名言名句(275)
「静かに流れて行く水を眺めていると、
自分の心は段々と光ってきた」『木村 孝』
「春の雲」という題の二行詩である。たった二行で、
人の心の澄んで行く状態を表現しています。人間は、
どのような立場、環境にあっても、おのれの心が
いつも澄んでいることを願うものです。世の中が汚れ
ているものだと思えば思うほど、猶更、その思いは濃
くなります。とくに春の季節は、自然が緑一色に浄化
されているだけに、人は、自然と同様の清浄な色彩を
自分自身の心の中にもちたいと願望するのでしょう。
少年時代を山奥の山村で過ごした私にも、似たような
経験があります。春の雲の下で、小川の流れに眼を当
てていると、奇妙なことに、自分の心の中に光るもの
を生じる気がしたことがあります。静かに澄んだ水の
流れのように、これから先の人生を歩いて行きたい、
そのような気持ちが、じわじわと生じて来たのです。
=================================
5月から咲いている花「雪ノ下 (ゆきのした)」
開花時期は、 5/15 ~ 7/ 5頃。
・花びらのうち、
下向きの2枚が長い。
・葉の表には
葉脈に沿って白い斑がある。
・名前は、雪のような
白い花をかぶって
その下に緑の葉を広げるから。
白い舌状の花の形から
「雪の舌」、
それが転じて「雪の下」、
との説もある。
・漢名は「虎耳草」。
まだらで毛のある
丸い葉っぱにちなむ。
・葉はいろいろ使える。
けがをしたらこの葉を
火にあぶって患部に貼ると
効き目がある。
(昔からやけどなどの
貼り薬(もんだ葉っぱ)、
中耳炎やひきつけの薬
(しぼり汁)として
重宝された。)
また、天ぷらにしてもおいしい。
(花は食べない)
(季節の花300より)
「静かに流れて行く水を眺めていると、
自分の心は段々と光ってきた」『木村 孝』
「春の雲」という題の二行詩である。たった二行で、
人の心の澄んで行く状態を表現しています。人間は、
どのような立場、環境にあっても、おのれの心が
いつも澄んでいることを願うものです。世の中が汚れ
ているものだと思えば思うほど、猶更、その思いは濃
くなります。とくに春の季節は、自然が緑一色に浄化
されているだけに、人は、自然と同様の清浄な色彩を
自分自身の心の中にもちたいと願望するのでしょう。
少年時代を山奥の山村で過ごした私にも、似たような
経験があります。春の雲の下で、小川の流れに眼を当
てていると、奇妙なことに、自分の心の中に光るもの
を生じる気がしたことがあります。静かに澄んだ水の
流れのように、これから先の人生を歩いて行きたい、
そのような気持ちが、じわじわと生じて来たのです。
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5月から咲いている花「雪ノ下 (ゆきのした)」
開花時期は、 5/15 ~ 7/ 5頃。
・花びらのうち、
下向きの2枚が長い。
・葉の表には
葉脈に沿って白い斑がある。
・名前は、雪のような
白い花をかぶって
その下に緑の葉を広げるから。
白い舌状の花の形から
「雪の舌」、
それが転じて「雪の下」、
との説もある。
・漢名は「虎耳草」。
まだらで毛のある
丸い葉っぱにちなむ。
・葉はいろいろ使える。
けがをしたらこの葉を
火にあぶって患部に貼ると
効き目がある。
(昔からやけどなどの
貼り薬(もんだ葉っぱ)、
中耳炎やひきつけの薬
(しぼり汁)として
重宝された。)
また、天ぷらにしてもおいしい。
(花は食べない)
(季節の花300より)