名言名句(182)
「ハナニアラシノタトエモアルゾ「サヨナラ」ダケガ人生ダ」『井伏鱒二』
于武陵(うぶりょう)という中国の詩人の詩を、井伏鱒二が
翻訳したものです。四行詩で、この前に「コノサカヅキヲ受
ケテクレ ドウゾナミナミツガレシテオクレ」の二行があり
ます。転勤、退職などの時期になると、私は、この短い詩を
思い出します。送別会が催され、献酬の機会が多くなります。
送りそして送られる者同士が、「さあ、一杯」と、銚子を手
に酒をすすめ、すすめられる方が受けると言った光景は、正
に、さよならだけが人生だ、の万感の想いが漂っているもの
です。たとえ親子といえども、いつかは別れなければならな
い運命にあります。人間は所詮ひとり、の哀しみに耐えなが
ら、人はそれぞれの生を歩いて行くのです。
===============================
3月から咲く花「日向水木(ひゅうがみずき)」
開花時期は、 3/15 ~ 4/ 5頃。
・「日向~」の名前の由来は、
日向(宮崎県)に多く
植栽されていた、という説と、
明智日向守光秀(みつひで)の
所領だった丹波地方(京都北部)に
多く植栽されていた、
という説がある。
・魚のうろこが
重なったような形の花が
ぶら下がるようにして咲く。
・「土佐水木」「支那水木」と
花姿が似ているが、
日向水木は一房の花の数が少なく、
全体に丸っこく小さめなので
区別できる。
おしべの部分は黄色。
・「水木」には似ていない。
・別名
「伊予水木(いよみずき)」
(季節の花300より)
「ハナニアラシノタトエモアルゾ「サヨナラ」ダケガ人生ダ」『井伏鱒二』
于武陵(うぶりょう)という中国の詩人の詩を、井伏鱒二が
翻訳したものです。四行詩で、この前に「コノサカヅキヲ受
ケテクレ ドウゾナミナミツガレシテオクレ」の二行があり
ます。転勤、退職などの時期になると、私は、この短い詩を
思い出します。送別会が催され、献酬の機会が多くなります。
送りそして送られる者同士が、「さあ、一杯」と、銚子を手
に酒をすすめ、すすめられる方が受けると言った光景は、正
に、さよならだけが人生だ、の万感の想いが漂っているもの
です。たとえ親子といえども、いつかは別れなければならな
い運命にあります。人間は所詮ひとり、の哀しみに耐えなが
ら、人はそれぞれの生を歩いて行くのです。
===============================
3月から咲く花「日向水木(ひゅうがみずき)」
開花時期は、 3/15 ~ 4/ 5頃。
・「日向~」の名前の由来は、
日向(宮崎県)に多く
植栽されていた、という説と、
明智日向守光秀(みつひで)の
所領だった丹波地方(京都北部)に
多く植栽されていた、
という説がある。
・魚のうろこが
重なったような形の花が
ぶら下がるようにして咲く。
・「土佐水木」「支那水木」と
花姿が似ているが、
日向水木は一房の花の数が少なく、
全体に丸っこく小さめなので
区別できる。
おしべの部分は黄色。
・「水木」には似ていない。
・別名
「伊予水木(いよみずき)」
(季節の花300より)