一日一名言(55)
しかし私は出て行かなかった。自分の席でじっとしていた
日本代表団 国際連盟総会から退場した際のフレデリック・モアーの
ことばである。場所はスイス・ジュネーブ。首席の松岡洋右を先頭に、
日本代表団約二十人が疑似途中にも拘わらず、「劇的退場」を始めた。
前年に日本が承認した満州国の存在を否定する勧告案が、圧倒的多数で
採決されたことに対する抗議だった。モアーは理解者であった。
その彼は冒頭のように一人、会場に残った。
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11月に咲いている花「イヌタデ(アカマンマ) [犬蓼」
花の特徴 茎先に長さ1センチから5センチの穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、紅色の小花をたくさんつける。 花弁はなく、花弁のように見えるのは萼である。 萼は5つに深く裂けて花びらのように見える。 雄しべは8本、花柱(雌しべ)は3本である。
葉の特徴 葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
実の特徴 花の後にできる実はそう果(果実の中に1つだけ種子があり開かない)で、黒く熟する。
その他 イヌタデの名には「食べられない蓼」という意味合いがある。 料理に使うのはヤナギタデで、別名をホンタデ、マタデなどという。 別名をアカマンマという。 俳句では、「犬蓼の花」「赤のまま」「赤まんま」などが秋の季語である。 属名の Persicaria は「persica(モモ)」に由来する。葉がモモの葉に似ているという意味である。 種小名の longiseta は「長い刺毛の」という意味である。
(花図鑑より)