名言名句(283)
「大小は小人(しょうじん)の過を責めず」『古詩源』
大人とは、大徳ある人ということ。小人は、徳のない人のことで、
の高い人は、徳のない人の過ちを責めないものである、の意味。
ひらたくいうと、教養があり品性のある人は、無思慮で品性の
劣った人の過失を責めない、ということです。大徳ある人の度量
の広さを言っています。職場の秩序や仕事の能力を妨害するよう
な行動を取る部下に対して厳格な態度でのぞまなければなりませ
んが、そういうことのない部下に対しては、仕事ののめりこみが
少々遅かったり、小さなミスを犯すくらいであれば、極度に厳格
な態度をとるのは考えものです。監督者が心に刻んでおきたい文
句ともいえるでしょう。それに、監督者は、大人を理想としてい
るものです。
===========================
5月から咲いている花「立葵 (たちあおい)」
開花時期は、 5/25 ~ 8/末頃。
・小アジア、または中国の原産。
・中国の唐の代以前は
「蜀葵(しょくき)」の
名前で名花とされた。
日本では、
平安時代は「唐葵」と呼ばれたが
江戸時代に今の「立葵」になった。
・人の背丈以上になり、
ぐんぐん伸びる。
・「葵」とはふつう、
この「立葵」のことを指すらしい。
「あおい」は、葉がどんどん
太陽の方に向かうところから、
「あうひ」(仰日)の意。
京都で毎年5月中旬に行われる
「葵祭り(あおいまつり)」の
「葵」は
この「立葵」ではなく、
江戸徳川家の紋所として知られる、
「双葉葵(ふたばあおい)」
のこと。
・別名
「葵(あおい)」
「花葵(はなあおい)」
「梅雨葵(つゆあおい)」
「唐葵(からあおい)」
「ホリホック」
「ホリーホック」
英名。
”ホリーホック聖地”から
きており、
12世紀頃の十字軍が
シリアからこの花を
持ち帰ったことから。
・「梨棗(なしなつめ)
黍(きみ)に
粟(あは)嗣(つ)ぎ
延(は)ふ 田葛(くず)の
後も逢(あ)はむと
葵(あふひ)花咲く」
万葉集
「くやしくぞ
つみをかしける あふひ草
袖のゆるせる
かざしならぬに」
源氏物語 柏木
(季節の花300より)
「大小は小人(しょうじん)の過を責めず」『古詩源』
大人とは、大徳ある人ということ。小人は、徳のない人のことで、
の高い人は、徳のない人の過ちを責めないものである、の意味。
ひらたくいうと、教養があり品性のある人は、無思慮で品性の
劣った人の過失を責めない、ということです。大徳ある人の度量
の広さを言っています。職場の秩序や仕事の能力を妨害するよう
な行動を取る部下に対して厳格な態度でのぞまなければなりませ
んが、そういうことのない部下に対しては、仕事ののめりこみが
少々遅かったり、小さなミスを犯すくらいであれば、極度に厳格
な態度をとるのは考えものです。監督者が心に刻んでおきたい文
句ともいえるでしょう。それに、監督者は、大人を理想としてい
るものです。
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5月から咲いている花「立葵 (たちあおい)」
開花時期は、 5/25 ~ 8/末頃。
・小アジア、または中国の原産。
・中国の唐の代以前は
「蜀葵(しょくき)」の
名前で名花とされた。
日本では、
平安時代は「唐葵」と呼ばれたが
江戸時代に今の「立葵」になった。
・人の背丈以上になり、
ぐんぐん伸びる。
・「葵」とはふつう、
この「立葵」のことを指すらしい。
「あおい」は、葉がどんどん
太陽の方に向かうところから、
「あうひ」(仰日)の意。
京都で毎年5月中旬に行われる
「葵祭り(あおいまつり)」の
「葵」は
この「立葵」ではなく、
江戸徳川家の紋所として知られる、
「双葉葵(ふたばあおい)」
のこと。
・別名
「葵(あおい)」
「花葵(はなあおい)」
「梅雨葵(つゆあおい)」
「唐葵(からあおい)」
「ホリホック」
「ホリーホック」
英名。
”ホリーホック聖地”から
きており、
12世紀頃の十字軍が
シリアからこの花を
持ち帰ったことから。
・「梨棗(なしなつめ)
黍(きみ)に
粟(あは)嗣(つ)ぎ
延(は)ふ 田葛(くず)の
後も逢(あ)はむと
葵(あふひ)花咲く」
万葉集
「くやしくぞ
つみをかしける あふひ草
袖のゆるせる
かざしならぬに」
源氏物語 柏木
(季節の花300より)