名言名句(189)
「卒業の歌山峡(やまかい)の雪解ける」『光 秋』
三月の末は、各種の学校の卒業式。未来に胸膨らませ、
希望に燃えて学窓を巣立って行く若者たちの姿は、
かっての私の姿でもあったと思うと、再びかえらない
少年時代、青春時代が、懐かしく偲ばれます。精神的にも
何一つ障害物のないそれらの若い日々、まさに前途洋々
でした。戦後間もないころ、昼間部の定時制高校があって、
家の農作業を手伝わなければならなかった私は、そこで
勉強しました。今でいう五日制の高校で、週に二日は、母の
農作業や叔父の家の農作業を手伝いました。この句は卒業の
前の年に、文学少年の一年先輩のK氏が卒業するその日、残雪
の残っている山峡を見て私が作ったのです。「蛍の光」を念頭
においた句ですが、その歌声が、長く寒かった冬の季節から一
挙に春を呼び寄せるのです。春は、陽光の季節です。季節の明
るさは、希望の明るさを予感させます。将来の幸せが待ち構え
てているというと言った期待が、若い胸に弾んでいます。
==================================
3月から咲く花「十月桜」
開花時期は、10/20 ~ 翌 1/10頃。
(二度咲き→ 3/20 ~ 4/10頃)。
・花弁は白、または、うすピンク色。
・全体のつぼみの3分の1が
10月頃から咲き
(開花ピークは11月)、
残りの3分の2は春に咲く。
1年に2回楽しめる。
春の花のほうが少し大きいらしい。
秋や冬に、
「季節はずれに桜が咲いてるな」
というときは
この十月桜であることが多い。
・同様に、
秋から冬にかけて咲く桜に
「冬桜」がある。
(上記「写真集 2」に掲載)
「十月桜」と「冬桜」は似ていて、
「十月桜」の花びらはやや細めで、
八重のものもあり、
「冬桜」の花びらは太めで、5枚。
(両方並んでたら区別は難しそう・・)。
群馬県藤岡市鬼石(おにし)に
冬桜の名所がある。
十月桜も含めて、
秋から冬にかけて咲く桜のことを
総称して「冬桜」と
呼ぶこともあるようだ。
・秋冬に咲く「桜」には
子福桜(こぶくざくら) もある。
(季節の花300より)
「卒業の歌山峡(やまかい)の雪解ける」『光 秋』
三月の末は、各種の学校の卒業式。未来に胸膨らませ、
希望に燃えて学窓を巣立って行く若者たちの姿は、
かっての私の姿でもあったと思うと、再びかえらない
少年時代、青春時代が、懐かしく偲ばれます。精神的にも
何一つ障害物のないそれらの若い日々、まさに前途洋々
でした。戦後間もないころ、昼間部の定時制高校があって、
家の農作業を手伝わなければならなかった私は、そこで
勉強しました。今でいう五日制の高校で、週に二日は、母の
農作業や叔父の家の農作業を手伝いました。この句は卒業の
前の年に、文学少年の一年先輩のK氏が卒業するその日、残雪
の残っている山峡を見て私が作ったのです。「蛍の光」を念頭
においた句ですが、その歌声が、長く寒かった冬の季節から一
挙に春を呼び寄せるのです。春は、陽光の季節です。季節の明
るさは、希望の明るさを予感させます。将来の幸せが待ち構え
てているというと言った期待が、若い胸に弾んでいます。
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3月から咲く花「十月桜」
開花時期は、10/20 ~ 翌 1/10頃。
(二度咲き→ 3/20 ~ 4/10頃)。
・花弁は白、または、うすピンク色。
・全体のつぼみの3分の1が
10月頃から咲き
(開花ピークは11月)、
残りの3分の2は春に咲く。
1年に2回楽しめる。
春の花のほうが少し大きいらしい。
秋や冬に、
「季節はずれに桜が咲いてるな」
というときは
この十月桜であることが多い。
・同様に、
秋から冬にかけて咲く桜に
「冬桜」がある。
(上記「写真集 2」に掲載)
「十月桜」と「冬桜」は似ていて、
「十月桜」の花びらはやや細めで、
八重のものもあり、
「冬桜」の花びらは太めで、5枚。
(両方並んでたら区別は難しそう・・)。
群馬県藤岡市鬼石(おにし)に
冬桜の名所がある。
十月桜も含めて、
秋から冬にかけて咲く桜のことを
総称して「冬桜」と
呼ぶこともあるようだ。
・秋冬に咲く「桜」には
子福桜(こぶくざくら) もある。
(季節の花300より)