名言名句(179)
「春眠 暁を覚えず 処々 啼鳥(ていちょう)を聞く
夜来 風雨の声 花落つること知る 多少」『孟 浩然』
春の明け方は眠りが深くて、なかなか目が覚めないものです。
うっかり寝過ごして慌てて目を覚ますと、鳥の鳴き声があち
こちから聞こえてきます。ああ、いい天気だ、とゆったりと
明るい気分でのびをしたとたん、ああそうだった、夕べから
今朝方にかけて、嵐であったなあ、と思い出します。気にな
るのは、庭の花々のこと、あの嵐でどれくらい散ったことで
あろうか、というのです。春の明け方は、いくら眠っても眠
り足りるということはありません。この経験は、誰もが持っ
ています。
=============================
3月から咲く花「菫 (すみれ)」
開花時期は、 3/10 ~ 5/10頃。
・花の形が、
大工道具の”墨入れ”に似ている
ことによる。
「すみいれ」の呼びがしだいに
「すみれ」になった。
(私は見たことありませんが、
木や石に直線を
引く(描く)ときに、
墨糸を用いる
”墨壷(すみつぼ)”
という大工道具があって、
これを”墨入れ”とも
呼ぶそうです。
ちなみに、筆習字をするときに
黒い墨汁を入れるのは
「墨入れ」ではなく
「硯(すずり)」ですね)
・いろいろな種類がある。
国産、外国種とも
合わせると数百種類。
・「菫(すみれ)色」■
→ 色 いろいろ へ
・花とは別に、
目立たない「閉鎖花」をつけ
そこでタネをつくる。
・園芸品種にパンジーがある。
・別名
「墨入れ」(すみいれ)
→ 上記参照
「相撲取草」(すもうとりぐさ)
・1月29日、2月1日の
誕生花(菫)
4月17日の誕生花(匂菫)
・花言葉は
「思慮、思慮深い、思い」(菫)
「奥ゆかしい、
控えた美しさ」(匂菫)
・「春の野に
菫つみにと
来(こ)し我そ
野をなつかしみ
一夜寝にける」
万葉集
山部赤人
「山路(やまじ)きて
なにやらゆかし
菫草(すみれぐさ)」
野ざらし紀行
松尾芭蕉
(季節の花300より)
「春眠 暁を覚えず 処々 啼鳥(ていちょう)を聞く
夜来 風雨の声 花落つること知る 多少」『孟 浩然』
春の明け方は眠りが深くて、なかなか目が覚めないものです。
うっかり寝過ごして慌てて目を覚ますと、鳥の鳴き声があち
こちから聞こえてきます。ああ、いい天気だ、とゆったりと
明るい気分でのびをしたとたん、ああそうだった、夕べから
今朝方にかけて、嵐であったなあ、と思い出します。気にな
るのは、庭の花々のこと、あの嵐でどれくらい散ったことで
あろうか、というのです。春の明け方は、いくら眠っても眠
り足りるということはありません。この経験は、誰もが持っ
ています。
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3月から咲く花「菫 (すみれ)」
開花時期は、 3/10 ~ 5/10頃。
・花の形が、
大工道具の”墨入れ”に似ている
ことによる。
「すみいれ」の呼びがしだいに
「すみれ」になった。
(私は見たことありませんが、
木や石に直線を
引く(描く)ときに、
墨糸を用いる
”墨壷(すみつぼ)”
という大工道具があって、
これを”墨入れ”とも
呼ぶそうです。
ちなみに、筆習字をするときに
黒い墨汁を入れるのは
「墨入れ」ではなく
「硯(すずり)」ですね)
・いろいろな種類がある。
国産、外国種とも
合わせると数百種類。
・「菫(すみれ)色」■
→ 色 いろいろ へ
・花とは別に、
目立たない「閉鎖花」をつけ
そこでタネをつくる。
・園芸品種にパンジーがある。
・別名
「墨入れ」(すみいれ)
→ 上記参照
「相撲取草」(すもうとりぐさ)
・1月29日、2月1日の
誕生花(菫)
4月17日の誕生花(匂菫)
・花言葉は
「思慮、思慮深い、思い」(菫)
「奥ゆかしい、
控えた美しさ」(匂菫)
・「春の野に
菫つみにと
来(こ)し我そ
野をなつかしみ
一夜寝にける」
万葉集
山部赤人
「山路(やまじ)きて
なにやらゆかし
菫草(すみれぐさ)」
野ざらし紀行
松尾芭蕉
(季節の花300より)