季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「扉 (とべら)」

2012-06-11 05:14:03 | インポート

一日一言

言言肺腑(はいふ)を衝(つ)く

話す言葉の一言一言に誠意がこもっていて

説得力があり、聞く人の心に鋭く響いてくる

ことをたとえて言うのに用いる。

★かの高名な比叡山の僧の講話は、初めて

聞いても言言肺腑を衝く貴重な感想を得た。

歳時記

梅雨入り

春から夏へと変わるときに日本、中国、韓国など東南アジア

に見られる雨の季節をいいます。

大陸の冷たい高気圧と太平洋の暖かい高気圧がぶつかり、

大気の状態が不安定になって発生した梅雨前線が停滞する

ため、同じ地方で雨が降り続くのです。

暦の上では立春から数えて135日目を「入梅」といい、

この日から梅雨となりますが、細長い日本列島は北と南で

気候も違うので、気象庁の発表する「梅雨入り」「梅雨明け」

が目安となります。

例年、最も早い沖縄地方が5月上旬頃から6月下旬まで、

最も遅い東北地方では6月中旬から7月下旬まで、北海道と

小笠原諸島では梅雨はみられません。


5月から咲いている花「扉 (とべら)」

開花時期は、  5/15頃~  6/  5頃。       
・「扉」と書いて、この花の場合”とべら”と読む。 
  2月の節分に、この木の枝を扉にはさんで邪鬼を   
  払う風習があったため、「とびらの木」と呼ばれて 
  いたのがしだいに変化し略され「とべら」になった。
・「海桐花」とも書く。漢名。                     

・葉っぱは固い楕円形で、外側に反り返る。         
  葉っぱを火にくべるとはぜて燃える(パチパチッ)。
・花には芳香あり。                               
・秋に実が割れ、赤いタネが現れる。               
  タネのまわりはネバネバになっている。           
  鳥の好物らしい。             

(季節の花300より)


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