名言名句(「187」)
「私はもう60にちかい老人だが、しかい、もし幸にも天が私に、
私の祖母や父や母やの長寿を恵んでくれるならば、私は、私の最
も愛するこの日本に、私の愛する娘たちや孫たちの住んでいるこの
日本の社会に、私が涙をこぼして喜ぶであろうような変化が到来
する日を、生きた眼でで見ることが出来るであろう」『川上肇(はじめ)』
日本におけるマルクス主義経済学の研究及び啓蒙に専心した
川上肇(1987-1946)の『自叙伝』にある言葉ですが、
農民党、日本共産党などの運動に従事した思想的な経歴を抜
きにしても、愛する日本の国が平和な日々をもつことを望む
気持ちは、万人共通の願いでしょう。長寿を恵まれれば、
「この日本の社会に、私が涙をこぼして喜ぶであろうような
変化が到来する日」とは、川上肇の理想とする国家の出現と
いえますが、より豊かに、より平和な国家という意味と受け
止めても良いのです。
========================
3月から咲く花「杏(あんず)」
開花時期は、 3/20 ~ 4/ 5頃。
・中国原産で、
奈良時代に、梅とともに
中国から渡来したといわれる。
・漢名の「杏子」の唐音から
「あんず」となった、
または、
「甘酢梅(あますうめ)」
が変化して
「あんず」になったとも。
・ピンク色の花は桜によく似ている。
白っぽい花もある。
花びらを支える部分は赤色。
いずれも、開花は
桜 より少し早いようだ。
幹の部分は桜と同じく
横向きの線が入る。
また、「豊後梅(ぶんごうめ)」は
梅と杏の中間種らしく、
杏と豊後梅は、そっくり♪。
(名前の看板がないと
なかなか区別できません)
・実(み)は食べられる。
”アプリコット”。
すっぱくて、あまり甘くないが、
柔らかい。6月頃熟す。
外見上は桃(もも)の実と
そっくりだが、
桃よりだいぶ小さい。
・タネの中の核の部分を
「杏仁(きょうにん)」と呼び、
せきどめなどの
生薬として使われる。
桃(もも)のタネの
「桃仁(とうにん)」に
よく似ている。
また、「杏仁」は
「あんにん」とも呼び、
「杏仁豆腐(あんにんどうふ)」で
おなじみ♪。
でも、杏仁豆腐は、実際には、
この杏仁とよく似ている
「アーモンド」の実を
使っていることが多いようだ。
(アーモンドエッセンス)
・長野県千曲市
(旧「更埴市」、
長野市の南)に
「あんずの里」があり、
毎年4月上旬~中旬頃
観光客で賑わう。
(季節の花300より)
「私はもう60にちかい老人だが、しかい、もし幸にも天が私に、
私の祖母や父や母やの長寿を恵んでくれるならば、私は、私の最
も愛するこの日本に、私の愛する娘たちや孫たちの住んでいるこの
日本の社会に、私が涙をこぼして喜ぶであろうような変化が到来
する日を、生きた眼でで見ることが出来るであろう」『川上肇(はじめ)』
日本におけるマルクス主義経済学の研究及び啓蒙に専心した
川上肇(1987-1946)の『自叙伝』にある言葉ですが、
農民党、日本共産党などの運動に従事した思想的な経歴を抜
きにしても、愛する日本の国が平和な日々をもつことを望む
気持ちは、万人共通の願いでしょう。長寿を恵まれれば、
「この日本の社会に、私が涙をこぼして喜ぶであろうような
変化が到来する日」とは、川上肇の理想とする国家の出現と
いえますが、より豊かに、より平和な国家という意味と受け
止めても良いのです。
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3月から咲く花「杏(あんず)」
開花時期は、 3/20 ~ 4/ 5頃。
・中国原産で、
奈良時代に、梅とともに
中国から渡来したといわれる。
・漢名の「杏子」の唐音から
「あんず」となった、
または、
「甘酢梅(あますうめ)」
が変化して
「あんず」になったとも。
・ピンク色の花は桜によく似ている。
白っぽい花もある。
花びらを支える部分は赤色。
いずれも、開花は
桜 より少し早いようだ。
幹の部分は桜と同じく
横向きの線が入る。
また、「豊後梅(ぶんごうめ)」は
梅と杏の中間種らしく、
杏と豊後梅は、そっくり♪。
(名前の看板がないと
なかなか区別できません)
・実(み)は食べられる。
”アプリコット”。
すっぱくて、あまり甘くないが、
柔らかい。6月頃熟す。
外見上は桃(もも)の実と
そっくりだが、
桃よりだいぶ小さい。
・タネの中の核の部分を
「杏仁(きょうにん)」と呼び、
せきどめなどの
生薬として使われる。
桃(もも)のタネの
「桃仁(とうにん)」に
よく似ている。
また、「杏仁」は
「あんにん」とも呼び、
「杏仁豆腐(あんにんどうふ)」で
おなじみ♪。
でも、杏仁豆腐は、実際には、
この杏仁とよく似ている
「アーモンド」の実を
使っていることが多いようだ。
(アーモンドエッセンス)
・長野県千曲市
(旧「更埴市」、
長野市の南)に
「あんずの里」があり、
毎年4月上旬~中旬頃
観光客で賑わう。
(季節の花300より)