(江戸から三十五番目の宿)、新田宿から十一町(1.2km)、宿の長さ六町五十三間(約750m)、久来石宿へ二十三町(2.5Km)、矢吹駅前の通りの200m先で交差している道が、旧街道でこの近辺が矢吹宿の中心であった。
現在は、矢吹町の中心市街地となり、旧街道の面影を感じさせるものは少ない。町中に宿の名前の由来となった矢吹神社がある。
駅前通りの手前、東邦銀行の角に矢吹町道路元標の石があり、そこを左にはいったところに大福寺がある。戊辰戦争で矢吹に本陣を敷いた仙台水沢藩(現・宮城県登米(とめ)市登米(とよま)町)の戦死者が埋葬されている。彼らの故郷登米は、芭蕉が泊まったところでもある。
大福寺の北にある神社が宿の名前の由来となった矢吹神社だ。明治37年の建設という社殿は、トタン葺切妻屋根の下にピンクの鉄製開き扉を取り付けた、一見倉庫風の建物に見える。八幡太郎義家が奥州征伐の途上建てた八幡社で、その屋根を矢柄で葺いた事から矢吹の名が付いたと伝わっている。
矢吹宿の街並み
冬の花「カランコエ」
秋から初冬にかけて咲く。
(温室ものは春まであるようです)
・葉っぱは多肉質。花色が鮮やか。
・アフリカ東部のマダガスカル島を
中心とした、熱帯地方原産。
・別名「紅弁慶(べにべんけい)」
赤く強壮な花なので。
・3月21日の誕生花
・花言葉は「幸福を告げる」
(季節の花300より)