平安末期、平家の財源であった佐賀県神埼の年貢米を博多の港に運ぶために使われた道。街道の通る春振山地は、かって山岳修験が盛んで、「信仰の道」の役割を果たした。
「肥前・筑前街道」は、肥前・佐賀では「筑前街道」、筑前・福岡では「肥前街道」と呼ばれていた。
肥前側の出発点にあたる佐賀県神埼町には弥生時代の大規模な遺跡である「吉野ケ里遺跡」があり、古代より農耕で栄えてきた地であった。
6月より咲いていた花「ねむの木」
開花時期は、 6/15頃~ 9/ 5頃。
7月後半頃は花が途絶えるが、8月になると
再び咲き始める。
・日当たりのよいところに生える。
・夏の夕方に、かわった紅の花を咲かせる。
花は化粧用の刷毛(はけ)に似ている。
・オジギソウの葉は触るとシューッと閉じるが、
ネムノキの葉は触っただけでは閉じない。
夜になるとゆっくりと自分で閉じる。
それがまるで眠るようなので「眠りの木」、
そしてしだいに「ねむの木」に変化していった。
・地方によっては七夕の日に「ネム流し」といって
合歓の木の枝と大豆の葉を川の流れに流して
邪気をはらう行事がある。
・地方によっていろんな呼び名があるが、
(ねんねの木、眠りの木、日暮らしの木・・・)
眠りを意味するものがほとんど。
(季節の花300より)