季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「雪ノ下 (ゆきのした)」

2018-06-10 04:23:17 | 暮らし
名言名句(275)

「静かに流れて行く水を眺めていると、

自分の心は段々と光ってきた」『木村 孝』



「春の雲」という題の二行詩である。たった二行で、

人の心の澄んで行く状態を表現しています。人間は、

どのような立場、環境にあっても、おのれの心が

いつも澄んでいることを願うものです。世の中が汚れ

ているものだと思えば思うほど、猶更、その思いは濃

くなります。とくに春の季節は、自然が緑一色に浄化

されているだけに、人は、自然と同様の清浄な色彩を

自分自身の心の中にもちたいと願望するのでしょう。

少年時代を山奥の山村で過ごした私にも、似たような

経験があります。春の雲の下で、小川の流れに眼を当

てていると、奇妙なことに、自分の心の中に光るもの

を生じる気がしたことがあります。静かに澄んだ水の

流れのように、これから先の人生を歩いて行きたい、

そのような気持ちが、じわじわと生じて来たのです。

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5月から咲いている花「雪ノ下 (ゆきのした)」

開花時期は、 5/15 ~ 7/ 5頃。
・花びらのうち、
 下向きの2枚が長い。
・葉の表には
 葉脈に沿って白い斑がある。

・名前は、雪のような
 白い花をかぶって
 その下に緑の葉を広げるから。
 白い舌状の花の形から
 「雪の舌」、
 それが転じて「雪の下」、
 との説もある。

・漢名は「虎耳草」。
 まだらで毛のある
 丸い葉っぱにちなむ。


・葉はいろいろ使える。
 けがをしたらこの葉を
 火にあぶって患部に貼ると
 効き目がある。
 (昔からやけどなどの
  貼り薬(もんだ葉っぱ)、
  中耳炎やひきつけの薬
  (しぼり汁)として
  重宝された。)
 また、天ぷらにしてもおいしい。
   (花は食べない)

(季節の花300より)



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