季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「時計草 (とけいそう)」

2021-06-20 04:47:10 | 暮らし
人生日訓(710)

「古人もみな金骨にあらず」

曹洞宗を開いた道元の言葉である。これは決して古人を軽蔑した

わけではないが、とかく上代古代と聞くと、聖人ばかり生きて居

たような錯覚を起こし易いのである。仏在世にも下根劣機の人間

がいたから、自分を卑しめてはいけない。古人の苦しかったこと

は現代人にも苦しく、お互いに苦しんでいたことをを上世の人々

も等しく苦しんでいたのだと、同一道の自覚を持ったの意である。

鋭い抵抗と、厳しい自覚の言葉である。

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6月から咲く花「時計草 (とけいそう)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 8/10頃。 ・ブラジル原産。  1730年頃に渡来。 ・パラグアイの国花。 ・名前のとおり、  壁掛けの時計盤のような  咲きかたをする。  とてもユニークな形♪。 ・実は丸っこく、  秋にオレンジ色になる。 ・別名  「パッションフラワー」(時計草) ・「果物時計草  (パッションフルーツ)」は  この時計草の仲間。  時計草とは葉っぱの形が異なり、  葉のふちが少しギザギザ。  実(み)は時計草よりも大きい。

(花図鑑より)


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季節の花「茄子 (なす)」

2021-06-19 05:10:26 | 暮らし
人生日訓(709)

「重い石を持つ」

ちょっと自分の出社が遅れたばかりに、重い石を持たされたと

する。いやな気、貧乏くじを引いた気がするが、反対に、自分

から進んで重い方にとりかかって見ると、これで同僚の身代わ

りに少しでもなれるのだという人道的な気持ちも湧いてくるし

、重いの、軽いもという小さいところを乗り越えて広がって

いる人生も楽しく、何か生き甲斐をさえ感じてくる。別段重い

石を重いとも思わぬファイトさえも湧いてくるのである。

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6月から咲く花「茄子 (なす)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 8/ 5頃。 ・インド原産、奈良時代に渡来。  野菜栽培。 ・花はうす紫色。 ・夏に採れる野菜なので  「夏実(なつみ)」、  それがしだいに変化して  「なすび」、  それが省略されて  「なす」になった。  また、「梨実(なしみ)」が  変化したもの、  ともいわれる。 ・「茄子紺(なすこん)」   → 色 いろいろ へ ・お盆の頃に、道の軒先などで  「精霊馬(しょうりょううま)」を  ときどき見かける。   (写真集参照 ↑)  ご先祖様が乗る「馬」はキュウリで  荷を引かせる「牛」はナス。 ★ことわざ  「親の意見と茄子の花は   千に一つも無駄がない」   (茄子は、実を結ばないような    無駄な花はない。    = 全て有効である、の意)  「瓜(うり)のつるに茄子はならぬ」   ”トンビが鷹を生む”    と同じ意味。    親子関係を表わすことわざ。    実際にはありえないこと。 ・薬効   ねんざ、はれもの ・薬用部位 実、へた、茎

(花図鑑より)


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季節の花「アカンサス」

2021-06-18 04:31:54 | 暮らし
人生日訓(708)

「隠れたる者に知られぬはなし」

「臭いものに蓋」というけれども、悪臭はやがてみんなの鼻を

ついて嫌がられる、蔽われたものは必ず時を待って現れるし、

隠したものは、ついには、世人に知られてくる。早い、遅いは

あっても、物の道理として、隠しきれるものではない。おい被

せるものではない。従って、自分の行動について自信を持って

いい。すぐ世間の目につこうが、つくまいが、天地自然の道理

として、必ず徳には隣が有るし、悪事は、いつの日にかは世人

の目についてくる。自分の行動に自信を持ち、責任を持つべき

だと思う。これは全く筆者の我流の受け取り方であろう。

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6月から咲く花「アカンサス」

開花時期は、 6/ 5 ~ 7/20頃。 ・おもしろい花のつきかたをする。 ・人の背丈以上になる。 ・地中海沿岸原産。  日本には大正時代に渡来。 ・古代ギリシャ建築に使われた、  コリント様式の柱の頭の部分は、  このアカンサスが  題材となっている。  紀元前5世紀のギリシャ時代、  ある彫刻家が  コリントという土地で、  女の子のお墓にあった  アカンサスの姿形から  ヒントを得て、  コリント様式の建築物を  作ったらしい。 ・ギリシャの国花。 ・別名  「葉薊(はあざみ)」。    ギザギザな葉が    薊の葉に似ている。

(花図鑑より)

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季節の花「石榴 (ざくろ)」

2021-06-17 04:32:59 | 暮らし
人生日訓(707)

「あたたかい心で接する」

論語の冒頭で言っているように。「朋(とも)あり、

遠方より来る、また楽しからずや」という気分で友

人に接したいものである。わざわざ自分を訪ねて来

てくれたのである。自分が他人を訪ねたときのこと

を思い返して、他人、友人を、あたたかい心持、和

顔愛語で迎えたいものである。

ウォーキングの思い出



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6月から咲く花「石榴 (ざくろ)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 7/20頃。 ・西南アジア原産。  日本へは10~11世紀頃渡来。 ・若葉は赤いのでよく目立つ      (4月頃)。  なぜ若葉が赤くなるかは、  紅要黐(べにかなめもち)ご参照。 ・花のあとで落花した状態が、  「たこソーセージ」みたいで  おもしろい。 ・実(み)は食べられる。  不規則に裂けている。  種(タネ)が多いことから、  アジアでは昔から    子孫繁栄、豊穣のシンボル。 ・薬効   せきどめ、下痢どめ ・薬用部位 果皮、果汁 ・生薬名 「柘榴皮(せきりゅうひ)」 ・実に残る”帽子状”の  ガクの部分は  冠にも似ており  王冠をいただく果物として  権威の象徴にもなった。  昔のソロモン王の宮殿の柱頭には  このザクロが    デザインされたという。 ・呼び名の由来は  はっきりしないが、  おもしろい説として、  原産地近くの   ”ザグロブ山”の名前が由来、  というのがある。  ・男性陣の中にいる、  唯一の女性のことを  「紅一点」というが、  これは、中国の王安石が、  石榴の林の中に咲く花を  詠んだ詩から出た言葉。 ・リビアの国花。 ・「姫石榴(ひめざくろ)」は、  ふつうの柘榴より  花や葉っぱが小さく、  花は少し遅めで  夏から秋にかけて咲く。 ・「柘榴」とも書く。 ・「鈴なりの   石榴いろづき 埃風の   なかに揺るるよ   その赤き実が」    大橋松平  「ざくろの実   いまだ青しと 待ちしより   今日雨にぬるる 大き紅」    佐藤佐太郎 ・実の形が、  雄蛭木(おひるぎ)の花に似ている。  (たこソーセージみたい)

(花図鑑より)


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季節の花「夏椿 (なつつばき」

2021-06-16 04:34:44 | 暮らし
人生日訓(706)

「上(かみ)礼あらざれば下(しもととのわず)」

これは聖徳太子の言葉である。礼儀の形式化に抵抗を感じている

らしい人もいる。上の者がそっくり返って、ただ、一方的に若い

者から礼儀を求めようとしても少々無理ではあるまいか。こんな

ことは元々家庭のしつけからくることで、親が礼儀作法のお手本

を朝夕に示していれば、自然、子女の身についてくるものである。

とにかく、なごやかなムードを作りたかったら、責任者の方から、

先ず、そのお手本を示すことである。自然、若い者もそれに乗っか

ってくるものではなかろうか。

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6月から咲く花「夏椿 (なつつばき」

開花時期は、 6/ 5 ~ 7/10頃。  「椿」の名だが、  梅雨の頃に開花する。 ・すっきりした白色のきれいな花。  5枚の花びらの縁(ふち)には、  こまかいギザギザあり。 ・花の形が椿によく似ていて、  夏に開花することから「夏椿」。 ・幹はすべすべしている。 ・お寺によく植えられている。 ・「沙羅双樹(さらそうじゅ)」  と呼ばれることもあるが、  お釈迦(しゃか)様が  亡くなったときに  近くに生えていたことで有名な  「沙羅双樹」は、  全く別の熱帯樹のこと。  「沙羅双樹」は  日本ではあまり育たない。  では、なぜ夏椿が  この「沙羅双樹」に  間違われたのか・・・。  昔、ある僧侶が、  「仏教にゆかりのある沙羅双樹の   樹は、日本にもきっとあるはず」  と、  山に入っていろいろ探したところ、  夏椿の木を見て  「これが沙羅双樹だ♪」  と思い込み、  それを広めたため、  との説がある。  (ちなみに、釈迦が悟りを   開いたことで有名な木は    「インド菩提樹」)  「釈迦」いろいろ → 菩提樹 ・別名  「沙羅の木」(しゃらのき)。    沙羅双樹とまちがえたため    この別名がついた。

(花図鑑より)


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