季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

肥前・筑前街道

2007-09-03 06:54:35 | インポート

平安末期、平家の財源であった佐賀県神埼の年貢米を博多の港に運ぶために使われた道。街道の通る春振山地は、かって山岳修験が盛んで、「信仰の道」の役割を果たした。

「肥前・筑前街道」は、肥前・佐賀では「筑前街道」、筑前・福岡では「肥前街道」と呼ばれていた。
肥前側の出発点にあたる佐賀県神埼町には弥生時代の大規模な遺跡である「吉野ケ里遺跡」があり、古代より農耕で栄えてきた地であった。


6月より咲いていた花「ねむの木」

開花時期は、  6/15頃~  9/  5頃。   
  7月後半頃は花が途絶えるが、8月になると   
  再び咲き始める。                           
・日当たりのよいところに生える。             
・夏の夕方に、かわった紅の花を咲かせる。     
  花は化粧用の刷毛(はけ)に似ている。       
オジギソウの葉は触るとシューッと閉じるが、 
  ネムノキの葉は触っただけでは閉じない。     
  夜になるとゆっくりと自分で閉じる。         
  それがまるで眠るようなので「眠りの木」、   
  そしてしだいに「ねむの木」に変化していった。
 ・地方によっては七夕の日に「ネム流し」といって
  合歓の木の枝と大豆の葉を川の流れに流して   
  邪気をはらう行事がある。                   
・地方によっていろんな呼び名があるが、       
  (ねんねの木、眠りの木、日暮らしの木・・・)
  眠りを意味するものがほとんど。 

(季節の花300より) 

   


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長崎街道⑦

2007-09-02 05:59:11 | インポート

 内野宿は、吉田松陰が「寂寥(せきりょう)の山駅にして、海遠く山深し」と綴った宿場である。
内野には、かって脇本陣だった「長崎屋」「小倉屋」が、当時の佇まいのままに残されている。また、三叉路となった地点に「太宰府天満宮米山越道」と書かれた「石碑」が立ち、ここが古代に造られた太宰府に通じる道「米山官道」の分岐点であったことを示している。

最寄りの駅=JR筑豊本線・筑前山家、筑前内野


6月より咲いていた花「くちなし

開花時期は、  6/15頃~  7/  末頃。
  一重ものは早咲きで八重ものはやや遅咲き。
・いい香り。遠くからでも香ってくる。     
  香りでは春の沈丁花、秋の金木犀に並ぶ。

・実(み)はオレンジ色で薬用・染料になる。 無毒なので布以外にきんとん、たくあんの 着色料にもなる。 (季節の花300より) 

               


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長崎街道⑥

2007-09-01 07:19:47 | インポート

険しい山道を辿って行くと小さな石橋があり、その近くには「首なし地蔵堂」がある。昔、冷水峠に追いはぎが出没していたが、ある時、地蔵の首がなくなり、それ以来追いはぎが出なくなったという。
この地蔵堂の先は、石畳の道となる。

冷水峠を下ると、道は山間の低地づたいに延び、内野宿に至る。


6月より咲いていた花「南天」

開花時期は、  6/15頃~  7/10頃。
・花は比較的地味な白いもの。真ん中は黄色。
・漢名の「南天燭」を略して「南天」。     
  「なんてん」は「南天」を音読みしたもの。
・秋に赤い実をつける。                   
  鳥が食べない限り冬中見ることができる。 
          (鳥の大好物のようです)       
  実を乾燥させたものには「せき」止めの   
  効き目がある → のどあめがありますね。 
  また、葉には「ナンジニン」という成分を 
  含み、殺菌効果がある。                 
(季節の花300より)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする