名言名句(45)
「寸鉄人を殺す」『鶴林玉露』
寸鉄とは、一寸に満たない小さい刃物のことで、
これが転じて、人の隙をついて慌てさせる警句
となったのです。したがって、短い警句によって
人の隙をついて慌てさせることを「寸鉄人を殺す」
「寸鉄人を刺す」といいます。
『鶴林玉露』は南宋の羅大経(らたいけい)のあら
わした著書で、詩話、語録、逸話、伝説といった
内容で、その「殺人手段」のくだりに、次のような
話が出ています。
北宋の禅僧で大慧禅師が禅を論じていわく、普通の人間は、車一杯の兵器を載せて来て、一つずつ取り出しては振り回しているが、あれは人を殺す手段ではない。わしは、寸鉄あるのみで、すなわちそれで人を殺すことが出来る、というのです。
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10月の花「アイ(タデアイ)」
花の特徴 茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、紅色の米粒のような小さな花をたくさんつける。
花の色は白いものもある。
葉の特徴 卵円形や披針形などでで、互い違いに生える(互生)。
葉は茎を抱くようにつく。
実の特徴 黒褐色のそう果。
この花について 茎は紫紅色で節が目立ち、上部でよく枝分かれをする。
その他 別名タデアイ。
原産地はインドシナ半島。
日本へは奈良時代に中国を経由して渡来した。
藍染めの染料をとるため、古くから各地で栽培されてきた。
葉を藍染め原料として使うほか、虫刺されの薬草や料理などにも用いられる。
(みんなの花図鑑より)
「寸鉄人を殺す」『鶴林玉露』
寸鉄とは、一寸に満たない小さい刃物のことで、
これが転じて、人の隙をついて慌てさせる警句
となったのです。したがって、短い警句によって
人の隙をついて慌てさせることを「寸鉄人を殺す」
「寸鉄人を刺す」といいます。
『鶴林玉露』は南宋の羅大経(らたいけい)のあら
わした著書で、詩話、語録、逸話、伝説といった
内容で、その「殺人手段」のくだりに、次のような
話が出ています。
北宋の禅僧で大慧禅師が禅を論じていわく、普通の人間は、車一杯の兵器を載せて来て、一つずつ取り出しては振り回しているが、あれは人を殺す手段ではない。わしは、寸鉄あるのみで、すなわちそれで人を殺すことが出来る、というのです。
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10月の花「アイ(タデアイ)」
花の特徴 茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、紅色の米粒のような小さな花をたくさんつける。
花の色は白いものもある。
葉の特徴 卵円形や披針形などでで、互い違いに生える(互生)。
葉は茎を抱くようにつく。
実の特徴 黒褐色のそう果。
この花について 茎は紫紅色で節が目立ち、上部でよく枝分かれをする。
その他 別名タデアイ。
原産地はインドシナ半島。
日本へは奈良時代に中国を経由して渡来した。
藍染めの染料をとるため、古くから各地で栽培されてきた。
葉を藍染め原料として使うほか、虫刺されの薬草や料理などにも用いられる。
(みんなの花図鑑より)