翌4/20頃。
早咲きものは正月前にはすでに咲き出して
いる(「日本水仙」「房咲き水仙」などの
早咲き系は12月から2月頃に開花)。
3月中旬頃から咲き出すものは花が
ひとまわり大きいものが多い。
(「ラッパ水仙」や「口紅水仙」などの
遅咲き系は、3月から4月頃に開花)
・地中海沿岸原産。平安末期に中国から渡来。
(季節の花300より)