季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「 インパチェンス 」

2023-08-21 04:34:42 | 暮らし
一日一名言(341)

己を愛す。是宜からこと第一なり。事の成らざるもの修行の

出来ぬも皆、己を愛するより生ず。聖人は決して己を愛せぬものなり

西郷隆盛は終生、死にぞこねたことを恥じた。「私はまるで土中の死骨」。

蘇生からひと月後、そう記している。しかし、この経験から、死生を一つとし

冒頭の言葉のように、己(私)を捨てる彼の思想が生まれたのだ。

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8月に咲いている花「 インパチェンス 」

花の特徴 花は3枚の萼片と3枚の花弁からなる。 花の色は朱色、紅色、赤紫、桃色、白などがある。 絞りや八重咲きもあり、斑入りの品種もある。

葉の特徴 葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。 葉の先は尖らない。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

この花について よく枝分かれをして茎先に次々と花をつけインパチェンスは属名だが、園芸的にはインパチェンス・ワレリアナのことを言う。 多くの園芸品種がある。 和名はアフリカホウセンカという。 園芸上は一年草として扱う。 属名の Impatiens はラテン語の「impa(否定)+tient(忍耐)」からきている。「我慢できない」という意味で、さく果にさわると急に弾けることから名づけられた。、花期も長い。 

(花図鑑より)

        

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季節の花「イモカタバミ(フシネハナカタバミ) [芋片喰]」

2023-08-20 04:27:56 | 暮らし
一日一名言(340)

万次郎は不思議な人だ。大名とも話すし乞食とも話す

中浜博『私のジョン万次郎』

大抜擢人事だった。土佐出身の26歳。漂流して米国に渡り、10年のちに帰国

した元漁民を「中浜万次郎」として直参に召し抱えたのだ。その万次郎の心に

は、冒頭の言葉のように、度胸と博愛が同居していた。

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8月に咲いている花 「イモカタバミ(フシネハナカタバミ) [芋片喰]」

花の特徴 花茎の先に十数個の花が散形につく。 花弁は5枚である。 花の色は濃い紅紫色で、濃い紅色の筋が入る。 花の真ん中も濃い紅色をしている。 雄しべの葯の色は黄色い。

葉の特徴 根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。 小葉の形はハート形をしている。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

その他 和名の由来は、芋のような塊茎によって増えるところからきている。 別名をフシネハナカタバミという。 日本へは戦後に渡来した。 現在では、栽培されていたものが逸出して各地で野生化し、道ばたなどに生える。 ムラサキカタバミに似ているが、こちらは花の真ん中は黄緑色である。 また、雄しべの葯の色は白い。 属名の Oxalis はギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」に由来する。この属の植物にはしゅう酸を含み酸っぱいものが多いことからきている。 種小名の articulata は「節目のある」という意味である。 

(花図鑑より)

       

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季節の花「イノコヅチ(ヒカゲイノコヅチ) [猪の子槌]」

2023-08-19 04:41:37 | 暮らし
一日一名言(339)

あのやり方は丁度「ナポレオン」が「モスクワ」に侵入し敗北

したのと同様、自惚れが過ぎて見透しが悪いのではないか

「あのやり方」とは、昭和16年(1941)六月、独軍が不可侵条約を一方的に

破棄し、ソ連に侵入したことをさす。昭和天皇は、1812年の同じ6月、ロシア

に侵入し、モスクワを攻め落としたが、最後には大敗したナポレオンの故事を

ひきながら、のちの海軍大臣、野村直邦に冒頭のように問いかけた。

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8月に咲いている花「イノコヅチ(ヒカゲイノコヅチ) [猪の子槌]」

花の特徴 葉のつけ根に長さ10センチから20センチくらいの穂状の花序を出し、緑色の小さな花をやや疎らにつける。 花被片は5枚で先は尖る。 仮雄しべがあるが、あまり目立たない。

葉の特徴 葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。

実の特徴 花の後にできる実は、長い楕円形の胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)である。 実には棘状の小苞があり、人間や動物にくっついて運ばれる。

この花について 茎は直立し、上部でもあまり枝分かれをしない。 近縁種のヒナタイノコヅチに比べて全体に毛が少ない。

その他 漢字では「牛膝」とも書く。 別名をヒカゲイノコヅチという。 これは近縁種のヒナタイノコヅチと対比してつけられた名前であるが、両者の差異は微細である。 和名の由来は、茎の節のふくらんだところを猪の膝頭に見立てたところからきているという。 俳句の季語は秋である。 属名の Achyranthes は「achyron(籾殻)+anthos(花)」に由来する。花の様子が籾殻のようであることを意味する。 種小名の bidentata は「二歯の」という意味である。衣服などにくっつくための2本の棘状の小苞を指す。 変種 

(花図鑑より)

       

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季節の花「ヌタデ(アカマンマ) [犬蓼]」

2023-08-18 04:40:34 | 暮らし
一日一名言(338)

すべての人種と地域に正義と自由をもたらすという、ただ一つの

目的のために米国は(第一次世界大戦に)参加したのであります

現職の米国大統領として初めての渡欧だった。ウィルソン大統領は前年、

「われわれはもはやローカルプレーヤーではない」と国民に訴えて対戦に

参加、英仏に勝利をもたらした。講和会議で、彼は冒頭のように述べ、世界

平和のやめに国際連盟を設立するよう提唱する。米国は、名実ともに世界を

リードする超大国へと脱皮しつつあった。

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8月に咲いている花「ヌタデ(アカマンマ) [犬蓼]」

花の特徴 茎先に長さ1センチから5センチの穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、紅色の小花をたくさんつける。 花弁はなく、花弁のように見えるのは萼である。 萼は5つに深く裂けて花びらのように見える。 雄しべは8本、花柱(雌しべ)は3本である。

葉の特徴 葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。

実の特徴 花の後にできる実はそう果(果実の中に1つだけ種子があり開かない)で、黒く熟する。

その他 イヌタデの名には「食べられない蓼」という意味合いがある。 料理に使うのはヤナギタデで、別名をホンタデ、マタデなどという。 別名をアカマンマという。 俳句では、「犬蓼の花」「赤のまま」「赤まんま」などが秋の季語である。 属名の Persicaria は「persica(モモ)」に由来する。葉がモモの葉に似ているという意味である。 種小名の longiseta は「長い刺毛の」という意味である。 

(花図鑑より)

       

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季節の花「イトバハルシャギク [糸葉春車菊]」

2023-08-17 04:41:33 | 暮らし
一日一名言(337)

こう言われたわ。欲望という名の電車に乗って、次に墓場と言う

のに乗り換えて、六つの角を通り越し、降りたらそこが極楽!

「欲望」「墓場」「極楽」。冒頭のこれらの言葉はいずれも駅の名前。

舞台に初めて現れた主人公の元教師、ブランチ・デュボアが口にするのだが、

観衆はのちにこの言葉が、ブランチの過去と現在、そして彼女の悲劇的な未来

をも示唆していることを知る。

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8月に咲いている花「イトバハルシャギク [糸葉春車菊]」

花の特徴 茎の上部に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、 花径5センチくらいの黄色い花(頭花)をたくさんつける。 舌状花は8枚で、キバナコスモスに似ている。

葉の特徴 細く切れ込んで糸状に分裂し、輪になって生える(輪生)。

実の特徴 そう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)

その他 属名の Coreopsis はギリシャ語の「coris(南京虫)+opsis(似た)」に由来する。そう果の形が南京虫に似ていることから。 種小名の verticillata は「輪生の」という意味である。 

(花図鑑より)

       

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